LINEのオープンチャットが実装され、話題になっています。
今回は、LINEのオープンチャットは本当に匿名なのかや注意点などを徹底解説していきます。
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LINEのオープンチャットは匿名でトーク可能
LINEにオープンチャットが実装されました。オープンチャットでは、自由にチャットルームを作りトークを楽しむことができます。
オープンチャットでは、LINEのアカウント情報が表示されることは無く、すべて匿名で書き込むことができます。
匿名でトークに参加する方法
オープンチャットに参加するには、以下の方法があります。
オープンチャットの参加方法
- 検索をする
- ピックアップから探す
- 招待を受ける
- QRコードを読み込む
- カテゴリから探す(実装予定)
上がオープンチャットのホーム画面になります。基本的には①の検索窓か③のピックアップから、気になるトークルームを探すことになります。
「招待を受ける・QRコード」を読み込む場合は、通常のLINEで友だち追加する場合と同じ手順です。
ホーム画面右上の人物のアイコンをタップします。
今回はQRコードを使うので「QRコード」をタップします。
QRコードを読み込みます。今回は「ライブラリ」を選択します。
使いたいQRコードを選択します。
参加したいトークルームが見付かったら、「トークルームに参加」を選択します。
「参加」をタップします。
参加する時点で、上記のようなプロフィール設定画面が表示されます。名前とプロフィール画像を自由に設定することができます。
他のユーザーに表示されるのはこの画像と名前のみです。更に、このプロフィールは、トークルーム毎に設定できる他、トークルーム内でいつでも変更できます。
トークルームで他の人のアイコンをタップしてもプロフィールの詳細などは表示されません。
LINEアカウントにアクセスする方法はなく、名前もいつでも変えられるので、かなり匿名性が強いと言えるでしょう。
ルームの作成も匿名で可能
ルームを作成する場合も、匿名で行うことができます。
オープンチャット右下のアイコンをタップします。
- オープンチャット名
- 説明文
- ルームの画像
- ジャンル
- 検索に表示するか否か
これらを設定してルームを作ります。
ルームの画像に自分の手持ちの画像を使いたくない時は、画像を変更を行わなければ自動で公式の画像が使用されます。
入力が完了すれば「次へ」をタップします。
この時点で、プロフィールを設定します。
- プロフィール画像
- 名前
上の2つを入力して、右上の「完了」をタップします。
これで、トークルームの作成完了です。
作成時に入力した情報以外が他人に表示されることは無いので、トークルームに参加する時と同じく匿名性は保たれています。
参加を制限する機能もあり
トークルームの匿名性は保たれていますが、それ故に荒らしなどが怖い方もいるかもしれません。
そう言った方の為に、トークルームには参加を制限する機能があります。
画面右上の「V」をタップします。
「設定」を選択します。
「公開設定」を選びます。
- 全体公開
- 参加コードの入力
- 参加の承認
以上の3つの設定が可能です。
全体公開はデフォルトの設定で、誰でもトークルームに参加できます。
「参加コード」は英数字4桁~8桁のコードを設定し、コードを入力しないと参加できないようにします。
「参加の承認」では、50文字までの質問を設定できます。
参加希望者は質問の答えを入力し、答えを見て参加の承認を行うことができます。
匿名性から荒らし行為をする人がいれば、強制退会をさせることもできます。
トークルームから友だち追加などはできない
トークルームは匿名性が高く、トークルームからLINEアプリの情報にはアクセスできなくなっています。
仮にトークルームで気の合う相手がいても、匿名性の高さから友だち追加もできないという事です。
そうするとLINE IDやQRコードを教えたくなるかもしれませんが、オープンチャットにそれらの個人情報を投稿するのは違反行為になります。また、別のトークルームのURLを貼って誘導する事も禁止されています。
Twitterやインスタなどの別のSNSに誘導する行為は禁止と明記されていませんが、違反と判断される可能性もあるので止めた方が良いかも知れません。
なにより、トークルームを誰が見ているか分からないので危険です。
出会い系など違反行為に注意
現在、オープンチャットでは出会い系やスパムなどの書き込みが横行している様です。そう言った投稿には絶対に関わらないようにしてください。
オープンチャットは匿名ですが、アカウントはLINEのものです。フィッシングサイトのURLを踏んで、LINEアカウントに登録している電話番号などを抜かれる恐れもあります。
LINE側はNGワードの自動削除やスタンプの連続投稿の制限など、対策を行っている最中の様です。対策が終わるまでは出会い系やスパムの投稿のあるルームには入室しない方が良いかも知れません。
また、オープンチャットは匿名ですが、LINE側はアカウント情報を把握していますし、24時間の監視をしています。匿名だからと言ってスタンプの連打などをしていると、アカウント停止を食らう可能性もあるので注意して下さい。
LINE側の発表している重度の違反行為
- みだりなスタンプ連打
- わいせつな表現や画像・動画の投稿
- LINE ID(QRコード含む)の投稿
- 交際相手を募集する投稿
以上が、LINE側が注意喚起している重度の違反行為です。
LINEのアカウントは停止になると原則復活できませんので、投稿は慎重に行いましょう。
LINE側はオープンチャット規制強化の為にユーザー側に「通報」のお願いを出しています。
今度は逆に通報が多発する可能性もあるので、より慎重な投稿が必要かと思われます。