2018年11月19日より、LINEの通話画面に「Full HD voice」という緑色の表示が現れるようになりました。
すでに海外では導入されている無料通話の新機能ですが、音声が鮮明すぎて違和感を感じるユーザーも少なくないようです。
以下で、「Full HD voice」の詳細や、解除できないのか?について徹底解説します。
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LINEの通話が「Full HD voice」に
2018年11月19日より、LINEの通話画面で呼び出し中から通話状態に切り替わると、上の画像の部分に「Full HD voice」と表示されるようになりました。
HD voiceとは「High Difinision voice」の略で、通常の通話よりも幅広い音をカバーする高音質な通話を意味します。
フルHD voiceということは、そのHD voiceよりもさらに高音質の通話が可能になったということですね。
VoLTE(HD+)レベルの高音質
幅広い音をカバーするようになったと言われてもあまりピンときませんが、つまりはスマホを通じて聞こえる声が、面と向かって相手と話している際の聞こえ方に限りなく近づいたということです。
LINEの「Full HD voice」は、VoLTEがさらに進化したVoLTE(HD+)と同レベルの音質になっています。
どう変わったのか!?
以前までの通話は声にノイズが乗っているような感じがしましたが、Full HD voiceでは全体的に通話音からノイズが取り除かれた印象です。
どのぐらい違うのかというと、両者を実際に聴き比べてみるとはっきりと実感できるレベルで違います。
より高い周波数をカバーするようになったことから、これまでよりも高音が特にクリアに聞こえるようになりました。
有効な場合は「Full HD voice」が緑色で表示
[Full HD voice]が緑色で表示されている時はよりクリアな音声で無料通話を利用できます
最初は灰色で表示されている「Full HD voice」は、安定的にネットワークに接続できている際に自動で緑色に変化します。
安定したwifiに接続している際は、高確率でFull HD voiceが有効になるようです。
元に戻せないのか!?
Full HD voiceを使用するかどうかは、ネットワークの状況によって自動で判定されて切り替えられます。
LINEの設定画面にFull HD voiceをオフにする項目が見当たらないので、残念ながら元に戻そうと思っても不可能なようです。
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Full HD Voiceの利用条件は?
Full HD VoiceはiPhoneやAndroid、PCなど全てのプラットフォームで利用可能です。
iPhone、Androidの場合はバージョン8.14.5、Windows、macOSの場合はバージョン5.10.1以降をインストールしましょう。
鮮明過ぎて怖い!?雑音やノイズも
無料通話の音声が鮮明になったことで、「気持ち悪い」「苦手」と感じるユーザーも少なからずいるようです。
もしかすると今後ユーザーが設定を変更できるようになるかもしれません。
また、本来HD voiceには雑音やノイズを軽減する効果があるのですが、雑音が入る場合はイヤホンやヘッドセットを使用すると改善する可能性があります。
ぜひ新しいFull HD voiceで高音質な通話を試してみてください。