Twitterで、繋がりのないアカウントから突然リスト追加されるという事案が発生しています。
そのほとんどが釣り・企業・啓発系のリストであり、「スパム」のようです。この事案の詳細とリスト追加から抜ける方法・させない方法を含めて徹底解説します。
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突然知らないアカウントからリスト追加をされる
フォローしていないアカウントからの「リスト追加」がされてしまうユーザーが多いようです。
前触れもなく追加されてしまうため、ユーザー間で不安が広がっています。
突然追加されるリスト名が、
ポイント
- 「〇〇当選者」
- 「〇〇セミナー参加権獲得者」
- 「〇〇クリニックテスター参加者」
など様々です。ほとんどが一般的に言われる「釣り」や啓発系、一般企業を名乗るアカウントからのリスト追加のようです。
現在よく確認されているのが「当選系」のリストだそうで、Twitter上に出回っている「プレゼントします」ツイートをRTもしくはいいねで反応したユーザーを中心に追加をされています。
なお、ツイートに反応していないユーザーも含めて勝手に追加されているそうです。
リスト追加を行う目的は?
リストの追加を行う目的は様々ですが、一言でまとめるとするならば「スパム行為」を行うためです。
「フィッシングメール」に近いものであり、不特定多数のユーザーを追加し、別サイトへの誘導やアカウントに対して個別にDMを送るために「リスト化」しているものと思われます。
ただ、追加されたからと言ってアカウント自体が乗っ取られてしまうことはありませんが、リスト内に表示されるツイートやリスト作成者からのダイレクトメッセージに添付されているURLにアクセスしてしまうと「アカウントの乗っ取り」の危険性があります。
また、リスト内に不適切なコンテンツ表示をされる恐れがあるため、なるべく早いうちに対処するようにしましょう。
注意ポイント
リスト内のツイートやフォロー外からのメッセージには十分ご注意ください。追加されてもリスト内のURLにアクセスしたり、Twitterアカウント情報などを入力しないようにしましょう。
リスト追加を承認制にすることはできない
Twitterのリスト追加の仕様は、非公開アカウントをフォローする時のように承認制ではありません。
そのため、フォローしていないアカウントからでもリスト追加を行えてしまうのです。
現時点では、勝手に追加されてしまうことを防ぐ方法は限定されています。
リストから抜ける方法と追加をさせない方法
突然追加された場合でも、簡単にリストから抜けることができます。
Twitterアプリを起動して「リスト」にアクセスします。
自分が作成した・追加されているリストが表示されています。勝手に追加されたリストを開きましょう。
リストが開くと、追加中の全ユーザーのツイートが表示されます。
ツイートが表示されますが、念のためURLなどが添付されているものには触れないようにご注意ください。
「解除する」をタップすることでリストから抜けることができます。
ブロックすることで完全にシャットアウト
リスト追加を行ったユーザーをブロックすることで、リストを抜けた後で再度追加されてしまうことを防げます。
右上の「・・・」をタップしましょう。
「(ユーザー名)をブロックする」でリスト作成者をブロックができます。心当たりのないリスト作成者はブロックしておくのがオススメです。
「非公開」アカウントにすることでフォロー外からのリスト追加を防ぐ
鍵を付けていない状態では、フォローしていないユーザーでもリスト追加を行えます。
しかし、鍵を付けた「非公開アカウント」はリスト追加ができません。
短期間で何度もリスト追加をされた場合は、一定期間非公開にするといった対処法が良いでしょう。
「設定とプライバシー」を開きます。
「プライバシーとセキュリティ」にアクセスします。 「ツイートを非公開にする」をオンにすることで非公開アカウントにできます。再度オフにすると通常のアカウントに戻ります。