2021年12月31日に第72回NHK紅白歌合戦が放送されます。
様々な魅力や楽しみ方ができるNHK紅白歌合戦ですが、今回は視聴者がお茶の間にいながら、リアルタイムで審査投票できることについて詳細手順を徹底解説していきます。
第72回NHK紅白歌合戦
『NHK紅白歌合戦』は、日本放送協会(NHK)が1951年(昭和26年)から毎年大晦日に放送している、大型音楽特別番組で日本の長寿番組のひとつです。
日本を代表する豪華アーティスと達が紅組、白組に分かれ、対抗形式で歌や演奏を披露します。
今年は他にも豪華制作陣で作った」オープニングや、YouTubeでも大人気のクラシックピアニストの一夜限りのコラボ、芸能界からの多数参戦のけん玉チャレンジなど、歌合戦以外でも楽しめる要素が数多くある大晦日の風物詩です。
紅白歌合戦概要
第72回NHK紅白歌合戦の放送概要は以下の通りです。
番組タイトル | 第72回NHK紅白歌合戦 |
ジャンル | 音楽 |
放送局 | NHK |
放送時刻 | 2021年12月31日午後7時30分~午後11時45分 |
司会 | 大泉洋さん、川口春奈さん、和久田麻由子アナウンサー |
ゲスト審査員 | 石川佳純さん、清原果耶さん、小池栄子さん、坂口健太郎さん、谷真海さん、三谷幸喜さん |
紅白歌合戦リアルタイム投票
NHK紅白歌合戦では全てのアーティストの演奏が終わった後、審査員が紅組か白組どちらの演奏の方が素晴らしかったか投票して、獲得票数が多い方が勝利するという展開です。
会場の審査員だけではなく、視聴者も審査に参加できるリアルタイム投票の詳細について解説していきます。
紅白歌合戦リアルタイム投票とは
2002年第53回からデジタル放送(第53回からはBSデジタル放送、第54回からは地上デジタル放送でも)の双方向機能を利用した、視聴者がお茶の間に居ながらリアルタイムで審査投票できるようになりました。
今年の審査はテレビのデータ放送のリモコンによる投票で行います。
地上波・NHK総合テレビのデータ放送、BS4K・BS8Kのデータサービスに対応している受信機でネットにつながっている端末のみ投票することができます。
(※一部の端末でうまくデータサービスが働かない場合があります)
今年もテレビ1台で最大5票投票できます。投票ボールは1個=1票からスタート、テレビの紅白の視聴時間に応じて、最大5票まで増えます。
(NHKプラスやワンセグ放送の視聴時間はカウントされません)
「第72回NHK紅白歌合戦」審査方法について
今年の審査について以下の通りになります。
審査方法
- テレビをご覧の視聴者による「視聴者審査員」で投票数が多かったほうに、1ポイント
- 国際フォーラムでご覧のお客さまによる「会場審査員」で投票数が多かったほうに、1ポイント
- 番組に出演する6人「ゲスト審査員」で投票数が多かったほうに、1ポイント
- より多くポイントを取ったほうが優勝となります。
- 今回のゲスト審査員は6人と偶数であるため、3対3で割れた場合の扱いは未定。
今年のリアルタイム投票は大丈夫か?
過去に視聴者投票、会場投票ともに圧倒的に白組が勝っていたにも関わらず、ゲスト審査員の票の比重が重すぎたため、なぜか紅組の優勝になってしまう事案がありました。
またSNSやスマホアプリなどを利用して投票を受け付けた結果、ライブを見ていないのに投票できたり、一人で何十票も投票できてしまうという、問題も発生しました。
しかし今年は「視聴者審査員」「会場審査員」「ゲスト審査員」各1ポイントのため、「票」のバランスがとれています。
また投票の受付はデータ放送のリモコンのみで、一定時間視聴しないと「票」がもらえないという仕組みになっており、より公平に審査されると予想できます。
アプリやスマートフォンで投票はできないか?
第67回(2016年)まではワンセグ搭載型の携帯電話やスマートフォン・アプリでの投票が可能でしたが、翌年第68回(2017年)から投票は廃止され、今年もデータ放送のリモコン以外の投票はできません。
理由として「投票数が膨れ上がったため、票の重みがゲスト審査員と格差ができる」「投票要素が増えることにより複雑で分かりづらい」「視聴していなくても投票できる」などが上げられます。
投票画面の確認方法
自分にいま、何個のボールがたまっているかは、リモコンのdボタンを押すとで確認できます。
投票ボールは、5分間の連続視聴を10回で1個たまります。
5分間の連続視聴の計測は、チャンネルを途中で変えると0にリセットされますのでご注意ください。
テレビ1台あたり、最大5票となります。
投票手順
勝敗を決める投票は、すべてのパフォーマンスが終わったあとに実施します。
投票時間になると自動的に画面が切り替わり、あなたが獲得した投票ボールが表示されます。
リモコンの下のほうの左から二番目[赤いボタン]を押すと紅組に投票されます。
リモコンの下のほう一番左の[青いボタン]を押すと白組に投票されます。紅組3票、白組2票などに分けて投票することも可能です。
投票可能な時間は限られているため、締切時間になると、たとえまだ票が残っていても、画面がクローズします。
紅白歌合戦勝敗予想
紅白歌合戦が気になっているがどのアーティストをみればいいか分からないという方も多いです。
実際にどのアーテイストも素晴らしいパフォーマンスをみせてくれると思いますが、ネットの話題と年間チャートから注目アーティストをピックアップして勝敗を予想していきます。
Yahoo!ニュースの人気投票が話題
ネット上ではyahoo!ニュースでは「2021年の紅白歌合戦、紅組で楽しみな曲は?」「2021年の紅白歌合戦、白組で楽しみな曲は?」の投票が今日までの時点で合計6万票を超え、紅白歌合戦前の前哨戦のように盛り上がっています。
アーテイスト別の得票数は以下のようになっています。
順位 | アーティスト名 | 曲名 | 投票数 |
1 | Perfume(紅組) | ポリゴンウェイヴ | 5741 |
2 | NiziU(紅組) | Take a picture | 5090 |
3 | 宮本浩次 (白組) | 夜明けのうた | 3970 |
4 | BUMP OF CHICKEN (白組) | なないろ | 2746 |
5 | 薬師丸ひろ子(紅組) | Woman“Wの悲劇”より | 2645 |
6 | DISH//(白組) | 猫 | 2557 |
(12月30日の時点)
紅組の注目はNiziUを押さえトップに躍り出た「Perfume」は中田ヤスタカさんがプロデュースしている、あ~ちゃん、かしゆかさん、のっちさんの3人組テクノポップユニットです。
長い人気を保ち続けており、紅白は今回が14回目の出場となります。今年も『ポリゴンウェイヴ』をリリースしました。
白組の注目はロックバンド「エレファントカシマシ」でボーカルをつとめる宮本浩次さんが今年はソロでの紅白出場を決めました。
今年10月にはニューアルバム『縦横無尽』を発売しており、魂のこもった圧巻のパフォーマンスを期待している方も多いです。
ここでの得票数をみてみると紅組の方がアーテイスト個々の人気でやや有利といったところです。
年間チャートから予想
過去の紅白歌合戦の結果から考えると、その年のヒットソングを会場で披露アーティストが、番組を盛り上げ勝利に導くというケースが幾度となくありました。
ビルボードジャパン年間ソングチャートの順位から、今年どのアーティストが音楽業界を盛り上げたかが見えてきます。
今年の年間ソングチャートの20位以内に入ったアーティスト
年間順位 | 曲名 | アーティスト名 |
3 | 夜に駆ける | YOASOBI (紅組) |
4 | 炎 | LiSA (紅組) |
5 | 怪物 | YOASOBI (紅組) |
8 | 群青 | YOASOBI (紅組) |
12 | Step and a step | NiziU (紅組) |
14 | 猫 | DISH// (白組) |
16 | 紅蓮華 | LiSA (紅組) |
19 | きらり | 藤井風 (白組) |
太文字は今年紅白歌合戦で披露する予定の曲です。
こちらも紅組有利にみえますが、白組は今年の披露する予定曲にスーパーヒットソングが2曲あるのに対して、紅組は1曲です。
注目は20位内に3曲もランクインした紅組のコンポーザーのAyaseさん、ボーカルのikuraさんからなる、小説を音楽にするユニット「YOASOBI」。昨年紅白初出場を果たした際に歌った『夜に駆ける』は、史上初のストリーミング再生5億回を記録しています。
今年リリースされたアニメ主題歌の『怪物』もストリーミング再生3億回を超えています。
今年音楽業界を盛り上げた曲の観点からは、非常に僅差の勝負になると考えます。
4時間を超える長い番組です、うっかり貴重なライブを見逃がしてしまう時もあると思います。そんな時はこちらがオススメです。
NHKプラス
NHKプラスは名前の通りNHKが運営しているサービスで、いつでもNHKで放送された番組を視聴することが可能です。
ポイント
無料で利用可能
NHKプラスはテレビでNHKを利用する時と同様で、受信料のみを財源としているため料金がかかりません。
登録さえすればすぐに利用可能となるので、見たい番組がある場合は気軽に登録をしておきましょう。
視聴方法
- スマートフォン
- タブレット
- パソコン
- Webブラウザ
テレビが無いという場合でも、アプリやWebブラウザを利用出来る端末であればいつでもNHKプラスを視聴可能です。
「プレイリスト」機能で番組をジャンルやテーマ別に並べてあるため、自分の好きそうな番組が見つけやすくなっています。さらに、「番組を探す」機能では、放送された日付やチャンネル、キーワードを入力するだけで簡単に番組を探せるため、無料でも充実したサービスを利用可能です。
NHKの番組はそこまで見ないという方でも、登録無料で簡単に視聴できるので、是非利用をしてみましょう。
NHKプラスの登録方法
NHKプラスの登録方法は簡単にできますので、一つずつ解説していきます。
NHKプラス公式サイトへいきます。
まず初めに、「今すぐNHKプラスをはじめる」をクリックします。
NHKプラスID登録について、ご利用開始までの手順を確認し、「登録手続きへ」をクリックします。
利用規約を確認して、「確認して同意」にチェックを入れ、「メールアドレス入力へ」をクリックします。
ご自身が使用しているメールアドレスを入力します。メールアドレスはGmailやYahoo!メールなどのフリーメールでも構いません。
入力が終わったら、「確認画面へ」をクリックします。
入力したメールアドレスが正しいかを確認しまし、「送信する」をクリックします。
上記のような画面になるので、メールが届くのを待ちます。
メールが届かない場合は、もう一度メールアドレスに誤りがないかを確認してください。
その他の原因としては、以下を確認してください。
- 「nhk.jp」ドメインのメール受信許可がされているか
- 迷惑メールフォルダに振り分けられていないか
- 受信制限を設定していないか
メールが届いたら、記載されている「URL」をクリックします。
そうすると、ログイン情報を入力するページへ飛ぶので、入力したら「放送受信契約情報の入力へ進む」をクリックします。
放送受信契約情報を入力し、「確認画面へ」をクリックします。
入力した登録内容を確認し、「利用申し込み」をクリックします。
以上で、NHKプラスの登録申込作業は完了です。
登録申し込みから1〜3週間後に、「確認コード」が記載されたハガキが届きます。
届いたら忘れずに「確認コード」を入力して、登録手続きを完了させましょう。
第63回輝く!日本レコード大賞をスマホで視聴する方法と見逃しを徹底解説
日本レコード大賞 2021年12月30日に第63回輝く!日本レコード大賞(以降第63回レコード大賞)が放送されます。 今回は日本レコード大賞の遍歴と、第63回レコード大賞を視聴する方法について徹底解説 ...
続きを見る