インスタのDMの仕様や位置が変わった詳細について徹底解説

インスタのDMの配置が変わり話題になっています。

今回はインスタのDMの仕様変更について解説します。

インスタのDMが消えた

元々DMはインスタのタイムラインのページのトップ右側から開くことができましたが、2022年6月中旬頃、突然その位置からDMのマークが消えてしまいました。代わりに現れた「≡」からもDMを開くことはできません。

DMの配置が変わったことで、不便になった・便利になったと様々な意見が飛び交っています。

原因はアップデートによる仕様変更

2022年6月16日(木)に行われたアップデートによる仕様変更が原因です。

DMは下部のタブに移動

上部の隅にあったDMは、下部のタブに移動しました。もともとショップを見ることのできた位置です。

マークも紙飛行機ではなくfacebookのMessengerのようになっています。

また、人によってはさらに検索の位置と逆転している場合があります。タップのしやすさという点では、最上部のDMのマークをタップするよりも、指の届きやすい位置へと収まっています。

DMがあった場所にはショップや設定

DMのマークがあった場所には ≡ のマークが現れています。ここからは設定や保存済み、ショップのページを開くことができます。

以前は設定を開くためには一度プロフィールを開かないといけなかったため、タイムラインからも設定が開けるようになったことも利点として上がってきます。

元の配置に戻す設定は無い

設定などでアプリの配置を元に戻す方法はありません。個体差のあるものだと想定されますが、ブラウザ版のインスタでは表示が元のままになっている可能性があるため試してみても良いでしょう。

PCでブラウザ版のインスタを開いた場合には、検索やDMなどすべてのコンテンツが上部に表示されます。

アプリのアップデートが完了してしまい、ブラウザ版でも戻っていない場合は、次のアップデートを待つほかありません。今回の配置変更が不評だった場合、次回のアップデートで配置が戻る可能性や、さらに改良される可能性もあります。

新しいDMの使い方

下部のDMのマークを選択すると、DMの一覧が出てきてDMが使用できるようになります。

上部の矢印の隣には自身のIDが表示されるため、選択するとアカウントを切り替えることも可能です。

ユーザーの声

今回の仕様変更に関するユーザーの声を解説します。

検索をよくしていた人には使いにくい

配置が変わったことについては、長年同じ配置だったため、使い慣れずに操作しにくいといった声が多く上がっています。

その中でも特に検索のあった位置にDMが配置されている場合、より使いにくいといった声が上がっています。検索をしようと反射的に操作をし、DMを開いてしまうといったことが起こります。

スライドでDMを開けなくなって不便

以前はタイムラインの投稿を左側にスライドすることでもDMを開くことができました。今回のアップデートではその機能がなくなってしまい、下部のマークをタップすることしかDMを開く方法が無い状態です。

上部にあるよりは開きやすいものの、スライドでの操作には利便性で敵っていません。近年のスマホはサイズが大きいため、真ん中あたりで手に持っていた場合など、指が届かず持ち替える必要がある人もいます。

ショップをよく閲覧していた人は開くのが手間に

ショップを下部のタブから閲覧していた人にとっては、ショップが開きづらくなりました。上部の「≡」を選択してさらに設定か保存済みかショップかという選択をする必要があります。

場所が遠くなった上に1タップでは開けなくなったため、ユーザーが軽い気持ちで閲覧する機会は減少することと予想されます。インスタでショップを扱っているオーナーにとっても、これは利点ではありません。

使いやすくなったという声も

タイムラインをあまり見ず、インスタを連絡手段として使用している場合はDMのタブが現れたことをメリットと感じる場合もあります。タイムラインを見ながら、たまに返信をするユーザーにはスライド機能は重要ですが、DMが目的でインスタを開くユーザーにはわかりやすく1タップで開けるため、便利になったとも言えます。

また、インスタをこれから使用する人や慣れていない人にとっても、DMが上部にあることは知っていないと想定しにくいため、わかりやすくなったとも考えられます。

仕様が更新されない場合の対処法

今回仕様が適用されておらず、仕様変更を希望する場合は下記のことを試してみても良いでしょう。

Android版はベータ版にしても変わらない場合が多い

Android版は以前の仕様のまま、DMのマークも紙飛行機のままになっている場合があります。Androidの場合、GooglePlayストアから試験中のベータ版を申し込むことができますが、アプリをベータ版にしてもDMの仕様は変わりません。

今回の仕様変更はiOSを中心に試験的に行っているか、iOSが優先的にアップデートされている可能性が考えられます。