今回はTwitterでアカウントがロックされて利用出来なくなったという声が多いので、アカウントがロックされてしまう理由と対処法について詳しく解説します。
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Twitterアカウント「ロック」とは？
Twitterからのイジメだよねロックって
— 有 毒 ∅ (@152cmy) June 11, 2017
@Nana__r18_
ナナ...何故かTwitterにロックされちゃった...(泣き目— モモ@小さな小悪魔 (@_r_momo) June 11, 2017
Twitterのアカウントがロックされて利用出来なくなったという声が広がっています。ロックされてしまうとTwitterが利用出来なくなってしまいます。
ちなみにロックというと、すぐにアカウントの凍結と混同される方がいますが、ロックと凍結は明確に違います。まずはロックと凍結の違いについて説明しますので、ロックの意味を正しく理解してください。
ロックと凍結はどう違う？
簡単に分類すると、すぐに解除できるものがロック、なかなか解除できない、もしくは2度と解除できないものが凍結です。凍結には段階があり、一度凍結されてしまうとフォロー数が0になってしまい、Twitterからアカウントを監視されるようになってしまうなど、デメリットが非常に大きいです。
しかしロックはユーザーの側で手順を実行すれば簡単に解除できるため、凍結ほどデメリットは大きくありません。凍結されるとたとえ解除できても解除までに時間がかかってしまいますし、ロックの段階であれば解除さえしてしまえば以前と変わりなくTwitterアカウントを利用できます。
凍結については下記記事で詳しく説明があるので、目を通してください。
Twitterの凍結の基準や対処法、凍結された場合の解除方法を徹底解説
Twitterアカウントがロックされる原因
Twitterアカウントがロックされる原因はひとつではありません。もしアカウントがロックされてしまったら、思い当たる原因を探してみてください。
原因ごとに分けて対処法を解説します。
Twitterアカウントが乗っ取られてしまった
アカウントにログインしている状態で、セキュリティ上の理由によりアカウントがロックされているというメッセージが表示される場合は、アカウントが乗っ取られた可能性が高いです。
乗っ取られた場合はパスワードを変更してアカウントを保護して下さい。アカウントの乗っ取りについては詳しく上記の記事に書かれているので、参考にして下さい。
Twitterルールや利用規約、プライバシーポリシーに違反している
Twitterルールに記載されていますが、Twitterはアイデアや情報を創造し、共有するための場所です。創造と共有を阻害するような要因はTwitterルールにより厳しく制限されます。
TwitterにはTwitterルールと利用規約、プライバシーポリシーがあり、利用時にTwitterユーザーは3つを厳守するように定められているのです。違反した場合、利用制限がかかり、ロックがかかってしまうことがあります。
アイデアや情報の創造や共有を阻害するような行為は違反の対象になります。
要するに、その行為があることでユーザー同士の会話が遮られてしまったり、ユーザーがTwitterを辞めてしまうようなことがあるとTwitterの健全な利用が危ぶまれてしまうため、ロックや凍結の対象となってしまうのです。
ルールを無視した場合にロックされてしまう代表的な事例として下記のようなことがあります。
- 差別表現が確認されるような投稿
- スパムと確認される行為
- アカウントに対する通報が多い
ヘイト表現が具体的に問題視されるようになってから、特に差別的表現や他者への抑圧的な表現は厳しく規制されるようになっているので、普段から毒舌気味な人は注意しましょう。
一気に大量のアカウントをフォロー、又は大量のアカウントをフォロー解除
一気に大量のアカウントをフォロー、又は大量のアカウントをフォロー解除するとロックされてしまうことがあります。Twitterの巡回ロボットがなぜか反応してしまうことが原因のようです。
一気にフォローしたりフォローを解除したりすることが悪いこととは思いませんが、今のところロックされてしまう可能性があるため、注意してください。
1日で何個もアカウントを作成した
基本的にTwitterアカウントは1人1つの利用が推奨されています。1人で何個もアカウントを作ることは推奨されていません。
なので何個もアカウントを作ることで、アカウントがロックされてしまうことがあります。BOTが社会的問題といっても差し障りないくらいに問題になっているため、複数アカウントから1人が同じようなことを呟く可能性はあらかじめ排除されます。
ただ複数アカウントを所持してはいけないというわけではなく、今のところは1日に1個ペースならば新規アカウントを作っても問題ありません。あくまでもロックしているのはTwitterのロボットなので、1日に何個もアカウントを作っているとロボットに見つかってしまいますが、1日1個ペースならば見つからないようです。
自動化による投稿
BOTは特に禁止されている行為というわけではなく、むしろビジネスでは推奨されます。しかしアメリカの選挙など数多くの事例でBOTが社会的に悪影響を与えたことは明らかであり、かつTwitterは世界中で多くの人が使っているため、BOTによる自動化投稿は世の中をフェイクニュースによってよくない方向に扇動する可能性があるため、対策としてアカウントロックされやすくなっています。
つぶやきを自動化できるツールはいくらでもあるので、自動化そのものは簡単にできますが、簡単にできるからといって複数のアカウントから同じことを1日に何度もつぶやかせるようなことをするとアカウントがロック、最悪の場合は凍結されてしまうため、注意しましょう。
アカウントロックの解除方法
アカウントのロック解除方法は2パターンあります。もしアカウントがロックされたら、いずれかの方法でロックを解除してください。
電話番号の認証を行う
アカウントがロックされました。という画面が表示された場合、所定の操作を行うことですぐにロックの解除をすることができます。例えば電話番号を確認してください。と表示されている場合は、電話番号の認証を行うことでアカウントロックの解除ができます。
電話番号の認証はSMSを介して行われるため、050から始まるIP電話では利用できません。070~090で始まる電話番号を認証に利用してください。
機能が制限された状態でTwitterを利用する
Twitterルールに違反する自動化された動きが確認されると、フォロワーへのDMの送信以外の機能が制限されます。ツイートやリツイート、いいねといった機能は使えず、あなたの過去のツイートもフォロワー以外確認することができません。
また、大量フォローやフォロワー解除を理由にしてロックをかけられてしまった場合も機能が制限された状態になります。検索結果や通知が使えない、検索結果に自分のアカウントが表示されないなどの制限が発生します。
機能が制限された状態でも構わないなら、アカウントの認証を行わずに使い続けることもできます。一定の期間が過ぎると自動的にロックが解除されます。
機能が制限された状態で使い続けるならば、提示されているメッセージのTwitterを続けるをタップすることで可能になります。ただし一度タップすると2度と元には戻せないので、注意してください。
Twitterに異議申し立てを行いロック解除する
電話番号をアカウントに紐付けたくない、IP電話しか利用していない、というようなケースでは電話番号の認証が利用できないため、Twitterに対してロックされたことに対する異議申し立てを行います。
またロックはTwitterを巡回するロボットが自動的にやっていることなので、まるでTwitterのルールに違反していないような場合でもロックされてしまうことがあります。ロックされる覚えはない、というような場合でも異議申し立てを行いましょう。
異議申し立ての方法
Twitterへの異議申し立てはTwitterのヘルプセンターから行います。ヘルプセンターでは意義の内容・氏名・Twitterユーザー名・メールアドレスを入力し、送信します。
送信後、2〜3日後に返信が届きますので、返信に書かれた内容に従ってロックの解除を行います。異議申し立てを行うときのデメリットは、電話番号認証に比べはるかに時間と手間がかかることです。
電話番号の認証に余程の抵抗があるという場合を除いては、電話番号をTwitterに紐付ける方が簡単なので、おすすめします。
Twitterアカウントが乗っ取られる可能性は？
Twitterアカウントが乗っ取られる可能性は決して低いものではありません。よくあるケースでは、以下の2つがあります。
- Twitterのパスワードを安易に想像できるものにしている場合
- Twitter認証を利用するアプリをインストール時、ツイートやDMを利用する項目にチェックが入っている場合
具体的にどういうことなのか、また対策についても詳しく説明します。
パスワードを安易に想像できるものにしている
Twitterは電話番号やメールアドレス以外にもユーザー名でログインでき、ユーザー名はアカウントに表示されているので、パスワードが分かればログインが可能です。そのためパスワードが分かりやすいものだとすぐにアカウントに不正アクセスされてしまいます。
パスワードは分かりづらいものにしてください。また2段階認証は必ず導入してください。
2段階認証はTwitterの設定とプライバシーから、アカウント→セキュリティとタップし、ログイン認証と進むことで行うことができます。
2段階認証が完了すればパスワードでのログイン後、設定したもうひとつの認証をしないとTwitterへのログインができなくなるため、不正アクセス対策に効果的です。
2段階認証はスマホのSMSを利用したショートメールによる6桁のログインコードを使ってログインする方法、モバイルセキュリティアプリを使用することによる認証コードを利用する方法、セキュリティキーを利用する方法の3つがあります。
2段階認証を利用すればセキュリティが格段に向上しますので、面倒ではありますが利用をおすすめします。
信頼性の低いアプリにツイートやDMを行う権限を渡している
Twitterアカウントは他アプリと連携することで、連携したアプリへのログインが簡単になったり、Twitterアカウントのデータをそのまま他アプリでも使えるようになります。
ただ注意しておきたいのは、アプリ連携時、どのような権限をアプリに渡すかという点です。タイムラインのツイートを見ることやフォローしている人を見るくらいならばいいのですが、アプリによってはツイートする権限やDMを送る権限を要求しているものがあります。
信頼性の高いアプリならば勝手にアカウントを利用されるということはありませんが、あまり見聞きしないようなアプリの場合、ウイルスのようにアカウントに侵入し、知らない内にアカウントからツイートを繰り返したり、DMを不特定多数に送るということがあります。
アカウントの自動化や乗っ取りに該当するため、他アプリが利用していることが確認されるとTwitterアカウントがロックされてしまうのです。
編集後記
今回はTwitterでロックされた場合の詳細と対処法を詳しく解説させていただきました。誤ってロックされてしまった方は異議申し立てを行ってみて下さい。
