10月1日の消費税の増税に併せ、JR東日本では新サービスの「JRE POINT」のサービスを開始しました。
いつもの鉄道利用でポイント還元になるというお得なサービスになりますが、「JRE POINT」登録に関して様々なトラブルが発生しているようです。
今回は、会員登録ができない・Suicaが追加できない問題の原因と対処法を徹底解説します。
JRE POINTで会員登録することができない
JRE POINT WEBサイトで新規登録を行おうとしても、「ページを開くことができません。」と表示されてしまい、登録ができない利用者が多発しました。
現在も時間帯によってはこのエラー画面が表示されてしまう方も居るようですが、サービス開始時より繋がりやすくなり、順調に登録ができている利用者も多くなっています。
アクセス集中で登録ができない模様
JRE POINTでは、サービス開始当初から認知しており、この不具合の原因を発表しています。
原因
アクセス集中による「アクセス障害」が発生していた。
消費税の増税がスタートした10月1日以降、新規利用者が一斉に登録を行うためにアクセスが集中したことが原因と見られています。
今後もしばらくはアクセスが集中が続くと思われ、増税後初の週末を迎える10月5日(土)と6日(日)には、JR東日本各線を利用してお出かけする方が増加すると見込まれます。
注意
4日(金)はJRE POINT新規登録を行う方が多くなるかもしれません。
そのため、再びJRE POINTにアクセスしづらい状況に陥ってしまう可能性があるため、登録は早めに済ませておくのがオススメです。
メールアドレス文字列NG判定で登録できないケースも
一部のユーザーでは、新規登録を行う際に「メールアドレス」入力を行うものの、文字列の【NG判定】によって登録ができないという報告も出ています。
@以降は、「ドメイン」になるため、基本的には「ドット」の特殊記号のみを使うと思われます。
原因
- ドメイン部分を打ち間違えている。
- JRE POINTサイトのシステムエラーによって誤判定が出ている。
よくあるのは、利用者が打ち間違えているケースです。
登録時によく確認し、進めてください。
文字列が間違っていないのにもかかわらずNGが出て登録ができない場合は、アクセス集中によってJRE POINTサイト側で何らかの技術的な問題が発生し、登録ができない原因になっている可能性があります。
その場合は、紹介する対処法を試してください。
対処法
アクセス障害で登録ができない・メールアドレスで登録ができない場合の対処法です。
ユーザー側で対処できるものをまとめました。
対処法
- 時間を空けてから再度試す。
- 通信環境を見直す。
- ブラウザアプリの再起動。
- ブラウザのキャッシュデータを削除する。
- 別のブラウザアプリで登録を試みる。
時間を空けてから再度登録を試みる
アクセス集中時などは、時間を空けてから登録を再度実行するのが適切です。
サーバーがダウンしている時に何度もアクセスを試みると、復旧が長引いてしまう原因になるため、可能な限り短時間で何度もアクセスを試みるのは控えましょう。
間隔は30分に1度、もしくは1時間に1度のペースでアクセスできるか確認するのがオススメです。
ポイント
- 朝・昼休憩時・夕方はアクセス増加の傾向があります。
- アクセスが少ない時間帯に訪れてみる。
- 深夜に登録作業を行う。
通信環境が整った場所で登録を進める
通信環境が影響している可能性があります。
JRE POINT登録時に接続しているネットワークが安定しているか確認してみましょう。
通信が安定するWi-Fiを利用しての登録がオススメです。
ブラウザアプリの再起動
JRE POINT登録時に利用しているブラウザアプリを再起動します。
登録時に入力するフォームで問題が発生した際も、再起動によって改善ケースがあるため、一度試してみるのが良いかもしれません。
ブラウザアプリのキャッシュを削除する
利用しているブラウザアプリのキャッシュデータが蓄積していることにより、トラブルを引き起こしているかもしれません。
キャッシュデータを削除することにより、接続を改善出来たり、フォーム入力問題を解決できる可能性があります。
iOS端末の「Safari」の場合、「設定アプリ」の「Safari」にアクセスします。
設定項目内の「履歴とWebサイトデータを消去」をタップします。
出現するポップアップの「履歴とデータを消去」でキャッシュデータを削除することができます。
別のブラウザアプリで登録を試みる
登録時に利用しているブラウザを変更して登録を試みる方法です。
Safariを利用している方はGoogle Chromeで。もしくは逆で登録を進めます。
ブラウザを変更することにより、円滑に登録作業を進めることができるようになるかもしれません。
Suica ID番号が正しいのに登録ができない!原因と対処法
1枚目もしくは複数枚のSuicaを登録する際に、Suica ID番号を入力して登録をしますが、入力したSuica ID番号が正しいのにもかかわらずエラーが出て登録ができない利用者が多発しています。
このトラブルが発生するのは、2枚目のSuicaを登録する時に発生する傾向があります。
理由は、モバイルSuicaなどのアカウント入力だけで紐付けが完了するため、1枚目の登録時にSuica ID番号を入力する機会がないためです。
すでに登録済みのSuica ID番号を入力しようとしている場合もあるため、入力時はよく確認するようにしましょう。
原因と対処法は、以下の通りです。
「無記名Suica」や「記念Suica」は登録できない
JRE POINTでは、「無記名Suica」
特別なデザインを模した「記念Suica」を登録することはできません。
登録を試みると、エラーが出てしまう原因に繋がるため、記名式Suicaで登録をするようにしてください。
「記名式」への変更方法
JR東日本圏内の各駅にある
- 「みどりの窓口」
- 「多機能券売機」(紫色の券売機です!)
この2箇所で「記名式」へ変更することができます。
なお、駅によってはどちらも設置されていない駅があるため、最寄りの設置駅へ向かう必要があるかもしれません。
「JE」と「Suica IDのコピペ」が原因になっている
原因は、Suica ID番号を入力する「入力フォーム」に問題がありました。
ご覧のように。入力フォーム外に「JE」があり、入力フォームにも「JE」と入力しています。
Mizuho Suicaアプリなどで、Mizuho SuicaのSuica ID番号横に表示されている「コピー」ボタンをタップしてしまうと、「JE」を含むすべての文字列をコピーしてしまいます。
それに気付かずにペーストして登録を進めてしまうと、「JE」が重複してしまうため「文字に誤りがあります。」というエラー表示に繋がってしまいます。
また、入力フォームから「JE」を消して進めても同じエラーが出てしまいます。
原因
- 「JE」が文字列に含まれていたため、消すと「15桁」しか入力されていない。
- Suica ID番号は「17桁」のため、残り2桁が入力されていないためエラーになった。
恐らく、「登録ができない!」という状況に陥っている方は、これが原因になっている思われます。
Suica ID頭2文字「JE」を消し、Suica IDの下2桁を手入力しよう
このトラブルの対処法をご紹介します。
まず、誤って入力してしまった「JE」を入力フォームから消します。
続いて、「JE」を消してしまうと「15桁」しか入力されていないため、Suica ID番号の合計「17桁」に対して残り「2桁」足りません。
そのため、残り下2桁を入力しましょう。直接Suica ID番号を確認して入力するのが確実です。
正しく入力できました。
Suicaを追加できない方は、この手順によって登録できるようになるはずです。
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