今回は、リーグ・オブ・レジェンドのTFT(チームファイトタクティクス)のルールや、試合での操作の仕方について徹底解説します。
先日、PBEでリリースされたTFTですが、6月26日より日本鯖で正式実装となりました。
以下で、日本鯖でのTFT実装の詳細や、TFTのアイテムやシナジーについての解説、実際のTFTの流れなど解説していきます。
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TFT(LoL版オートチェス)が日本鯖で実装!
2019年6月26日、リーグ・オブ・レジェンドのパッチ9.13で、日本サーバーにTFT(チームファイトタクティクス)が実装されました。
先日PBEで始まったTFTですが、ようやくライブサーバーでの実装となり、世界に先行して日本鯖とオセアニア鯖で一足先にプレイ可能となっています。
すぐTFTを遊べるのはサモナーレベル10以上のプレイヤー
実装翌日の6月27日午前4時までは、サモナーレベル10レベル以上のプレイヤーしかTFTをプレイすることができません。
ちなみに、LoLではプレイヤーのことをサモナーと呼び、ノーマルの対人戦やAI戦をプレイすることでサモナーレベル(プレイヤーレベル)が上昇していきます。
サモナーレベルを上げることで、ゲーム内通貨などの報酬を貰えたり、レベル30に到達するとランクマッチに参加できるようになり、プレイヤーの熟練度を表す指標とも言えます。
今回TFTにレベル制限が敷かれているのは、まだ実装されていない他国のプレイヤーが日本鯖に集まることを危惧している、というのが理由です。
それでなくとも実装初日は混雑が予想され、コアタイムにはマッチングにしばらく時間がかかる可能性があります。
ランクマッチはパッチ9.14から
今回実装されたのは、全員フレンドでも遊べるノーマルモードのTFTですが、次のパッチ9.14ではランクマッチも解放となります。
パッチ9.14は2週間後を予定していますが、まだTFTは始まったばかりなので、今週はバグや不具合、レベル調整などの期間と考えてよいでしょう。
TFTのルールを解説
TFT(チームファイトタクティクス)のルールについて解説していきます。
LoLのサモナーズリフトやARAMでは、一人のプレイヤーが1体のチャンピオンを操作していましたが、TFTでは全く違ったルールになっています。
初めは戸惑う場面もあるかもしれませんが、チャンピオンのスキルや特徴、またアイテムの効果などもしっかり継承しているので、Dotaオートチェスと比べると慣れるのは早いです。
プレイヤー数は8人
普通LoLでは5対5のチームに別れて戦いますが、TFTのプレイヤー数は全部で8人です。
試合形式はFFA(フリー・フォー・オール)という個人戦で、周りは全員敵となっており、最後の一人まで生き残ると勝利となります。
アイテムの効果と合成
派生先のアイテムと必要な素材は、Redditに貼られていた上の画像でわかりやすくまとめられています。
最初からアイテムを所持しているチャンピオンもいて、特定のアイテム同士を合成することで、さらに性能を強化することができます。
アイテムの効果はLoLのイメージのままなので、それぞれのチャンピオンに合った派生先を選ぶと良いです。
TFTアイテムティアリスト(パッチ9.13)
パッチ9.13でのアイテムの強さは、上の画像のようになっています(Sティアが最も強い)。
合成したアイテムには特別なスキルが付与されるので、Sティアのアイテムを優先して積極的に合成していきましょう。
ちなみに現環境では、多くのプレイヤーの間でグインソーOPと言われています。
チャンピオンを合成して強化
チャンピオンは3体集めると合成して強化できます。
合成を繰り返していくと、星2、星3と強化されていきますが、星3まで合成したチャンピオンは性能がかなり強いです。
その分作るのが難しいので、TFTでは運の要素も強くなってきます。
チャンピオンのシナジー
チャンピオンは種族とクラスの2つのシナジーを持ちます。
シナジーとは、同じ種族やクラスに属するチャンピオンが場に揃うと、能力が強化されるという効果のことです。
TFT種族ティアリスト(パッチ9.13)
パッチ9.13でのSティア種族は、グレイシャル、インペリアル、ワイルドの3つになります。
TFTクラスティアリスト(パッチ9.13)
パッチ9.13でのSティアクラスは、アサシン、ソーサラーになります。
TFTではアイテムとシナジーが非常に重要で、中でも強い種族が試合に与える影響は大きいです。
TFTのやり方を解説
日本鯖実装後、完全ソロでTFTをプレイしてみましたが、マッチメイキングは特に待たされることもなく、すぐに試合がスタートしました。
対戦相手が決まった後は、以下のような流れになります。
- ドラフトでチャンピオンをピック
- チャンピオンを配置
- ランダムで他のプレイヤーと対戦
- ゴールドでチャンピオンやアイテムを購入、合成
基本的には2〜4を繰り返し、途中でドラフトを何度か挟むといった感じです。
ドラフトでチャンピオンをピック
サモリフと同じく、最初は順番にチャンピオンをピックしていく「ドラフト」から始まります。
試合途中のドラフトにおいては、ヘルスが少ないサモナーからピック順が回ってくるので、逆転するチャンスも残されています。
チャンピオンを配置
入手したチャンピオンを場に配置します。
ゴールドを経験値に振ることで、場に出せるチャンピオンの数が増えますが、その分チャンピオン購入に使えるゴールドは減るので、ゴールドは計画的に使いましょう。
ランダムで他のプレイヤーと対戦
ランダムで他のプレイヤーと1対1で対戦します。
この間、駒が勝手に戦ってくれるので、プレイヤーは見ているだけで特にやることはありません。
相手が先に星3のチャンピオンを完成させていたらまず負けてしまうので、この辺りがTFTの運要素を感じる場面です。
ゴールドでチャンピオンを購入、合成
1つの対戦が終わるごとに、獲得したゴールドでチャンピオンを購入します。
購入したチャンピオンは手動でドラッグして場に出さなければならないので、この操作を忘れないようにしてください。
星3を作るには9体の同じチャンピオンが必要なので、なかなか作ることができませんが、作れた時の強さは圧倒的です。
ちなみに、同じチャンピオンは3体目を購入すると自動で合成されます。
使わないチャンピオンの所持枠は9体までと決まっているので、いらないチャンピオンは売ってゴールドにしたり、所持しているアイテムを剥がすために売るのもありです。
画面左下に置かれるのは余っているアイテムなので、ドラッグしてチャンピオンにセットしましょう。
今回は4位で終わってしまいましたが、TFTのルールを理解するには実際にプレイしてみるのが一番です。
今回実装されたのはノーマルマッチなので、ぜひ戦績など気にせずTFTをプレイしてみてください。