2018年11月14日よりサービスが開始されたYouTube Musicですが、YouTubeでも動画の著作権の侵害が問題にされることがあるように、配信サービスには常に著作権の問題が付き纏います。
利用していて知らず知らずの内に著作権を侵害してしまうようなケースはないのか調べてみました。下記でYouTube Musicは著作権は安全?危険?利用して大丈夫?など詳細を徹底解説していきます。
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YouTube Musicに著作権の問題はない?
YouTube MusicはYouTubeにある大量の音源を利用したGoogleの定額制ストリーミングサービスです。
Googleは現在音楽配信サービスとしてGoogle Play Musicを提供していますが、今後Google Play Musicを終了させ、YouTube Musicに音楽配信サービスを一本化させると断言していますので、Googleの本気度が伺えます。
YouTube Musicが特徴的なのは、YouTubeではかなりグレーであった著作権が、かなりクリアになっている点です。
結論からいえばYouTube Musicのプレミアムプランを利用すれば音楽を視聴するユーザーが著作権を侵害する心配はありません。
無料動画はかなりの部分で著作権を侵害している
著作権の問題はかなり複雑で、簡単に説明することはかなり難しいのですが、現状YouTubeには違法アップロード動画がたくさんあります。
なぜなら、音楽に関していうとオリジナルの音源以外は楽器を使って演奏や弾き語りしているもの以外は違法アップロードに該当するからです。
カラオケで歌っている動画やCDなどの音源をバックに歌っている動画は著作権を侵害していることになるので、厳密にはかなりの動画が著作権違反をしています。
違法アップロードに該当する投稿をしてしまったユーザーに対しては、いきなり逮捕されるわけではなく、動画が消されたり、アカウントが停止されてしまうといった対策が取られます。
投稿に関してはYouTube側の対策が十分に追いついていないのが現状です。
YouTubeは著作権管理システムContent IDで著作物の管理を厳しく行うことを明言している
ただ今後著作権の問題はかなりクリアになるかもしれません。
YouTubeは著作権管理システムContents IDを利用することで、著作物の管理を厳しく行うことを明言しています。
Content IDというのは既に世の中で出回っている音楽や映像が投稿動画で利用されていないかを探ることができるシステムで、現在ならば見逃されている著作権に対しグレーな投稿動画も、今後厳しく削除されていくことになるのではと予想されます。
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アップロードされている動画を見聞きするだけなら著作権は侵害されない
動画を投稿するのではなく、単に見たり聞いたりする場合も著作権侵害の危険があるのでしょうか。
アップロードされている動画を見聞きするだけなら、著作権は侵害されません。
ただ、動画をダウンロードする際は注意が必要です。
仮に市販の動画や音楽を無断で配信している投稿があったとします。無断であることを知りながらダウンロードすると、違法行為に該当し、刑事罰の対象になります。
動画や音楽の権利者からの告訴があると逮捕されてしまうかもしれないため、無料の動画や音楽のダウンロードは絶対に注意が必要です。
YouTube Musicでプレミアムプランに加入すれば安全にダウンロードができる
YouTube Musicのプレミアムプランにはオフラインで動画を保存する機能が搭載されています。
3ヶ月の無料トライアル期間の後月額1280円がかかってしまいますが、安全に音楽を楽しむならば十分加入する価値があります。
動画のオフラインへの保存は簡単です。YouTube Musicのアプリを開き、聴きたい動画をタップします。
プレミアムプランに加入していれば、ダウンロードボタンをタップすると、動画が保存される仕組みになっています。YouTube Musicはストリーミング配信サービスなので、外出先でモバイル回線を利用している際などに利用すると大量にデータを消費してしまいます。
モバイル回線を利用していて、音楽をどこでも楽しみたいと考えるならば、YouTube Musicのプレミアムプランに加入し、Wi-Fi環境で好きな音楽を保存した後、オフライン環境でも聴けるようにした方が経済的に負担がかからないでしょう。
プレミアムプランならば、アプリの画面をオフにしても音楽の再生が可能なので、他のサイトを閲覧しながらバックグラウンド再生することができ、とても便利です。
また、広告も表示されません。
3か月の無料期間もありますし、お試し期間として一度利用してみてはいかがでしょう。音楽の利用の仕方が変わるかもしれません。