実名登録が推奨されているFacebookですが、「偽名だとバレる?」と気になるという人も多いです。
今回は、Facebookで「偽名だとバレるのか?」やバレない為の対処法を徹底解説していきます。
Facebookは偽名でもバレるのか?
Facebookでは他人や関連の無い団体名を名乗る事は明確に禁じられていますが、プロフィール上の名前は「普段の生活で友達があなたを呼ぶときの名前にして下さい。この名前は、本人確認書類、または本人確認書類リストに含まれている必要があります」となっています。
ただし、Facebookは有名人のなりすましやスパムアカウントには厳しく対応しています。
実名でないと迷惑アカウントと間違えられて規制対象になったり、規制解除が行えないなどの恐れはあります。
偽名を使うデメリット
- アカウント停止を受ける可能性がある
- アカウント停止を解除できない可能性が高い
- 停止解除時に本名に変える必要がある場合もある
- 必要な時に知り合いにコンタクトが取り辛い
- 偽名とバレない為の制約を受けながらアカウント運用しなければならない
Facebookで名前を変える方法
Facebookでは名前の変更が可能です。
ただし上の画像の様な制約があるのと、1度変更すると60日間名前を変更出来なくなります。
右上の「=」を開いて「設定とプライバシー」に進みます。
「設定」に進み、「個人の情報」を選択します。
「名前」をタップする事で、名前の変更を行う事が可能です。
メアドのみ登録しても電話番号認証を求められる場合が多い
Facebookでは、メアドさえ登録すればアカウントを作成できます。
しかしメアドだけを登録していると、しばらく経った後に「不審なアクティビティがありました」等の通知でアカウントがロックされる事があります。
これが表示されてしまうと電話番号を登録しない限り、そのアカウントを使うことができなくなってしまいます。
Facebookで偽名がバレる理由
下記ではfacebookで偽名がバレる理由について、紹介していきます。
知り合いと連絡用のメアドや電話番号を登録している
詳しいアルゴリズムは公表されていませんがインスタは電話帳に登録しているメアドや電話番号を元に「知り合いかも」にアカウントを表示するとされています。
その為、知り合いとの連絡用のメアドや電話番号をFacebookに登録していると、知り合いに自身のアカウントが表示されたり、検索されたりする恐れがあります。
またプロフィールに知り合いに教えているメアドや電話番号を載せている場合も、偽名がバレてしまう可能性があります。
リアルの知り合いと友だち登録している
インスタは知り合いの知り合いという形でも「知り合いかも」とアカウントをオススメしてしまいます。
友人1人だけに友達申請していても、その友人が友だち登録している知り合いに、勝手にアカウントが表示されてしまう場合があります。
また知り合いが友だちのアカウントを辿って、あなたのアカウントに辿り着いてしまう事も考えられます。
特定できる情報を入力している
プロフィールや投稿に自身を特定できる情報を入れてしまうと、偽名がバレる恐れがあります。
以下の様な情報は載せない方が良いでしょう。
注意すべき情報
- 普段使っているメアドや電話番号
- リアルで繋がりのあるSNSのURL
- 地元で人気・よく行く店の情報
- 地元での事件の情報など
- 学校の行事の情報など
- 学校や職場の情報など
特定できる写真を上げている
投稿やプロフィール写真に自身を特定できる情報を入れてしまうと、偽名がバレる恐れがあります。
注意すべき写真
- 制服や良く着る服での写真
- 友だちが来たことのある部屋での写真
- 特定されやすい風景の写真
- 地元で人気・よく行く店の写真
- 学校で作ったもの・友だちからもらった物が移っている
- 名札など実名が写り込んでいる
リアルと繋がりがあるインスタと連携した・同時投稿
最近はFacebookとインスタの連携を強く推奨されます。
アプリ内で何度も案内が出るので、連携操作をしてしまった方もいるかも知れません。
ただ連携するとインスタの知り合いがFacebookでも紹介されたり、インスタとFacebookで同時投稿が行われてしまったりする可能性があります。
知り合いのページを検索・閲覧してしまった
Facebookにはグループなどを除いて足あと機能が有りません。その為、知り合いのページを見ても直接アカウントがバレる訳ではありません。
しかし、相手に対する関心度が高いとFacebookが分析し、自分のアカウントが相手の「知り合いかも」に表示されてしまう恐れがあります。
関心度の詳細は明らかにされていませんが、相手のページの閲覧は勿論、相手のアカウントを検索するのも止めて方が無難でしょう。
Facebookで偽名がばれない為の対処法
下記では、Facebookで偽名がばれない為の対処法を紹介していきます。
Facebookページを作成する
Facebookでは誰もが持つ大元のアカウントページの他に、主に営利目的の方が持つFacebookページを作成できます。
Facebookページではそもそも企業名やブログ名など、実名以外を入力します。
大元のアカウントページではなくFacebookページを使うことで、偽名がバレる可能性は下がります。
右上の「=」を開き、「ページ」に進みます。
「作成」をタップし、「スタート」に進みます。
こちらで表示させる名前を入力し、カテゴリーを選びます。
特にカテゴリーが思いつかない場合は、個人ブログでいいかと思います。
「完了」を押すと、入力した名前のFacebookページが完成します。
リアルの知り合いと関わらない
上記の通り、少しでも絡みがあるとリアルの知り合いに「知り合いかも」と表示されてしまう恐れがあります。
中には「LINEでしか繋がりが無い人が突然『知り合いかも』に表示された」という話もあります。
知り合いに対して避けたい行動
- 知り合いと連絡しているメアドや電話番号を登録しない
- 1人でも知り合いに友達申請しない
- 知り合いのページ・プロフィールを見ない
- 知り合いのアカウントを検索し無し
- 芸能人など知り合いとフォロー被りを避ける
位置情報を切る
インスタは位置情報元に、近くに住む人や同じ施設に通う人を「知り合いかも」で表示する事があります。
自然と知り合いに表示される確率が高くなるので、位置情報の提供は切っておきましょう。
右上の「=」を開いて「設定とプライバシー」に進みます。
「設定」をタップした後に「位置情報」を選びます。
「位置情報へのアクセス」を開き、「オフ」にしておきましょう。
ブラウザでの使用を避ける・キャッシュのクリア
Facebookは「ブラウザの検索情報や位置情報も読み込んでいるのではないか?」と考える方もいます。
その場合、ブラウザの情報を元に「知り合いかも」を表示している事も考えられます。
あくまでも噂でしかありませんが、バレるのを防ぐためには、ブラウザでFacebookを使わない方がいいと考える方もいます。
また、ブラウザのキャッシュを逐次クリアしておくのもオススメです。
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登録した電話番号を削除する
登録した電話番号を削除する事でバレる可能性が下がります。
ただし、電話番号を削除するとアカウント停止解除が行い難かいなどのデメリットもあります。
また、削除してもすぐに電話番号認証・登録を求められる場合もあります。
ホーム画面右上の「=」を開き、「設定とプライバシー」に進みます。
「設定」をタップして「個人の情報」を選びます。
「連絡先を管理」を押した後、電話番号をタップします。
「削除」を押すと確認が表示されます。
チェックボックスにチェックを入れた後、「電話番号を削除」をタップします。
Facebookのパスワードを入力した後、「携帯を削除」を押すと電話番号を削除できます。
メアド、携帯電話の検索範囲を制限・検索エンジンの設定を変更
「メールアドレス/電話番号を使って私を検索できる人」を自分のみに変更することで、他に人からメアドや電話番号で検索されなくなります。
また、Facebookは検索エンジンで検索されると、プロフィールや投稿がヒットしてしまう事があります。
「Facebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか」を取り消すことで検索エンジンからの検索を阻止し、偽名がバレてしまう可能性を減らせます。
これらの設定変更方法は、以下の記事詳しく解説しています。
Facebookの「知り合いかも」の仕組みと自分を表示させないにする方法を徹底解説
通報される行為を避ける
上記の通り、なりすましやスパムを疑われる行為をすると、Facebook側からアカウント停止や本人確認の措置を受け易くなります。
その中でも他の方から通報を受けた場合に、Facebookから対処される可能性が高くなります。
通報に繋がりかねない投稿は止めておきましょう。
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インスタとの連携を外す
右上の「=」を開いて「設定とプライバシー」に進みます。
「設定」を選び、「アカウントセンター」をタップします。
「複数のアカウントへログイン」をタップし、チェックマークを外します。
「次へ」を押してインスタにログインします。
ログインを行い、「アカウントを認証」を押すと連携が外れます。
あらかじめブロックしてしまう・アップロードした連絡先を削除
Facebookでブロックしてしまえば、お互いにアカウントは見えませんし、「知り合いかも」にも表示されません。
偽名がバレたくない相手が特定の人物であれば、あらかじめブロックしてしまうのも1つの手です。
また、アップロードした連絡先を削除しておく事も有効です。
Facebookでのブロックの方法や連絡先の削除方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
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友達リストのプライバシー設定を変更・友達リストを送信できる人を制限する
「あなたに友だちリクエストを送信できる人」を友達の友達に変更すると、友だちリクエストを送信できる人が、友達の友達だけになります。
また、「友だちリストのプライバシー設定」を自分のみに変更することで、友だちがこちらのタイムラインを参照した時に共通の友達の投稿しか見ることができなくなります。
それぞれ範囲を狭めることができるので、思わぬ所から偽名がバレる可能性が低くなります。
それぞれの設定変更方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
Facebookの「知り合いかも」の仕組みと自分を表示させないにする方法を徹底解説
偽名だとアカウント停止を受ける可能性もあるので注意
Facebookは偽名だとアカウント停止を受ける可能性があります。
ただ芸名やペンネーム、結婚などの関係で戸籍上の名前とは違う方もいるのが実情で、実名でなければすぐにアカウント停止を受ける訳ではありません。
ただし、実名でない場合にアカウント停止を受けると、身分証の提示が困難なため、凍結解除を行い難いなどのリスクは存在します。
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複垢もBAN対象なので注意
Facebookはメアドさえあればアカウントが作れるので、比較的簡単にサブ垢を作る事はできます。
「偽名がばれない為にサブ垢を運用する」事は可能ですが、残念ながら複垢はBAN対象になってしまいます。
また、BANされないまでも認証確認や電話番号登録の対象になり易いです。
サブ垢がBANされると本垢にも対象が広がる可能性がある為、複垢の運用はオススメできません。
サブ垢に近い使い方がしたい場合は、上記のFacebookページなどの公式の機能を使いましょう。
英語で名前登録しても大丈夫
Facebookは実名登録が推奨されていますが、漢字で登録しなければいけない訳ではありません。
英語であれば検索に掛かり難いですし、同音の方との区別も付きにくいため、バレる可能性が下がります。