ゆうちょ銀行名義で口座の更新詐欺メールが流行!危険性の詳細と対処法を徹底解説!

日頃からゆうちょ銀行を利用している人は多くいますが、利用している人も、利用していない人も関係なくゆうちょ銀行名義で詐欺メールが届いています。

今回はゆうちょ銀行名義で届く詐欺メールの詳細と対処法を徹底解説します




ゆうちょ銀行名義で不審なメールが届く

2020年5月の中旬頃から、ゆうちょ銀行名義で不審なメールが届くというユーザーが増えています。

内容としては「口座資金のセキュリティを高めるために、全面的にシステムのバージョンアップを行いました」という文面で、不審なURLへ誘導されます

メールの文章としてはそこまでおかしな点が無く日本語が間違っているなども無いため、一見ゆうちょ銀行からのメールのように思えてしまうようです。

またゆうちょ名義の不審なメールは以前にも何回か送られており、毎回文面はちがう形で送られてきています。

フィッシング詐欺メール

 

今回のゆうちょ銀行名義のメールは、「フィッシング詐欺」という詐欺メールになっています。そのため、絶対にURLを開かないようにしてください

フィッシング詐欺というのは、本家のサイトに似たサイトを作り、ログイン情報やパスワードを入力させることで、その情報を抜き取って悪用するという手口の詐欺です。

このフィッシング詐欺には様々な手口がありますが、基本的にはサイトのログイン情報や、銀行口座の番号などがほとんどとなっています。

見た目で判断をしてしまうと、だまされてしまう可能性があるのでフィッシング詐欺の際は気を付けましょう。

フィッシングメールの特徴

フィッシングメールにはいくつか特徴があります。

注意ポイント

  • メールアドレスがおかしい、特にドメイン(@以降の部分)
  • 文章が変
  • 文字化けしている
  • 日本語になっていない
  • 誤字脱字がひどい
  • URLへの誘導が露骨

上記のような特徴があり、わかりやすい場合もありますが、パッと見ても最初はわかりにくいものもあるので気を付けましょう。

特徴的なのはメールアドレスのドメインで、企業が関係ないアドレスを利用していることはほとんどありません。アドレスを見ると詐欺だと気付けることも多いので、注意して見ておくようにしましょう。

URLを開いてしまった場合

メールに届いたURLを開くと、ゆうちょ銀行のHPのようなサイトが表示されます。よくできてはいますが、URLが明らかにゆうちょのものではないため、注意して下さい。

これは詐欺サイトであり、ログインをしようとすると自分の口座番号や暗証番号を入力させられ、それらの情報が抜き取られる仕組みです。

詐欺サイトはよくできていることが多く、最後まで詐欺サイトであったと気付くことができない人は多くいます。絶対に引っかからないようにしましょう。

フィッシング詐欺の場合、実はURLを開くだけではそこまで問題が無いことがほとんどです。ですが、中にはURLをタップするだけでウイルスを侵入させたり、情報を抜き取られるということもあるので気を付けましょう

ゆうちょ銀行名義で詐欺メールが来た場合の対処法

 

ゆうちょ銀行の名義でフィッシング詐欺メールが来た場合、いくつか対処法があります。

他の詐欺メールが来た際に有効な場合もあるので、様々な場面で活用をして下さい。

ゆうちょ銀行の対策

ゆうちょ銀行はこういった詐欺メールが出回っていることを認知しているため、いくつか対策を取っています。

ゆうちょ銀行 フィッシング詐欺対策

必ず目を通しておくようにしましょう。

不審点が無いか確認

まずはメールに不審な点が無いかを確認し、詐欺メールかどうかを確認するようにしましょう。

【フィッシング詐欺メールの特徴】で書いた項目は必ず確認し、不審な点があったメールは絶対触らない、もしくは検索をして他にも不信感を唱えている人がいないか確認をして下さい。

メール削除

明らかにフィッシング詐欺のメールであるという場合は、メールごと削除してしまいましょう。

メールフォルダ内にあること自体は特に問題ではありませんが、フォルダ内に入っていると気になる、不安になってしまうという場合は、メールごと削除をするのがおすすめです。

メールアドレスの変更

もし何通も同じような詐欺メールが届いてしまう場合、メールアドレスを変更することをおすすめします

最近では自動でフィルターがかかり、迷惑メールを分別してくれるスマホがほとんどですが、中にはそのフィルターを抜けてくる迷惑メールもあります。

そういったメールが増えてしまった場合は、メールアドレスを変更し、迷惑メールが来ないようにするのも1つの手です。

メールアドレスを拒否設定する

迷惑メールが来た場合、そのアドレスを拒否設定にしておきましょう。

相手がいくつかのアドレスを使い分けている場合は「ドメイン拒否設定」という拒否設定を利用して下さい。ドメイン拒否をすることで、違うメールアドレスでもドメイン(@以下のアドレス)が同じ場合、全てのアドレスを拒否することが可能です。

その他の対処法

これまで記載した方法以外にも、いくつか対処法はあります。

「Amazon緊急の通知」フィッシング詐欺メールの詳細やタップしてしまった場合の対処法を徹底解説

↑で詳しく記載しているので、必ず目を通しておくようにしてください。万が一URLを開いてしまった場合の対処法も記載しています。

ゆうちょ銀行への問い合わせ

万が一口座の番号などを入力してしまった場合は、1度口座を止めてもらうなどの処置を取らなければなりません。

問い合わせ

【電話番号】0120-108-420

【受付時間】平日8:00∼21:00 土・日・祝9:00∼17:00 (12月31∼1月3は休日扱い)

必ずコールセンターへ連絡して、詐欺メールのURLに口座番号や暗証番号などを入力してしまったことなどを詳しく説明し、その後の対処を求めてください

なるべく早めに行わなければ、不正利用などの可能性もあるので急ぎましょう。

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