16歳の山内奏人さんが開発したレシート買い取りアプリ「ONE(ワン)」が6月12日にリリースされるも、開始から1日足らずでサービス停止となりました。山内さんによると予想を遥かに超える量の利用があったとのことです。
下記でサービス停止に至った経緯と、サービス再開時期について徹底解説します。
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ONEアプリのリリースから停止までの流れ
以前までは捨てていたレシートが1枚10円になるとあって大きな注目を集めたアプリONE(ワン)ですが、予想以上の利用があったことで現在サービスを停止しています。通常の利用以外にも、レシート以外のものを読み取らせてる等の不正利用をしていたユーザーもいたようで、これらの不正な利用がサービス停止の一因になったとも考えられます。
ではリリースからサービス停止までの流れを追っていきます。
アプリONEがリリースされる
6月12日午前6時にアプリONEがリリースされました。リリースの段階では、山内さんは月に1万件ほどの利用を想定していたそうです。
リリース後4時間でひと月分の予想利用量を超える
リリースから4時間が経った午前10時の時点で、サービス利用数は1万件を超えています。同日お昼にはヤフートップに掲載されたりテレビで取り上げられるなどし、アプリONEの情報が拡散され、アプリのダウンロード数は増え続けました。
リリースから16時間後サービス停止に
12日午後10時になり、24万枚のレシートが買い取られた時点でアプリONEのサービスが停止されました。ONEユーザー数は10万人を超え、App Store(アップストア)の無料Appランキングでは1位を記録しました。
不正利用の影響はあった?
不正利用に関しては、同じレシートを複数のアカウントで読み取ることは禁止されておりアカウント停止となる場合もあります。またリモコンや葉っぱも読み取れてしまったという報告も上がっており、処理の精度やスピードが十分でなかった可能性もあります。
アプリONEサービス停止の理由は?
予想を超えてユーザー数が伸びたことにより、現金での支払いが間に合わない状態になったことがサービス停止の理由のようです。このままのペースで利用数が伸びていった場合、支払いに最大3億円かかるそうです。
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ONEのサービス再開はいつ?
アプリ開発者の山内さんはTwitterで2018年6月13日現在では2週間とおっしゃっています。山内さんがCEOを務める「ONEFINANCIAL CO., LTD.(ワンファイナンシャル株式会社)」が運営する、ONEPAYMENT(ワンペイメント)というサービスも以前一時停止から運営再開したこともあり、ONEが再開する可能性は高そうです。
サービス停止中もアプリのダウンロードは可能となっていますので、使う予定の方はダウンロードして再開を待ってみてはいかがでしょうか。