以前までアイコンとして表示されていたインスタ内のIGTVですが、他のユーザーのページからIGTVの動画を視聴しようとしても項目が見つからなくなりました。
IGTVが消えた理由は仕様変更によるもので、消えたとは言ってもフィード動画と変わらず表示されているだけで、完全になくなっていません。どのように変更したのかを紹介していきます!
インスタでIGTVが消えた
インスタに長い動画を投稿したい場合は「IGTV」というアプリもしくはインスタ内のIGTV項目から動画を投稿できていました。また、インスタアプリでのIGTV動画の視聴も可能でした。
しかし、IGTVの項目が視聴・投稿どちらも消されています。なぜIGTVが消えたのか、消えた後に長尺動画を投稿したい場合はどうすればいいのかをあらかじめ抑えておくのをおすすめします。
インスタの次に流行る「IGTV」とは!?詳細や使い方について徹底解説
ユーザーページ・検索にてIGTVの項目が消える
上記画像の左側がユーザーページの投稿部分を拡大したもの、右側が検索画面です。
ユーザーページの投稿部分に今まではIGTVのアイコンがありましたが、撤去されています。その代わり動画の再生ボタンを表しているアイコンが新しく表示されていて、この中にIGTVとフィード動画が統一されています。
検索画面にも「IGTV」という長い動画だけを表示させる項目がありましたが、このアイコンも消されています。
IGTVを普段から活用していたユーザーは戸惑いの声を上げ、中にはフィード動画の項目にIGTV動画が紛れ込んでいると気づかないユーザーもいました。
フィード動画とIGTV動画が統合されたとインスタ公式が発表
インスタからIGTVが消えたのは不具合やエラーではなく、インスタ側が公式アナウンスをした「仕様変更」です。
インスタはフィード動画(通常の動画)とIGTVの動画を「Instagram Video」としてフォーマットを統一すると発表しています。フォーマット統一の理由は「写真共有アプリとしてより動画投稿アプリとしての側面を強くして、TikTokやYouTube等の競合相手に渡り合うため」と説明していました。
そのため、動画時間が長い短いに関わらず、ユーザーページの同じ項目(再生ボタンのアイコン)で表示されるようになっています。
ホーム画面右上からIGTV動画を投稿するためのアイコンも2020年には消えていたため、「インスタがIGTVはIGTVアプリで専用にするのではないか」と元々噂されていました。今回で関連したアップデートが行われたと考えてください。
IGTVアプリはInstagram Videoと名称変更、そのまま使える
インスタでIGTVが消えた(統合した)関係上、インスタ公式がリリースしていたIGTVのアプリも名称が変更されます(Instagram Videoと名称変更されます)。
今まではインスタで投稿したい動画時間が長い動画を投稿するためのアプリとして使われていましたが、名称変更後も今まで通り旧IGTVアプリを使って長い動画を投稿できると発表しています。
ただし、2021年10月21日現時点では動画の名称はまだ変更されていません。名称変更後にアップデートが行われる可能性が高く、その際、IGTVという概念を取っ払ったことで長い動画だけでなく短い動画も投稿できるようになるかもしれません。
リール動画は統合されずそのまま
インスタの「リール動画」は、TikTokのように15秒ほどの短い動画を専門に投稿できるインスタのコンテンツのひとつでした。
リール動画に関してはフィード動画やIGTV動画と同じように統合されず、そのままリール動画として形を残していました。
リール動画をインスタ側が残した理由は、TikTokと同じような機能を残しておくことで、下手に消してしまった場合にユーザーがTikTokへ移行してしまうのを防ぐためだと考えられています。リール動画をインスタに投稿したいユーザーは、今までと変わらずにリール動画を投稿でき、視聴も変更部分はありません。
また、フィード動画をスクロールして視聴した場合、フィード動画の中にリール動画が混ざる問題も解消されています。
アメリカで10月5日にアップデート、日本も後日反映された
インスタのIGTVが廃止され、フィード動画と統合されるアップデートは、アメリカで10月5日に行われていました。
日本のアップデートはやや遅れて10月10日から20日の間ですが、元々インスタのアップデート反映はアメリカ本国が優先されていたため、今回に限ったことではありません。
そのため、まだIGTVの名残りが残っているアカウントもあります。いずれすべてのユーザーに反映されるため、IGTVが消えた際のIGTV動画の投稿方法、視聴方法を抑えておいた方がいいです。
今までのIGTV動画との違い
IGTVが消えてInstagram Videoとなった今、IGTVだった時代とどのような変更点があったのかを紹介していきます。
大きく変わった部分は特になく、投稿方法もフィード動画に寄せられて変更されたため、フィード動画投稿手順と全く同じです。
IGTV動画の投稿方法について
IGTVの動画を投稿する方法は、今までのフィード動画と変わりありません。
ホーム画面上右上の投稿アイコンをタップすると、「投稿」とあるのでこちらを選択します。ストーリーとリール、ライブは別で扱われているので、それぞれの項目をタップしてください。
アップロードした動画がある場合は画面赤枠に表示されます。今までとは違いIGTV対応の長い動画もここで追加できます。
後は編集を行って投稿確認画面にて「シェア」を選択すれば動画投稿が完了します。
動画をタップするとフルスクリーンになる
視聴したい動画を選択すると、必ずフルスクリーンで表示されるようになります。
縦長の画像は画面いっぱいに表示されますが、仮に横長で撮影された動画の場合は、フルスクリーンにこそなりますが横向きにはならず、縦の部分が黒で表示されます。
端末の向き固定を解除してスマホを横向きにすれば、横画面で表示されます。
フィード動画と統合されたので見分けがつかない可能性あり
ユーザーページからIGTVの動画を探そうとしても、アイコンだけ見ると動画であることを示す再生ボタンのアイコンしか表示されていません。
そのため、ユーザーページを見ただけではどの動画が長いか短いかはわからない仕様になっています(変更される可能性はあります)。
動画を開いてみて、右下の再生時間を見て、長い動画か短い動画かを確認してください。また、動画は再生バーにて再生箇所を手動で選択できます。
投稿における新機能のリリース
リリースされた新機能
- 長い動画のトリミング機能
- フィルタ機能
- 人と場所のタグつけ機能
いずれの新機能も、動画投稿時に編集画面にて編集を行えます。
ただし、IGTVは端末のアカウントに実装されたけど上記の編集の一部が行えない例もあります。例えば、「トリミングだけまだ実装されていない」との声がありました。
実装されていれば動画投稿の幅が広がるため、間違いなく動画投稿・編集が楽になります。
IGTVがなくなった場合の対処法
IGTVがインスタ内から消えてしまった場合の対処法も紹介していきます。
仕様変更が原因なのでユーザー側が対処するのは不可能です。変更後の環境に慣れるのを強くおすすめしています。
動画はいままで通り投稿・視聴できるため対処の必要はなし
IGTVは名称を変更した(フィード動画と統合した)だけで、インスタ内から完全に機能として消えたわけではありません。
投稿方法、視聴方法はフィード動画のものに受け継がれているため、今まで通り長い動画の投稿や視聴もインスタもしくは次期Instagram TVにて行えます。
そのため、ユーザー側が特別な対処法を取る必要は一切ありません。万が一統合するにあたってなんらかの不具合がこれから発見される可能性はありますが、10月21日時点では見つかっていません。
IGTV動画を見つけたい場合
ユーザーページからではIGTVだった動画か再生時間が短い動画かの見分けがつきません。しかし、動画を実際に開いてみて、画面右下の動画再生時間を参照にすれば、すぐに見つかります。
また、動画を視聴中に画面を下にスクロールすると、そのユーザーが投稿した他の動画が一覧となって表示されます。赤枠部分には動画時間が記載されているため、長いか短いかをすぐに判断できます。
判別するために最低でも1つの動画をタップする必要がありますが、大抵の人は動画が長いか短いかではなく「興味のあるサムネイルか」「興味のあるカテゴリーか」で考えているため、そこまで気にしなくてもいいです。
インスタの次に流行る「IGTV」とは!?詳細や使い方について徹底解説
インスタグラムから動画投稿・視聴アプリ「IGTV」が2018年6月20日に発表されました。これまでインスタグラムでは最長1分までの動画しかアップ出来なかったのが、IGTVでは最長60分までの動画投稿が ...
続きを見る