YouTubeアプリで動画を視聴している際に、別の動画の音声が流れる不具合がiOSとAndroidの一部のユーザーで発生しています。
以下で、他の動画の音声が流れる詳細や原因、対処法について徹底解説します。
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YouTubeで別の動画の音声が流れるバグの詳細
2019年2月の初め頃より、YouTubeアプリで動画を視聴している際に、他の動画の音声が同時に流れるエラーがiOSとAndroidの一部のユーザーで発生しています。
ユーザーがタップして再生した動画の音声に、重ねて別の動画の音声が同時に流れることがあり、視聴中の動画を見終わったり停止するなどして音を止めても、別の動画の音声がバックグラウンドで流れ続ける場合があります。
最近YouTubeがこんな感じでバグる
動画見てるとまた別の動画が同時再生されるし、YouTubeのホームで動画探してても音声だけが再生されるし、
なんなんこれ pic.twitter.com/luE71i0d2S— こばるとぱいん@明太子おいしい (@cobarutopainnn) February 10, 2019
全く症状が出ないユーザーがいる一方、一度不具合が発生したユーザーでは繰り返し同じ症状が現れているようです。
実際にエラーを経験したユーザーからは、はじめに見た動画から2、3本続けて別の動画の音声が流れるという報告も上がっています。
なぜ他の動画の音声が流れる?
原因としてはYouTubeの動画を再生できる他のアプリが干渉していることが考えられます。
YouTubeアプリを起動していなくてもSafariやGoogle Chromeなどのウェブブラウザ上で動画を再生することができますが、それらで以前に再生したことのある動画の音声が流れている可能性があります。
またTwitterの投稿に埋め込まれた動画はYouTubeアプリを起動しなければ再生できませんが、ブラウザでツイートを表示した場合にはYouTubeを起動しなくても再生可能です。
あくまで一例としてブラウザやTiwtterを紹介しましたが、他にもYouTubeを再生できるアプリは無数にあるため、特定のどのアプリが干渉しているかはユーザーの使用環境に左右されます。
対処法
YouTubeで別の動画の音声が同時に流れる場合の対処法を解説します。
アプリを再起動する
YouTubeアプリをタスクキルして再起動しましょう。
こちらの対処法でバックグラウンドで流れ続ける音声は止まりますが、バグが再発する場合は以下の方法を試してみましょう。
アプリのキャッシュやデータを削除する
アプリのキャッシュやデータを削除することで、不具合が改善する可能性があります。
キャッシュとは端末に保存された一時データのことで、以前読み込んだことのあるデータを保存しておくことで読み込み速度を向上させる機能です。
しかしキャッシュが溜まってくると動作が重くなったりエラーの原因になることがあります。
iPhone
iPhoneにインストール済みのアプリのキャッシュは、設定から削除できるアプリとできないアプリがあります。
YouTubeは設定からキャッシュを削除できないので、一度アプリを削除して再インストールを行いましょう。
Android
Androidの場合はスマホの設定からキャッシュを削除しましょう。
以下でAndroid8.0のバージョンを使って手順を解説します。
まずはYouTubeアプリのアイコンを長押しし、「i」ボタンをタップしてアプリ情報を開きましょう。
アプリ情報を開けない場合は設定アプリを開き、「アプリと通知」をタップしましょう。
「アプリ情報」→「YouTube」とタップしましょう。
「ストレージ」→「キャッシュを削除」をタップしましょう。
YouTubeアプリをアップデートする
ストアでYouTubeアプリのアップデートが配信されていたらインストールしましょう。
最新版のアプリでは不具合が改善されている可能性があります。
全アプリをアップデートする
他のアプリが干渉している可能性もあるため、アップデート可能なアプリがあれば全て更新しましょう。
iOSをアップデートする
古いバージョンのOSが不具合の原因の可能性があります。
iOSがアップデート可能な場合はインストールしましょう。
それでもダメなら?
YouTube側で不具合を確認している場合は、アップデートで修正されていることがあります。
公式ヘルプでも別の動画の音声が流れる現象については話題に上がっており、同様の現象が起きているユーザーも多いようです。
2019年2月19日に一度は修正が入っているですが、同じ症状が引き続き出ているようなので、今後のYouTubeのアップデートで修正されるのを待ちましょう。