iPhoneのアップデートは随時行われており、現在の最新バージョンは「iOS 12.1.1」になります。
随時行われるiPhoneのアップデートで、現状の最新版である「iOS 12.1.1」は、今までの機能面もさらに改良されています。
ここからは、「iOS 12.1.1」のアップデートの詳細や不具合の情報についてまとめています。まずは、「iOS 12.1.1」のアップデート情報について見ていきます。
コンテンツ
アップデートの所要時間について
iPhoneをアップデートをする際は、場合によっては結構な時間がかかる場合があります。
今回の「iOS 12.1.1」に関してのアップデート所要時間はダウンロードにおよそ7分、そしてアップデートのインストールにおよそ12分かかりますので、トータルでおよそ20分といったところです。
iPhone XRの通知プレビュー表示
iPhoneの最新機種である「iPhone XR」ですが、ロック画面での通知表示が前回のアップデート時には行えないという問題が発生していました。
ロック画面上で通知を確認する人は非常に多く、わざわざホーム画面の起動をしなくても良いというメリットがあります。
しかし、前回のアップデートによりiPhone XRでは、ロックを解除しなければ通知が確認できないという状況にありました。
ですが、今回の「iOS 12.1.1」のアップデートにより、ロックを解除することなく通知プレビューができるように改善されています。
実は、iPhone XRではホームボタンがないため3Dタッチは対応していません。そのため、このような問題が起こっており、iPhone XRは代わりに触覚タッチという画面を長押ししてロックを解除する機能を採用しています。
今回のアップデートにより、この触覚タッチの機能改善が行われたということです。
FaceTime(フェイスタイム)の進化
iPhoneには便利な機能で、FaceTime(フェイスタイム)と呼ばれるものがあります。
簡単にいうとテレビ電話のことで、なんとその画質の綺麗さは素晴らしいものがあります。
そして、今回の「iOS 12.1.1」のアップデートにより、FaceTimeのカメラの切り替えが簡単に出来るようになっています。
実は、元々FaceTimeではカメラの切り替えはワンタッチで行えていたのですが、FaceTimeも進化をして最大で32人の同時通話が可能になっています。
この関係で、カメラの切り替え方法が以前とは変わっていたのですが、今回の「iOS 12.1.1」のアップデートにより当初の操作方法に戻ったというイメージです。
さらにLive Photos(ライブフォト)撮影機能も今回のアップデートにより復活しており、FaceTime中に利用することが可能になっています。
リアルタイムテキストの使用
リアルタイムテキストとは、通話をしている最中にテキストを使って話が出来る機能のことです。
今回のアップデートでは、iPad(アイパッド)とiPod touch(アイポッドタッチ)のWi-Fi利用時に使うことが出来るように機能の更新がされています。
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「iPhoneのiOS 12.1.1」の不具合情報
アップデートを行うにあたって、付き物であるのが不具合です。
今回の「iOS 12.1.1」のアップデートでも不具合があり、修正などが入っています。
ここからは、「iOS 12.1.1」の不具合情報について見ていきます。
Face IDの利用について
Face ID(フェイスアイディー)とは、ホームボタンがなくなったiPhone Xから搭載されている新機能で、iPhoneが顔認識をしてロック解除などを行うものです。
いわば、自分の顔がパスワードになっているというものになります。
今回の「iOS 12.1.1」のアップデートにより、Face IDが使えなくなるという不具合がありました。
ロックをうまく解除できないとなれば不便でしかないですが、この問題は既に解消されています。
Visual Voicemailのダウンロード問題
Visual Voicemail(ビジュアルボイスメール)とは、簡単にいうとiPhoneの留守電機能のことです。
Visual Voicemailにより、留守電が届くと自動的にボイスメールとして送られてきます。
ボイスメールが届いている電話に関しては、きちんとマークがされますので確認することは簡単です。
ちなみに、上記画像の青い点が記されているものが、ノイスメールが届いていることを示しています。
非常に便利な機能ですが、今回のアップデートでVisual Voicemailをダウンロードすることができないという利用者が見受けられました。
原因として、契約プランが対応していない可能性と、設定が誤っている可能性がありましたが、アップデートにより何らかの不具合が出ているということもあり修正がされています。
キーボードの不具合
今回の「iOS 12.1.1」のアップデートで、iPhoneのキーボードで日本語を入力すると変換の候補がキーボード内に表示されないという不具合がありました。
日本語だけでなく、中国語に関しても同様に変換候補が表示されない不具合が起きたため、修正を行なっています。
アップデートの度にキーボードの不具合は報告がされており、一度前回のバージョンに戻すという方法での対策も紹介がされていましたが、毎回素早い修正対応が取られていますので、今回の不具合もそれほど影響はなかったようです。
ボイスメモの録音について
iPhoneにはボイスメモという、声を録音する機能が備わっており、ちょっとしたメッセージなどを自分の声で録音して保存しておくことが可能です。
そして、そのボイスメモに録音したデータをiCloud(アイクラウド)に本来であればバックアップ、要はパソコンに保存をしておくことができます。
しかし、今回の「iOS 12.1.1」アップデートにより、iCloudにボイスメモを保存するためのアップデートができないという事象が発生しています。
保存ができないとなると、現状保存されてあるボイスメモ以降の新しいデータは一切残すことができないということになりますので、利用者からは不安の声があがっていましたが現在は修正が行われています。
時間帯の自動更新について
これは、国や地域に合わせた時間の設定が自動で行われるという便利な機能のことで、iPhoneだけでなくiPadやApple Watch(アップルウォッチ)にも備わっているものです。
今回の「iOS 12.1.1」のアップデートにより、時間帯の自動更新がされないという不具合が発生していましたが、その問題は修正がされています。
この機能は自動ではなく自分で設定することも可能ですが、毎回変更がある度に行うのは面倒でもありますので、自動更新を利用しておくことをおすすめします。
iOS12.1.1へのアップデートの手順
iOS12.1へのアップデート手順について説明します。まずメニューの中の設定をタップ。
設定の中の一般をタップします。
一般の中のソフトウェア・アップデートをタップ。
最新のアップデートが来ていればiOS12.1.1が表示されています。機種によってはまだiOS12.1.1へのアップデートが不可能なことがあるので、そのときはアップデートが可能になるまでお待ちください。
アップデートに関する説明があります。目を通して問題がなければ下へ画面をスクロールします。
最後にパスコードを入力すればアップデートが始まります。
「iPhoneのiOS 12.1.1」のアップデート詳細と不具合のまとめ
今回のアップデートで、機能性のアップが行われた点もありますので、より便利に使うために把握をしておくと、更にiPhoneなどを使用するのが楽しくなります。
不具合も修正がされていますし、詳しい詳細は公式ホームページにも記載がされています。