AIの画像認識で顔を自由にいじれる人気アプリ「FaceApp」ですが、あるニュース記事によって安全性が疑われることになりました。
今回は、FaceAppの危険性、安全なのか。課金のコンテンツと解約方法などを徹底解説します。
コンテンツ
「FaceApp」には危険性があるという記事
ここ数ヶ月、話題沸騰中アプリ「FaceApp」
誰でも簡単にすぐに自分の顔、友人・家族の顔を年齢操作や特徴変更して遊べると人気を博している画像加工アプリです。
しかしアメリカ発の記事によってFaceAppの安全性に懸念の声が上がり始めています。一体どういうことなのでしょうか。
写真が勝手にサーバーに!?アメリカの上院議員が「プライバシー」に警鐘を鳴らす
Chuck Schumer(チャック・シューマー)上院議員が「FaceApp」の調査をFBIやFTCなどの各機関に依頼。
アメリカ国内でもカメラロールのアクセス権を求められることから、「FaceApp側が各ユーザーのカメラロールを勝手に覗き、密かに送信しているのではないか」という噂が拡散され炎上騒ぎになったそうです。
実際に検証されるほどにまで騒ぎになり、検証結果は「再現不可能」ということになりました。
しかし、上院議員はさらに精査を求めるとして各機関に書簡を出したようです。
議員は
- 「FaceAppのプライバシーポリシーによると、シェアされたコンテンツの利用や公開の権利をFaceAppに対して許諾したことになる。つまり、加工をした画像は、利用者の氏名を含めて利用者の許可や通知もなく広告や他社への売買なども可能。」
- 「利用者のデータを保持する期間や削除する時期が不明確。そして完全に削除されたかどうかを認知することができない可能性が高い。」
一言でまとめると
ポイント
FaceAppで加工した画像がサーバーにアップロードされていて、その画像をFaceAppもしくは第三者によって勝手に利用されている可能性がある。
アップロードした画像は、利用者が削除することができない。
FaceAppの加工処理は、アプリ内で行われているのではなくFaceAppのサーバー上で加工がされているとのこと。
サーバーで加工する理由として
「負荷を減らすためにサーバーで加工。加工後は一定期間後に削除される」と説明
加工を行う際に画像がアップロードされるとユーザー側に明確に説明していないと各所から批判が寄せられています。
プライバシーポリシーに基づくと危ないかもしれない
プライバシーポリシーに書かれている通りだと、本当に危険だと思います。
まず利用者に加工する際にアップロードがされていることを明確にしていないことから、危険意識を持たずに利用している方が多いでしょう。
そしてアップロード後は削除されると言われていますが、削除されるタイミングが1週間後、1か月後、1年後なのかも不明です。もしかするともっと長い期間保存されているかもしれません。
保存されたデータのその後の行方も不明ですので、勝手に第三者に利用されないか不安だと思います。
ダウンロードをして利用した時点で同意したとみなされる
このアプリでは起動時の「利用規約」などが表示されません。
アプリストアの「プライバシーポリシー」を各々確認してからダウンロードをする形式のようです。
ダウンロードをして利用開始した時点で「プライバシーポリシーに同意」したとみなされるため、無意識に利用してしまうユーザーが多いでしょう。
不安だと思うのであれば利用を控えたほうが良い
記事で取り上げられていたことがすべて真実とは限りません。
ただし、プライバシーポリシーに書かれていたことは本当のようです。
引き続き利用しても大丈夫なのかなどの判断は利用者に委ねられます。もし不安だなと感じた場合は、利用を控えることも検討してみるのが良いかもしれません。
海外製アプリのため、問い合わせが難しい部分もあると思います。万が一のことを考えると不安だと思う方が多いのではないでしょうか。
「脅威が無い」という検証結果が出る
この疑惑が広まってしばらく経過した後、セキュリティ研究者がFaceAppが加工画像以外のデータを送信していないか検証を行ったところ、「画像1枚分のデータ」がアップロードされていることが明らかになりました。
このデータは、ユーザーが加工を行った画像で、加工する際にFaceAppサーバーへのアップロードを行うためのものであると結論付けられました。
ここ近年の企業の大規模データ流出問題が注目されていたため、プライバシー保護に過剰になったため「危険ではないのか」という過剰な反応が露呈した結果この噂が広まったと見られます。
「FaceApp」運営のコメントでは
本騒動に対して、FaceApp側でも声明を発表しました。
声明
- 加工する際には、サーバーにアップロードして処理を行う
- アップロードするデータはユーザーが選出した画像のみであること
- アップロードされた画像は、48時間経過後に削除される
- 開発はロシアであるが、ロシアへのデータ送信は行われていない
- アップロードされた画像は第三者への送信を行わない
プライバシー保護では抜け目なくしっかりと行われているという公式の声明が出たため、利用者のプライバシーの脅威は無いものと思われます。
なお、警鐘を鳴らした米上院議員はこれを受けて謝罪を行いました。
「FaceApp」の課金で出来る事は?
続いて、「FaceApp」の課金コンテンツについてご紹介します。
「課金すると何ができる?」「無料期間後の解約方法は?」
気になるポイントを徹底解説します。
3日間の無料お試し期間あり
「FaceApp」の課金は「FaceApp PRO」と呼ばれるプランです。
課金をしなければ無料で利用することができますが、様々な制限が設けられているため、FaceAppをのびのびと楽しみたい方は課金をしてみるのが良いかもしれません。
そして、この課金プランには「3日間無料お試しプログラム」が提供されています。
ポイント
無料期間中はPRO版の全機能を利用することができます。
保存・広告・追加コンテンツなど
課金するとできること
- 豊富なフィルターの利用が使える
- 新規フィルターの追加があった際は、自動的に更新される
- 保存した際の「FaceApp」ロゴ透かしが入らない
- 広告表示をさせない
無料プランでは保存ができますが、「ロゴの透かし」が入ってしまいます。広告の表示もありますので、避けたい方は課金をする必要があります。
豊富なフィルターが勢ぞろい!
PRO版だと豊富なフィルターをすべて利用することができます。
通常の無料プランですと、このようにロックが掛かっていて利用することができません。
ロックを解除して利用した場合は、PRO版のプランを利用する必要があります。
実際にPRO版の機能を体験してみたい場合は、無料プランでも利用できる「デモ画像」を用いたサンプルを利用してみましょう。
アプリトップ画面上部にサンプルが用意されています。
3つの課金プラン
「FaceApp PRO」には3つの課金プランが用意されています。
1ヶ月プラン | 12ヶ月プラン | 永久プラン |
---|---|---|
480円 | 2,200円 | 4,800円 |
月額 | 年額 | 買い切り |
月額プランに加えて買い切りプランも用意されているのは珍しいと思います。
お試しで気に入ったら4,800円で購入してしまうとかなりお得です。
「FaceApp PRO」無料お試しプラン注意点と解約方法
「FaceApp PRO」のお試しプランには注意点があります。
確認してからお試ししてみると良いかもしれません。
無料期間は自分で解約しないと2,200円請求されてしまう
お試しスタート画面をよく見てみましょう。
少し小さいですが、
「キャンセルされなかった場合は2,200円の請求がされます。」
解約手続きをしなかった場合は、年額での請求が行われてしまいます。
ポイント
3日以内に解約をすれば、請求は発生しません。
お試しだけで利用したい場合は、登録後の解約手続きを必ず行わなければなりません。
解約方法手順
課金の解約手順をご紹介します。
「設定」アプリを起動し、「iTunes StoreとApp Store」をタップします。
画面上部の項目に自分のApple IDが表示されています。Apple IDをタップしましょう。
ポップアップ項目内の「Apple IDを表示」をタップします。
アカウント情報を編集できるページが表示されます。スクロールをして中ほどに「登録」がありますので、タップしましょう。
「登録」には定期購入(課金)をしているものがリストアップされています。
定期購入を解除したいアプリをタップします。
表示されたページ内の最下部に「登録をキャンセルする」があります。
「確認」をタップすると定期購入がキャンセルされ、請求が来ないようになります。
有効期限以内であれば引き続きプランを利用できます。
他に盛れるオススメのカメラアプリは?
他に盛れるオススメのカメラアプリをご紹介!
Ulikeユーライク
Ulikeは人気度・満足度共に非常に高い加工カメラアプリです。
ナチュラル加工で写真の顔を盛ることが可能で、メイク機能などもあるのでスッピンで撮っていてもメイク顔を作ることが出来ます。
ポイント
- 顔パーツの微調整
- スタイル
- 美顔効果
- フィルター
- スタジオ
- アスペクト比の変更
- SNSで流行りのポージング
上記のような機能を楽しむことが可能です。
中でも「顔パーツの微調整」は他のアプリには無い機能で、写真で気に入らない、加工しきれていない部分があった場合、撮り直しをすることなくその場でパーツの微調整を行うことが出来てしまいます。その場で撮った写真でなくても、フォルダ内の画像加工も可能です。
非常に盛れる、高画質という定評があり、フィルターや美顔効果も種類が豊富です。
また、アスペクト比の変更ができるので、インスタの投稿などで比率が1:1の場合も後から見切れる部分なく写真を撮ることが出来ます。