ChatGPT4の詳細やどうやったら使えるのかなど徹底解説

高性能なChatGPT-4がリリースされると話題です。

今回はChatGPT-4の詳細やどうやったら使えるのかなど徹底解説していきます。

コンテンツ

1 ChatGPT-4が話題に
2 ChatGPT-4はどうすれば使えるのか？
3 ChatGPTのバージョンの違い

ChatGPT-4が話題に

The next generation of GPT model
ChatGPT is a state-of-the-art language model that makes it feel like you are communicating with a person rather than a machine. With its ability to understand intent and fulfill user’s needs, ChatGPT is already making waves in the technology industry.ChatGPT-4 will be the fouth iteration of the GPT (Generative Pre-training Transformer) language model, developed by OpenAI, which shows a massive leap in the field of natural language processing (NLP). This model, with its ability to understand and generate human-like text, has the potential to revolutionize the way we interact with machines and automate various language-based tasks.The next version, ChatGPT-4, set to release in 2023, is expected to bring even more advanced capabilities, making it a game-changer for the workforce and economy. This upcoming technology revolution is anticipated to be one of the biggest in recent years, on par with the shift from mobile phones to smartphones and the emergence of the internet.
訳：ChatGPTは、人工知能ではなく人間と会話しているような感覚を与える最新の言語モデルです。意図を理解し、ユーザーのニーズを満たす能力を持ち、技術業界で既に注目を集めています。ChatGPT-4は、OpenAIによって開発されたGPT（Generative Pre-training Transformer）言語モデルの第4世代であり、自然言語処理（NLP）の分野で大きな飛躍を示しています。このモデルは、人間らしいテキストの理解と生成能力を持ち、機械との対話や言語に基づく様々なタスクの自動化に革命をもたらす可能性があります。次のバージョンであるChatGPT-4は、2023年にリリース予定であり、より高度な機能をもたらすことが期待されており、労働力や経済にとってのゲームチェンジャーとなることが予想されています。この次世代技術の革命は、携帯電話からスマートフォンへの移行やインターネットの出現と同等の規模であり、近年最大のものの1つと見られています。
引用元：ChatGPT

現在対話型のAIの進化はすさまじく、特にChatGPTは様々な場所で活用され始めています。LINEAIチャットくんやAI先生など、ChatGPTを利用したアプリも沢山リリースされており、知らない内に使っている人も多いでしょう。

このChatGPTですが、更に優秀なChatGPT-4がリリースされると話題になっています。

これまでのChatGPTとは天と地ほども差があるとも言われており、ユーザーから大きな期待が寄せられています。

3月11日に「来週ChatGPT-4」がリリースされると発表されたので、3月19日あたりまでにはリリースされていると見て良さそうです。

LINEAIチャットくんは無料で使えるのか徹底解説

ChatGPT-4はどうすれば使えるのか？

下記ではChatGPT-4がどうすれば使えるのかを紹介していきます。

アプデで自然と使える可能性が高い現在はChatGPT3

超高性能なChatGPTがリリースされると聞くと、利用方法が難しいのではないかと考えてしまいがちです。

ただChatGPT-4は、あくまでもChatGPTのバージョンの話となります。もともとChatGPT-1としてリリースされましたが、アプデを繰り返して現在はChatGPT-3（もしくはChatGPT-3.5）となっています。

今回のChatGPT-4も通常のアプデの範疇と見られるので、自然と使えるようになると見られます。ChatGPT自体は、こちらから利用することが可能です。

元々昨年リリース予定だった

ChatGPT-4は、実は2022年にリリースされる予定だったと言われています。ChatGPTが日本で有名になったのが2月の中頃なので、本来はChatGPT-4こそがOpenAIが世に広めたかった対話型AIの形である可能性もあります。

もしそうなのであればChatGPT-4リリースからが、ChatGPTの本来の形と言えるのでしょう。

ChatGPT自体は勿論、ChatGPTを利用した様々なアプリの機能が、大きく変わっていくことも考えられます。

因みにChatGPT-1は2018年リリース。ChatGPT-2は2019年、ChatGPT-3は2020年にリリースされています。

有料と無料で差異が設けられる可能性もある

ChatGPT-3は600GBのWebページが使われていますが、ChatGPT-4は1TB以上のWebページが利用されていると予想されています。

ChatGPT側の負担も大きくなるため、機能をしっかり使うには有料プランを利用しないといけない可能性もあります。

中には無料プランだとChatGPT-3、有料だとChatGPT-4が使えるのではないかと予想する方もいます。それほど顕著な差異でなくとも、無料版では定員が設けられるなどの措置が行われる可能性はあるでしょう。

ChatGPTの有料会員は日本円で月2000円程。詳しくは下記の記事で解説しています。

ChatGPTは無料で使えるのかと今は有料版しか使えないのかを徹底解説

ChatGPTに聞いても教えてくれない

ChatGTP

ChatGPTは様々な事に応えてくれる、対話型AIです。これを使って、情報集や整理をしている人も多いでしょう。

ただしChatGPTにChatGPT-4のリリース日を聞くと、「現時点で、OpenAIはGPT-4のリリースについて公式発表をしていません。そのため、正確なリリース日時を予測することはできません」と帰ってきます。

またChatGPT-4の性能について聞いても、「Chat GPT4は現在までリリースされていないため、私自身がその性能について確認することはできません」と返ってきます。

リリース前の情報には規制が掛かっている可能性があるでしょう。

ただしChatGPT-4はChatGPT-3よりもより高度な自然言語生成、応答、推論、翻訳などのタスクで優れていることが伺えます。

ChatGPTのバージョンの違い

ChatGPTはバージョン1から3までリリースされており、もうすぐ4がリリースされます。もちろんバージョンアップによってかなり性能が変わってきていますが、数字で分かるのはトレーニングに割り当てられたWebページの大きさでしょう。

容量が大きいほど思考プロセスや解、語彙などが増えていくので、ChatGPTの性能に直結していきます。

バージョンの違い

ChatGPT-1：Webページが少なく、その分無駄な事を覚えてないのでトピックの信頼性は高め
ChatGPT-2：40GBのWebページになり、より人間らしい受け答え
ChatGPT-3：600GBのWebページになり、語彙が拡大して自然な受け答えに
ChatGPT-4：1TB以上のWebページとなり、大幅な進化が期待されている

100兆個のパラメーターとも言われている

ChatGPT-4は100兆個のパラメーターがあると言われています。既存のChatGPTは1750億個と言われているので、とんでもない差異があるのが分かります。

パラメータとは、学習実行後に獲得される値のことで、重みと呼ばれる事もあります。簡単に言うと出されたお題に対する解やそれによる学習のようなイメージです。

行動や処理の幅が大きくなり、よりに人間に近い答えを出せるようになるということです。

100兆は否定されているが凄いのは確か

ChatGPTが100兆個のパラメーターがあると言うのは、あくまでも噂ベースになります。これを裏付ける様な意見や考察は多く出ていますが、確定情報ではありません。

またOpenAIのCEOであるSam Altman氏も。パラメーターが100兆個という説については否定しています。ただ既存のChatに比べて非常に多いのは確かの様です。

AIのパラメーターの限界値が100兆個とも言われており、それが1つの噂の出所になっていると見られます。

画像や動画なども期待されている

ChatGPTと言えば対話型のAIで、文章による表現が行われていました。分を要約したりコードを書いたりと、既に十分すぎるパフォーマンスを行っています。

しかしChatGPT-4では、文章だけでなく画像や動画でもパフォーマンスができるのではないかと期待されています。

実際AIを使った絵の作成はサービスが行われるので、ChatGPT-4が同じように利用できるようになってもおかしくはないでしょう。

AI絵画のサービスについては、以下の記事で詳しく解説しています。

TikTokのAIマンガエフェクトの使い方や使えない場合の対処法を徹底解説

ChatGPTを利用したサービスを進化させられる

ChatGPT-4になると、もちろんChatGPT自体の性能は上がるでしょう。ただそれ以上にChatGPTを利用したサービスの性能向上が期待されています。

たとえばノベルAIがより自然な小説を書ける様になったり、ChatGPTを使ったシステムをより複雑に組んだりなど様々です。

自分でChatGPTを使わないという方でも、そういったサービスを通じて恩恵にあずかることができるでしょう。