リップルガチホ勢の皆さんこんにちは。
今回はRipple(XRP)の保管方法として、おすすめのウォレットを紹介します。
コンテンツ
コインチェックからRipple(XRP)を送金する方法
コインチェックからRipple(XRP)を送金する方法を解説します。といっても、2018年1月30日現在、仮想通貨の送金はコインチェックによりロックされていますので、解除されたからの作業になります。
※アプリ版での送金方法は確認できていませんので、ブラウザ版で行ってください。
コインチェックにログインしたら、まずウォレットページにいきましょう。
ウォレットをクリック。
左側にこのようなメニューが表示されればOKです。そして、「コインを送る」を選択しましょう。
「Rippleを送る」を選択。
「Rippleを送る」が選択状態になったことを確認して、次に進んでください。
まだどちらにも送ったことがない場合は、送金先リストを編集する必要があります。クリックしてください。
こちらで、送金先リストを編集できます。新規ラベルには、自分がわかりやすいラベルを付けてください。「ウォレット1」「ウォレット2」とかでも問題ありません。
新規宛先には、送金先のアドレスを入力してください。
これで、金額等を入力して送金をクリックすればOKです。
※思わぬ間違いがあるかもしれないので、ウォレットには1XRPあたりをまず送金してください。ただし、リップルウォレットは20XRP送らないとアクティベートできないものがほとんどです!
Ripple社の見解
これからおすすめウォレットを紹介しますが、その前に注意喚起をさせてください。Ripple公式HPの文章です。
6. Which wallet should I use?
Ripple does not endorse, recommend, or make any representations with respect to digital wallets. It’s advisable to always conduct your own due diligence before trusting money to any third party or third-party technology.
Top 9 Frequently Asked Questions About Ripple and XRP − Ripple
「どのウォレットを使うべきですか?」という質問に対し、「私たちはウォレットをオススメしたり、推奨したりしません。第三者やその技術に頼らず、常に自分自身で精査すべき」と答えています。
つまり、Rippleが推奨するウォレットは存在しません。その上で、個人的におすすめと思われるウォレットを紹介します。
俺的!仮想通貨ウォレットアプリランキング スマホで最も便利なウォレットは??
おすすめRipple(XRP)の送金先 ・ウォレット
ペーパーウォレット
※これは使い捨てのウォレットです。アクティベートしたウォレットは絶対にネット上にアップしないでください。
「1番安全なウォレットは何?」と聞かれれば、「ハードウェアウォレット」と答える方が多いでしょう。次の章で紹介するハードウェアウォレットは、かなり安全だと言えます。
しかし、個人的には、ペーパーウォレットのほうが安全かもな、と考えています。ハードウェアウォレットやペーパーウォレットといった「コールドウォレット」は、オフラインに強みがありますので、どちらも大差ないかもしれませんが……。
ビットコインのウィキペディア。仮想通貨界隈の人なら穴があくほど読んでいるとは思いますが、そのウォレットの項目に、以下の一文が記されています。
紙にビットコインアドレスと秘密鍵を印刷したものである。クラッキングなどで秘密鍵が漏洩する危険性が無いため、最も安全である。
だそうですよ!これ書いた人が勘違いしていたかもしれませんが、概ねあってそうです!
ペーパーウォレット作成の手順は簡単。ちなみに、こういったウォレットはオープンソースであることが望ましいです。プログロムが公開されていないと、その作成者が不正をしていないかを確かめることができませんもんね。ということで、RippleのペーパーウォレットはGithubでソースが公開されています。これをPCにダウンロードして、オフラインの状態でウォレットを作成する形です。
- ripply-paper-walletのGithubにアクセス
- 右側の緑ボタン「Clone or Download」をクリック
- 出てきたボックス右下「Download ZIP」をクリック(これでPCにプログラムがダウンロードされます)
- ZIPファイルを解凍
- オフラインにする(ネット接続を切る)
- 「coldwallet-……html」的な名前のファイルを開く
- 「Generate New」をクリック
- 印刷
詳しくは、下のサイトを参考にしてみてください。
※印刷する際の注意点
- ネットを経由させない
- 自宅のプリンターでもセキュリティ有のUSBで
- データのキャッシュは全て削除
また、ペーパーウォレットはラミネートなどしてあげるといいかもですね!必ず自分で行いましょう。うぇーい的な感じでラミネートしたペーパーウォレットをインスタなどにあげないようにしましょう。
レジャーナノS
ハードウェアウォレットであるレジャーナノSはRipple対応しています。
- ハードウェアウォレットLedger Nano S初期設定と開封の儀ダイジェスト
上の記事が、ハードウェアウォレットのイメージがつきやすかったです。
こちらの記事では、海外公式サイトでの購入方法を紹介しています。
というのも、レジャーナノSやTREZORといったハードウェアウォレットは、公式以外から購入してしまうと、細工される可能性があります。正規代理店などならともかく、メルカリやヤフオクといったサービスで購入するのは控えましょう。海外では実際に被害にあった方もいます。
そのため、私も公式サイトからの購入をおすすめします。
アプリ Toast
ウォレットアプリのToastWalletもおすすめですね。もちろんオープンソースです。
iPhone、Android、Windows、Macどれでも使うことができますよ。
ウォレットを作成しても、20XRPを送らなければアクティベートできないので注意してください。
Chrome拡張
- Rippleウォレット Chrome拡張機能
Akira Tanakaさんの作成した、「Chrome拡張機能」としてのRippleウォレット。珍しいですね。
ちょっと不安になった方もいるかと思います。Akira Tanakaさんのサイトから少し抜粋します。
このツールは、Ripple Consensus Ledger上での基本的な機能をほぼ全て網羅しています。 またセキュリティ対策も万全です。貴方の秘密鍵の安全性を保つため、大切な秘密鍵をネットワーク上に流すことは一切ありません。全てのトランザクションはローカルで署名してからサブミットします。ローカルで使う秘密鍵も貴方の好きなパスフレーズで暗号化されますのでさらに安心です。
- Rippleウォレット Chrome拡張機能
秘密鍵は貴方が設定した任意のパスフレーズで暗号化されて、Chromeブラウザのローカルストレージに安全に保存されます。暗号化されたデータさえも保存したくない用心深い方のために、それを自分で削除する機能もあります。
パスフレーズを間違えると安全のため貴方の暗号化された秘密鍵はローカルから削除されます。そのような場合でも、設定画面から秘密鍵を再設定することでウォレットを復旧することができます。
他の全ての暗号通貨がそうであるようにRippleもまた、秘密鍵を忘れてしまうと送金などはほぼ不可能となります。それを予防するため、最初に秘密鍵を生成した時はどこか安全な場所に、例えば紙媒体やスクリーンショット画像などで、大切に保管しておくことを推奨します。
さらに事実上のオープンソースです。Chromeブラウザのローカルストレージに秘密鍵は保管されますが、その秘密鍵は暗号化されており、閲覧にはパスフレーズが必要です。
かなり使い勝手が良いのではないでしょうか?コインチェックのロックアップが解消し次第、こちら使ってみようと思います。
コインチェックの資産を移転せよ!各仮想通貨のおすすめ移転用ウォレット紹介
Ripple(XRP)残高の確認方法
こちらにアドレスを入力することで確認することができます。試しに、コインチェックが避難させたと言われるXRPコールドウォレットの行方を見てみましょう。
検索ボックスに、調べたいアドレスを入力。
丸い点が出てくるだけですが、下のほうを見ると……
https://xrpcharts.ripple.com/#/graph/rPccPbZH4YBVmjvL4dMMkrX8J3MKGLNApQ
さ……さささ?31億XRP……?
すげえ!
ということで、残高を確認できました。
このように、自分のアドレスさえ控えていれば、残高を確認することができます。いちいちウォレットを確認する必要はありませんよ!
編集後記
今回は、Rippleのおすすめ移動先を紹介させていただきました。
まだですかね、ロックアップ解除。いつまで顧客資産を凍結し続けるつもりでしょうか。
とりあえず、コインチェックから退避したい方は、あらかじめ、軽くウォレット等を作成してみてはいかがでしょうか。セルフGoxには気をつけてくださいね。