大型の台風19号が接近!対策や停電のリスクなど徹底解説


気象庁

現在、大型の台風19号が日本に接近しています。

今回は、台風への備えや停電が起きたらどうなるのかなど、徹底解説していきます。




超大型の台風19号が接近中

現在、大型の台風19号が日本に接近しています。

先日、台風15号で大きな被害が出たばかりですが、台風19号はそれ以上の規模です。

台風19号台風15号
中心気圧925hPa955hPa
最大風速秒速50メートル秒速45メートル

大きさも台風19号は台風15号の10倍と言われています。

大きな被害が予想されますので、出来る限りの対策を講じておいた方が良いでしょう

家屋について備えておくべきこと

下記では、家屋について備えておくべきことを紹介していきます。

雨戸や網戸の確認、窓ガラスの補強

台風被害で一番多いのは、窓ガラスが割れることによる怪我だと言われています。

雨戸や網戸が劣化していないかやネジが緩んでいないかなど、事前に確認しておきましょう。

https://twitter.com/m74644198/status/1182277978023022592

雨戸を閉めた場合でも、看板や屋根瓦が飛んできて雨戸が歪んで窓ガラスが割れる可能性もあります。可能であれば、補強フィルムを貼っておきましょう。

フィルムが無い場合は、窓ガラスをガムテープなどで補強し、カーテンも閉めておきましょう

ガムテープは「×」ではなく「米」の形に貼るのが効果的で、段ボールで補強するのも有効のようです。

物干し竿や自転車などは倒すか家の中に

物干し竿や外に置いている置物などは、家の中にしまっておきましょう

壊れたりどこかに行ってしまうだけでなく、家の窓ガラスが割れる原因になったり、他の人にぶつかってしまう可能性があります。

自転車は家の中に入れておくのが好ましいですが、無理な場合は倒して鎖などで繋いでおきましょう。

雨どいや側溝の確認

雨どいや家の近くの側溝が詰まっていると、雨が溜まって浸水被害などが起きかねません

ゴミが溜まっている場合などは、掃除しておきましょう。

また、道路が冠水した場合、側溝の蓋が外れていると足が取られて怪我の原因になりかねません。蓋が外れかけている場所があれば、戻しておきましょう。

屋根、壁、塀の確認

屋根や壁、塀などに弱っている部分が無いか確認しておきましょう。

補強できるのが一番ですが、無理な場合は写真を撮っておきましょう。台風後に、歪んだりしていないかなどの確認に使えます。

可能ならば、屋根に上って屋根瓦や屋根に傷みが無いか確認しておきたい所ですが、経験のない方は危険なので止めておきましょう。

浸水の恐れがあるならコンセントを抜いておく

浸水の恐れがある場合は、コンセントを抜いておいた方が良いかもしれません。

コンセントを挿したままにしておくと、漏電の恐れがあるため危険です。

その場合、冷蔵庫の中身はクーラーボックスなどに避難させておきましょう。

屋根瓦について

屋根瓦には屋根に固定されているタイプと、屋根に乗っているだけのタイプがあります。

屋根に乗っているだけのタイプは、「地震などが起きた時に自ら落ちて屋根を軽くして、家が自重で潰れるのを防ぐ」ことを目的にしています。

先人の知恵によるものですが、台風などでは瓦が飛んで行ってしまうので危険な場合もあります。

今後に備えて、屋根に乗っているだけのタイプの瓦の家は、業者さんに相談してみると良いかもしれません。

窓ガラスをガムテープで補強する際の注意点

下記では、窓ガラスをガムテープで補強する際の注意点を紹介していきます。

割れないようにするためではなく、割れた後飛び散るのを防ぐため

窓ガラスをガムテープで補強するのは、窓ガラスを割れなくするためではなく、割れた後に飛び散らないようにするためです。

補強したからと言って安心することはできません。あまり窓に近付かないようにしましょう。

特に、窓の側で寝るのは止めておいた方が良いでしょう。

紙テープは跡が残るので、養生テープか布テープがオススメ

窓ガラスを補強するのは重要ですが、紙のガムテープだと剥がした時に跡が残る場合があります。

出来れば養生テープや布のガムテープを使うことをオススメします。

ただ、紙のガムテープでも除光液やクリーナーを使えば綺麗に剥がれますので、紙テープしかない場合でも安心して下さい。

持ち出せるように準備しておくべきモノ

下記では、洪水や家の倒壊など、もしものことが起こった時に備えて、持ち出せるように準備しておくべきモノを紹介していきます。

非常用品

  • 懐中電灯
  • 予備電池
  • 着替え、タオル
  • ライターなど
  • ポリ袋など
  • 救急薬品
  • メガネやコンタクト用品
  • 携帯ラジオ
  • モバイルバッテリー
  • 貴重品
  • 公衆電話用の10円玉
  • 非常食
  • 非常用トイレ・おむつ
  • カセットコンロ
  • ティッシュや清潔な布

女性や小さなお子様

  • 生理用品
  • 母子手帳と保険証
  • 粉ミルク
  • おしりふき

あれば便利なもの

  • ヘルメット・防災頭巾
  • 寝袋

あくまでも、簡単に持ち運べることが優先なので、重すぎる場合は取捨選択をして下さい。

最近では、防災キットなども売っているので、購入している場合はそれで大丈夫でしょう。事前に全て問題なく動くかだけ確認しておきましょう。

停電が起きた時に困る事、備えておくべきこと

台風15号では、停電の被害などが多発しました。

下記では、停電が起きた場合に困ることや備えておくべきことを紹介していきます。

冷蔵庫や冷凍庫が止まる

停電が起きると、冷蔵庫や冷凍庫は動きません。

台風に備えて食料品を買っておく方もいるかもしれませんが、痛み易いものや冷凍食品は避けた方が良いかもしれません。

電子レンジ、電気ポット、炊飯ジャーなどが使えない

乾電池式の特殊な機器を除いて、家電製品は使えなくなります。

食料品を買い溜めておく場合は、調理法を注意しておくと良いかもしれません。

家によってはガスも使えない

ガスコンロは電気を使って点火する為、停電時にはガスが使えなくなる場合もあります

乾電池式のガスコンロなら停電時でも使えるので、自分の家のガスコンロが乾電池式なのか否かを事前に確認しておきましょう。

テレビが見れない

停電時はテレビが付かない為、情報を得ることが難しくなります。

乾電池式のテレビやラジオを用意しておいた方が良いかもしれません。

スマホでも情報は得られますが、電池残量には気を付けて下さい。

スマホの充電ができない

電源が無いとスマホの充電ができませんし、充電式のモバイルバッテリーの充電もできません。

スマホは大事な通信手段なので、大事に使いましょう。

乾電池式や手回し式、太陽光発電の充電器を用意しておくのもいいと思います。

災害後は役所などが充電場所を解放している場合もあるので、確認して見ましょう。

エアコンが使えない

電気が止まるとエアコンも使用できなくなります。

小さなお子様やお年寄りの居る家は、十分に注意して下さい。

あらかじめ厚手の布団などを用意しておくと良いかもしれません。

もちろん電気は付かない

停電になると、勿論電気は付きません。電気が付かない状態で避難用具などを探すのは手間なので、あらかじめ手元に用意しておきましょう。

少なくとも、懐中電灯などの明かりは、すぐに使える状態で用意しておいて下さい。

エレベーターが止まる事も

停電時にはエレベーターが止まる場合があります。

高層マンションなどに住んでいる人は、避難する時などに気を付けて下さい。

高齢の親御さんなどがマンションに住んでいる方は、台風の後に一度連絡を取ってみると安心かと思われます。

信号機や街灯も消える

停電が起きると、信号機や街灯も消えてしまいます

公共交通機関が止まったために車で出勤する方や、退勤する人を迎えに行く方は十分注意して下さい。

また、台風などで信号機が折れ曲がって、逆の方向に光っている場合もあるので、気を付けて下さい。

水道が使えなくなる場合もあるので注意

停電とは直接関係ありませんが、台風被害によって水道が止まってしまったり、水道から濁った水が出るようになる場合もあります。

あらかじめお風呂に水を溜めておいたり、飲み水を購入しておきましょう。

台風が来る前に、役所などに避難場所の問い合わせを!

今回の台風は大型のため、どういった被害が出るか予測が付きません。

台風が来てしまえば移動は困難なので、不安な方は役所などに相談して、早めの避難をしておきましょう。

特に台風15号の被害に遭って家の修繕が済んでないという方は、台風が来る前に避難場所に移動しておいた方が良いかもしれません。

各都市の防災マップ・洪水ハザードマップも確認

各市町村には、防災マップや洪水ハザードマップが作成されています。各市町村のHPに掲載されているので、万が一に備えて確認しておきましょう。

地図を確認して見て自身の住んでいる場所が危険な時は、早めに避難することをお勧めします。

HPなどが見難い場合は、役所で紙の防災マップ・洪水ハザードマップを貰っておきましょう。

おすすめの気象アプリ

台風に備えることに加え、台風について正確な情報を得ることも大事です。

以下では、台風情報を得るためにおすすめのアプリについて紹介していきます。

windy

windyは世界中から収集したデータを使用して、高精度な風の動きを表示します。

正確な風速や風向きを表示させる事が出来るので、ぜひ活用して見て下さい。

windy
ジャンル:天気予報
現在の価格:無料

tenki.jp

日本気象協会がリリースしたアプリで、1時間ごとの天気・気温・雨雲の動きを知ることが出来ます。

気象予報士の解説付きなので、今後どうなっていくのかなども分かり易くなっています。

tenki.jp
ジャンル:天気予報
現在の価格:無料

ウェザーニュース

約1800万ダウンロードされている、報量業界NO1の総合天気アプリです。

天気・雨雲レーダー台風の予報などに加え、地震情報や災害情報も載っているので、様々な場面で活躍します。

ウェザーニュース
ジャンル:天気予報
現在の価格:無料

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