現在注目が集まっているNFTゲームがあります。
今回はSTEPNの安全性と危険性について徹底解説していきます。
STEPNとは
まずはSTEPNとは何かについて解説していきます。
NFTゲームとして2021年にサービス開始
STEPNはオーストラリアにある会社『Find Satoshi Lab』が運営しているアプリです。
2021年12月より正式リリースされ、日本以外でも注目されています。
現在急速に参入者が増えており、バランス調整のため人数制限がかけられています。
外で運動することで仮想通貨を入手することができる
STEPNはアプリ内のゲームをプレイすることで、ゲーム内の独自仮想通貨を入手する事ができます。
入手方法はSTEPNアプリをダウンロードした端末を身に着け、起動した状態で一定の速度でウォーキング・ランニングを行うことです。
移動速度や距離はゲーム内で装備できるスニーカーによって変化するため、プレイスタイルに合わせて決定することができます。
初期投資が必要で回収に時間がかかる
ゲーム内で購入できるスニーカーは、2022年4月の時点で安いものでも6~7SOLが必要です。(1SOL=4月20日時点で約13750円)。効率的に通貨を入手する場合、更にスニーカーを購入する必要があります。
スニーカー毎に仮想通貨の獲得度や、レアリティが設定されているため本格的に取り組んでいる人のほとんどは複数のスニーカーを購入しています。
そのため初期投資を回収するに時間がかかるため、長期的な視野で計画をたてましょう。
ゲーム内に成長要素がある
購入したスニーカーは、ゲーム内でステータスを成長させることができます。
スニーカーのステータス
- Efficiency
この数値が高いほどGST(仮想通貨の一種)を多く回収できる、最も重要視されている - Luck
運動を行うことで獲得できるアイテムのドロップ数が上昇する - Comfort
4月20日時点で適応されていない、今後実装されるパラメーター - Resilience
耐久値が減りにくくなる。耐久値が大きく減少するとGSTの回収効率が落ちるため、重要な要素
ステータスを上昇させることで回収率が大幅に上昇し、計画的なレベルアップが重要視されています。
STEPNの安全性について
ここからはSTEPNの安全性について解説していきます。
アプリ運営会社は常に情報を発信している
アプリを運営している『Find Satoshi Lab』は、複数の媒体で情報を発信しています。
確認しやすい媒体として公式Twitterが存在し、新たな情報を発信しています。
またロードマップも公式ホームページで随時更新しているため、確認することが可能です。情報公開に積極的なため、安全性や今後の展開が気になる場合はチェックしてみましょう。
ハッキングや不正アクセスに関する被害はほぼない
2021年12月から開始されたSTEPNですが、現在の所大規模なハッキング・不正アクセスは発生していません。今後発生する可能性はゼロではありませんが、安全性は高いと考えられます。
2022年3月にNFTゲーム大手のSkyMavis社が、750億円以上の仮想通貨がハッキングにより流出したとして話題になりました。
SkyMavis社はハッキングによる流出事件の補填として、主要出資者から資金調達をするなど太陽に追われています。
このリスクはどのNFTゲームでも存在するため、利用する際は注意しましょう。
STPENの危険性について
ここからは現在懸念されているSTPENの危険性について解説していきます。
税金や意図せぬ脱税に気を付ける
これはSTPENだけの危険性ではありませんが、仮想通貨を利用する際は確定申告を必ず行いましょう。
副業で仮想通貨を運用している場合、年間で20万円以上の利益が発生した場合課税対象となります。
また送金を始めとする費用の記述漏れや、仮想通貨の価格変動により利益の増減が発生するケースがあります。そのため普段から支出・収入を記録しておくようにしましょう。
会社勤め・フリーランス・扶養など現在の状況によって納める基準が異なるため、税理士や税務署で必ず確認しましょう。
プレイ画面から位置情報や個人情報が流出する危険性がある
STPENはウォーキングやランニングを行うことで、仮想通貨を獲得することができます。
モチベーション維持のため、どの程度運動したかをSNSで報告するユーザーも多いです。その際、位置情報から自宅や生活範囲を特定され犯罪被害に合う可能性があります。
SNSで取り上げる際は個人情報流出に繋がらないよう注意しましょう。
STEPNをプレイ中の事故が懸念されている
STEPNは移動を続けていないと仮想通貨が追加されません。信号待ちなどやむを得ず止まる際は、画面内の一時停止ボタンを押すことが推奨されています。
しかし運動中にスマホを操作しようとして、注意散漫となり衝突や怪我に繋がる恐れがあります。
アプリを操作する際は効率を重視しすぎないよう、安全を確保してから行いましょう。
送金ミスによる仮想通貨紛失
アプリ内で使用する通貨は、SOLと呼ばれる仮想通貨を用意しSTEPNアプリに送金を行う必要があります。
その際に設定ミスやアドレスに間違いがあった場合、送金した金額が全て消失してしまいます。これはセルフGOXと呼ばれ、一度発生したミスは制度の関係上変更は不可能です。
そのため送金の際は細心の注意を払って行いましょう。
取れる対策として、最低金額で送信を行い無事送信できているか確認するのが一般的です。
STEPNユーザーを狙った詐欺が発生している
STEPNユーザーへの詐欺は現在多く発生しており、SNS上で注意喚起がされています。
現在確認されている詐欺は以下の通りです。
現在確認されている詐欺
- ツイッター上でスニーカープレゼント企画と謳い、メールアドレスなど個人情報を入手する
STEPNはスニーカーをプレゼントできる制度があり、それを利用した詐欺が確認されている。 - 招待コードを譲渡を条件に個人情報を要求してくる
招待コードを渡すために必要と偽り、TwitterやDiscordのDMで個人情報を教えるよう要求してくる。
個人情報を要求してくる場合詐欺の可能性が高いので、十分注意しましょう。
シードフレーズの流出によるアカウント乗っ取り
STEPNはアプリ内でウォレット(財布)を作成し、その際12個のキーワードが生成されます。このキーワードはシードフレーズと呼ばれ、パスワードの復元などに使用されます。
このシードフレーズは通常の操作では使用されないため、聞かれた場合はまず詐欺の可能性を疑いましょう。
また端末乗っ取りなどで流出する可能性があるため、シードフレーズは紙に書くなど流出しないように管理しましょう。
アプリ外での危険性が多く注意が必要
アプリや開発・運営が原因となる大きなトラブルは現在の所発生が確認されていません。しかしアプリを取り巻く環境や、仮想通貨共通の危険性は多く存在します。
STEPNは現在注目されてるNFTのため、アプリ外でのトラブルが懸念されています。
利用する際はどういったトラブルが起きているのか、きちんと確認しましょう。
仮想通貨の暴落リスクは常にある
完全に安全な仮想通貨は、現在の所存在していません。少なからずリスクが発生し、いつどの仮想通貨が暴落するかの予想は極めて困難です。
STEPNは現在最も注目されている仮想通貨の一つですが、既に競合相手が登場しています。
様々なリスクを踏まえ、投資を行っていきましょう。
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