家計簿アプリ「マネーフォワード」は自分が取得している銀行口座と連携することが可能で、残高表示や支出・引き出しをスマホ一台で確認できるようになります。
効率良く家計簿をつけるためには必須のアプリですが、ゆうちょ銀行と連携しようとするとエラーが発生してしまいます。
コンテンツ
マネーフォワードで連携エラー発生
マネーフォワードでエラーが発生していますが、主なエラーは「連携」に関するエラーです。連携しようと思ったら連携画面が一向に進まないエラーで、当然ながら連携は完了できません。
マネーフォワードを活用できなくなる可能性のあるエラーなので、非常に重大なエラーだと考えてください。
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症状について
上記画像はマネーフォワードのホーム画面ですが、上記のように赤枠に銀行名だけ書かれてあって「連携する」という表示が出ている場合は、銀行登録はできているけど連携できていない状態です。
この画面から「連携する」を選択して連携に必要な処理(銀行IDでホームページログイン等)を終わらせれば連携が完了しますが、必要な情報を入力してもページが進まないことがあります。
「更新中のぐるぐるが消えない」「次の画面に行かない」というユーザーが続出していました。
エラーが起こっているか起こっていないかは、サイトが次のページにアクセスできなかったり、更新が行われる際に画面真ん中に表示される更新のぐるぐるが残っているかですぐにわかります。
当然、連携そのものも完了していないので、銀行口座を確認したり引き出し等から家計簿をつけることもできません。
マネーフォワードは「繋がりにくい問題が発生している」と告知を出していましたが、連携に関する問題なので、繋がりにくい(サーバーエラー)だけが問題でない可能性もあります。
主に「ゆうちょ銀行」で発生
連携できない・更新中のぐるぐるが消えないエラーは、主に「ゆうちょ銀行と連携しようとした時」に発生しています。
ゆうちょ銀行は給料振込の口座になっていないことが多いのでメインバンクとしてはあまり使われない傾向がありますが、全国どこにも営業所がある銀行なので、サブバンクとしては多くの人が活用しています。
そのため、今回のエラーの被害に遭った人は多く、一時的にゆうちょ銀行との連携が切れてしまい、再接続しようにもエラーが出て進めない状態となっていました。
他の銀行でも発生しているけどすぐに解決できる
連携できない可能性がある銀行
- ゆうちょ銀行
- 楽天銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 住信SBI
など
ゆうちょ銀行以外にも多くの銀行で連携できないようになっていて、特に「楽天銀行」はゆうちょ銀行と同じくらいユーザーが「連携できない」と声を上げていました。
ただし、ゆうちょ銀行以外の銀行と連携できない場合の対処法は既に見つかっていて、スマホ版マネーフォワード(アプリ版)ではなくPC版から再接続を行えば問題なく接続できます。
そのため、大きな問題となっているのは5月27日現在ではゆうちょ銀行の連携だけです。
原因について
現在、家計簿サービスにおいて繋がりにくい状態が発生しており、復旧に向けて作業を行っております。
ご利用の皆さまには、大変ご不便をおかけしますが、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。多大なご迷惑をお掛けいたしまして、誠に申し訳ございません。— マネーフォワード (@moneyforward) May 25, 2020
ゆうちょ銀行と連携できない問題については公式は特に何も言っていませんでしたが、「繋がりにくい状態となっている」とは説明していました。
これは5月25日に告知された内容で、5月27日でも現在進行形でエラーが発生しています。単純にマネーフォワードかゆうちょ銀行側のエラーの可能性もありますが、連携方法を変更したことによるエラーの可能性も考えられます。
マネーフォワードとゆうちょダイレクト(パソコンからゆうちょ銀行口座残高の確認ができるサービス)は、API方式というこの場合で言うならゆうちょダイレクトにアクセスしたままマネーフォワードで手続きを完了できる連携方法に切り替えています。
このAPI処理に時間がかかっているせいで、連携がなかなか終わらない可能性もあります。
マネーフォワードでゆうちょ銀行連携エラーが出る対処法
マネーフォワードでゆうちょ銀行に連携できないエラーが出た場合、このままの状態だと処理は終わりません。
スムーズに連携を完了させるには対処法を実践するしかありませんが、根本的な問題がマネーフォワードかゆうちょダイレクト側で起こっているので、ユーザーが対処するのは難しいです。
基本的には運営がアップデート等を行うか不具合を解消するのを待つしかありませんが、その場しのぎで問題が解決する可能性もあります。
マネーフォワード公式のお知らせを見る
【サービス復旧のお知らせ】2020年5月25日15:38から16:15の間、家計簿サービスにつきまして繋がりにくい状況が発生しておりましたが、復旧したことを確認しております。大変ご不便をおかけいたしましたこと深くお詫び申し上げますとともに、再発防止に努めて参ります。
— マネーフォワード (@moneyforward) May 25, 2020
マネーフォワードには公式Twitter(アカウントはこちらです)が存在しています。
この公式Twitterで上記のような不具合の情報や不具合が解消された旨、対処法等が記載されている可能性があるので、どんな症状が起こったとしてもまずは公式Twitterの告知を調べてみてください。
マネーフォワードを利用しているユーザーは多いので、彼らがゆうちょ銀行と連携できない旨のツイートを投稿している可能性もあります。Twitterで検索を活用して症状や対処法を調べてみるのもいいでしょう。
連携を解除しては絶対にダメ!
ゆうちょ銀行の連携が切れていた場合は、「取得エラー」として扱われています。このエラーが起こった際に絶対にやってはいけないことは「現在の連携を解除すること」です。
「連携」の隣にある「解除」を押してしまった場合、今までの明細データが全て失われてしまうからです。
ゆうちょ銀行でエラーが起こった場合は連携を解除せず、運営に問い合わせを行ってください。
PCからログインして再接続する
エラーが起きやすいのはマネーフォワードアプリ(スマホ版)から連携しようとした場合で、PC版でも少なからずエラーは発生しますが、そこまで発生頻度は高くありません。
ホーム画面からゆうちょ銀行の連携が外れていた場合(これはスマホで外れていたらPCでも外れるようになっています)、赤枠から「連携」を選択してください。
一回マネーフォワードでゆうちょ銀行と連携していた場合は既にゆうちょダイレクトに登録しているはずなので、自分の銀行口座番号を入力して「次へ」に進んで構いません。
ゆうちょダイレクトに申し込んでいない場合は赤枠の「ゆうちょダイレクトのお申込み(無料)」を選択しましょう。
ゆうちょダイレクト登録時に設定したパスワードと合言葉が問われますが、仮にゆうちょダイレクトに登録していなかったとしてもこの画面が開かれるので注意してください(その場合どんなパスワード・合言葉を入力しても先へは進めません)。
その後、ホーム画面に戻って連携処理が行われているか確認をします。
スマホ版だと連携がなかなかはじまりませんが、PC版だと連携がスムーズに終わって、すぐにでもゆうちょ銀行残高等をチェックできる可能性があります。
入力した口座番号などを再度確認する
万が一マネーフォワードで入力した口座番号が違った場合、本来なら連携処理が完了する前に入力エラーが出てしまいます。
しかし、入力エラーが出ずに先へ進めてしまった場合、一番最後の連携処理でエラーが発生し、結局連携が完了しない事態が弾き起こってしまいます。
連携する直前に入力したゆうちょ銀行の口座番号をよくチェックして、間違っていないか等を確認してください。
運営に問い合わせを行う
ユーザーから対処できない問題なので、素直に運営に問い合わせを行って、どうなっているのかを確認するのも良い対処法です。
まずは、どの画面からでもいいので一番下の「お問い合わせ」を選択してください。
問い合わせページにアクセスしますが、ここに詳しい症状を記載してください。
「ゆうちょ銀行に連携できない」だけでも多くの問い合わせが来ていることが予想できますので、マネーフォワード側もゆうちょダイレクトと協力して問題を解消する準備を整えてくれるでしょう。
その他の対処法
その他の対処法
- 端末の再起動
- アプリの再起動
- 通信環境のチェック
- 再インストール・更新
上記の対処法は、端末に原因があるせいでマネーフォワードでエラーが出た場合に活用可能です。
特に、通信環境のチェックは必須レベルで、WiFi等の調子がおかしいせいで時間がかかる連携処理が終わらない可能性は考えられます。この場合はWiFiだけでなくルーターや端末のWiFi接続状況も確認してください。
マネーフォワードは初回登録時になんらかのアカウント(Google・Twitter等)と連携して使うこととなるので、再インストールする際に特別な引き継ぎは必要なく、代わりにちゃんと連携しているアカウントを覚えておくことが大切です。