半年ROMれが話題で大事と言われる理由や意味が変わった詳細を徹底解説

現在SNSで半年ROMれというワードが話題ですが、意味が変わってきたという声も見られます。

今回は半年ROMれが話題になった理由や意味など徹底解説していきます。




半年ROMれの意味が変わったと話題に

TwitterやSNSで半年ROMれというワードが話題になっています。この用語は1990年代から使われていたもので、ネットを使う上で大切と言われている概念です。

ただ古い言葉なので知っている人は知っていますが、話題になって初めて聞いたという方も少なくありません。

このROMというのは「Read Only Member」を指し、所謂コメントをせずに見る専に徹する事を言います。ROM勢というのも同じ言葉です。

つまり「半年RONれ」というのは、「半年間コメントせずに見る専に徹して、他の人もコメントの空気を掴みなさい」と言った意味合いになっています。

アクシアさんの件がきっかけ

半年ROMれという言葉が話題になったのは、にじさんじ所属のアクシア・クローネさんの活動休止やその理由の説明動画がきっかけです。アクシアさんは8月18日に無期限の活動休止となりましたが、理由としては誹謗中傷に法的対処をするためと動画内で説明しています。

そしてこの動画で、「全ての行動にかわいいと言われるのはキツイ」「他の配信者に『うちのアクシアをお願いします』など母親ヅラしないで欲しい」というコメントをしていました。

こういった事はアクシアさんは配信内で注意していましたが改善されず、活動休止の一因となったのではないかと考える方もいます。

リスナーが悪気無く打ったコメントで配信者が辛い思いをする、配信者からの注意を聞けないなどが問題点として指摘され、「コメントする前に半年ROMれ」というワードが注目された訳です。

アクシアさんの件については、以下の記事で詳しく解説しています。

にじさんじアクシアさんの活動休止理由はひまわりさんとの匂わせなのかガチ恋勢や母親ヅラのコメント欄なのかなど徹底解説

テラーの時も話題に

7月頃にテラーノベルで無断転載が問題になった事があります。この時無断転載していたのは小学生や中学生が多く、説明しても「無断転載の何が悪いのかが分からない」「何が無断転載にあたるのか理解できない」といった反応が返ってくる状態でした。

また成人向けの二次創作を堂々と公式の画像を使って行う。公式のタグを付ける等のゾーニングを無視した行為も見られました。

この時ネットリテラシーが浸透していない事に驚く方々から、「二次創作をする前にせめて半年ROMって」という声も見られました

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元々勝手が分かるまでコメントするなの煽りや注意

半年ROMれという用語が使われ出したのは、1990年代2000年代のネット掲示板です。ネット黎明期で2chがアングラと言われていた時代です。

この時半年ROMれというのは、議論の流れを理解していない(または自分の気に入らない)コメントに対して、「的外れな事言っているから半年コメントしないで」といった煽りの意味合いで使われる事が多い用語でした。

その後KY(空気読め・空気読めない)という言葉が流行り、「空気読める様になるまで半年コメントしないで」と言った意味合いが強くなっていきました

現在はネットリテラシーを先に学ぼうと言う意味が強い

昔は「空気読めてないから半年コメントしないで」という意味合いが強かった半年ROMれ。ですが、最近では「半年コメントせずに空気を掴んでから、コメントするようにしよう」と言った教育的な意味合いが強くなりました

つまり煽りや攻撃的な用語から、注意や推奨のようなニュアンスか強くなってきています。

これは情報を適切に選んだり、トラブルを避けてネットを使いこなす能力の重要性が知れ渡った現在では、半年ROMれにネットリテラシー的な意味や価値を見出す方が増えたという事と見られます。

配信者毎にルールや性格も違うことの理解が重視される

半年ROMれと言われる場合に重要視されるのは、配信者ごとにルールも性格も違うのでそれを理解する大切さです。

たとえばにじさんじの男性ライバーである叶さんは、「自身がかわいこぶるキャラだしかわいいと言われるのを否定はしない」「ゲーム分からないなりに周りに合わせてナイスや草と打つのも悪い事じゃない」という趣旨のことを言っています。

ただこれは叶さんが言っているだけで、他の男性ライバーにも当てはまる訳ではありません。また叶さんに関しても一般的なラインの話をしているのであって、ラインを越えて好き勝手コメントしていいと言う訳ではありません。

もちろん配信者さんの元気・落ち込んでいるなど、気分の浮き沈みでもコメントのラインは変わってくるでしょう。

切り抜きから入る場合に特に注意される

配信者さんは数時間ゲームをし続ける事も多く、その全てをアーカイブで追うのは結構難しい事です。

そのため面白いシーンやダイジェストにまとめた切り抜きも人気で、この切り抜きから興味を持って生配信に行くと言う方も増えています。

ただ配信者さんも言及する事がありますが、切り抜きは面白い所を切り抜いたもので、生配信がずっとその面白いレベルかと言えばそうではありません。

また切り抜きではイジリのコメントがピックアップされがちですが、配信ではイジリは鍵荒れて一部でしかない事もあります。さらに切り抜きが数か月前・数年前のもので、仲のいい相手や配信者さんのものの考え方も変化しているという事も有り得ます。

こういった理由から切り抜きから生配信に行く時は、切り抜きと同じノリでコメントをしないようにしばらくコメントせずに空気を掴むことが重要とされています

コメント欄で半年ROMれや自治は荒れるので止めておく

配信の中で空気を読めないコメントがあったとしても、リスナーが「半年ROMれ」と注意するのは止めましょう。

リスナー同士のけんかでコメントが荒れる原因にもなりかねますし、所謂自治厨と判断されて叩かれたりブロックされたりする可能性があります。

コメントに問題がある時は配信者さんやモデレーターさんが対応するので、リスナー側からは触れないようにしましょう

配信では概要欄を必ず確認する

配信中のいいコメントは推奨されているもので、「半年ROMれ」の言葉の通りに半年のような長期間コメントを控える必要はないでしょう。

ただ配信にはそれぞれルールがあるのでそれは守る必要があり、把握しておかないといけない決まりは概要欄に書かれている事が殆どです。

中には「〇〇を守れない時はブロックします」といった強い決まりが明記されている事もあります。

自分自身を守る意味でも、概要欄の注意書きやルールは必ずチェックするようにして下さい

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