YouTube新機能のYouTubeハンドルの詳細と使い方を徹底解説

YouTubeで「YouTubeハンドル」というチャンネル名とはまた違った固有名称機能が実装されました。

YouTubeハンドルの詳細と使い方を紹介していきます。


YouTubeハンドルの実装が決定

YouTubeが大々的に告知している「YouTubeハンドル」ですが、自分のチャンネルだけに付けられるオリジナルの固有名称です。

TwitterやTikTok等のSNSでは既に「@〇〇」のような形で類似機能が実装されています。

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YouTubeチャンネル名とは違った識別のための固有ネーム

YouTube

YouTubeハンドルとは、各チャンネルの固有IDの役割を担っているYouTubeの新機能です。

従来のYouTubeだと「チャンネル名」でユーザーを識別していましたが、チャンネル名は他のユーザーと同じ名前で同じアイコンを使っていたとしても設定できるため、完全に個人を認識するのは不可能でした。

YouTubeハンドルの場合はそのチャンネルしか持っていないオリジナルの固有名称が与えられ、自分のプロフィールや動画詳細・ショート動画画面・コメント欄等にも表示されます。

「@〇〇」からなるハンドルネームで、〇〇の部分に自分でオリジナルのIDを設定できます(イメージとしてはTwitterのIDです)。

YouTubeハンドルでできるようになること

YouTubeハンドルが実装されてできるようになることは下記の通りです。

YouTubeハンドルの効果

  • 自分だけのIDを作成可能(他チャンネルと被らない仕様)
  • チャンネル、検索結果、ショートフィード、コメント、コミュニティ投稿にYouTubeハンドルが表示される
  • 動画内もしくは動画コメントでメンション代わりの役割を持たせられる
  • タグ付けができる
  • YouTubeプロフィール(個人ページ)のURLにもYouTubeハンドルが一部用いられる

10月14日時点では仮に自分がYouTubeハンドルを設定(予約)できていたとしても、コメントでハンドルは表示されませんし、タグやメンションにも対応していません。11月14日の本実装でYouTubeがアップデートされたのち活用できると考えられます。

自分だけの固有IDがコメントや動画概要・検索等幅広いYouTubeのコンテンツ内に表示させることができ、自分の認知度をさらに高める効果が見込めます。クリエイター同士のコラボ、視聴者同士のコメントやコミュニティでのやりとりにも応用できます。

YouTubeプロフィールのURLについてですが、例えばSNSdaysでYouTubeチャンネルを開設してそのままのIDを設定した場合「https://www.youtube.com/snsdays」となります。以前まで使われていたURLリンクも使えます。

また、赤枠の「追加されたチャンネルURLは」の下部に新しくなったURLが表示されていて、タップすればコピーを行えます。

本実装される11月14日まではYouTube内でYouTubeハンドルが表示されることはありませんが、唯一URLだけは既に予約したYouTubeハンドルのものが反映されて、リンクからアクセスできるようになっています。

YouTubeハンドルを付ける際のルール

ハンドル作成のルール

  • 利用されているハンドルは使えない(他人と被せることができない)
  • 3文字から30文字の間
  • 英数字(半角)とアンダースコア・ハイフン・ピリオドが使える
  • 電話番号や外部URLのようなYouTubeハンドルは作成不可
  • 公序良俗に反するハンドルも作成不可

チャンネル名は日本語から様々な言語にまで対応していますが、YouTubeハンドルは半角の英数字だけです。

3文字から30文字まで設定が可能で、大抵のユーザーは短く済ませるよりもオリジナル性を高めるため少し長く自分のチャンネル名+数字のように作成すると考えられます。

11月14日に本実装で現在は予約受付中

YouTubeハンドルは2022年11月14日に本実装され、全てのチャンネルで設定ができるようになります。

YouTubeハンドルが告知された段階でも一部のユーザーはYouTubeハンドルの設定が可能ですが、YouTubeハンドルに関わる機能(コメントや概要でのメンション・ショート動画でのハンドル表示等)はまだ実装されていません。

11月14日までにYouTubeハンドルを作成した場合は「予約した」扱いになります。

YouTubeStudioから通知メールが来ないとハンドルを付けられない

YouTubeハンドルが付けられるようになったユーザーの共通点ですが、YouTubeから上記のようなメールが届いています。

「YouTubeハンドルをお選びできるようになりました」という文面で、ハンドルをお選びくださいのリンクをタップすればハンドル設定画面が開かれます。

もしくは、YouTubeStudioからもYouTubeハンドルを作成できるようになったタイミングで通知が来るので、もうひとつの作成タイミングの目安にもなり得ます。

また、上記のメール以外にもYouTubeハンドルが実装される旨の告知メールが来る場合があります。一応URLが貼り付けられていますが、まだ自分のYouTubeでハンドルを予約できない場合はハンドル設定までは行えません。

既にYouTubeハンドルを追加できるユーザーの条件

既にYouTubeハンドルを設定できているユーザーも存在します。

YouTubeハンドルを実装前段階で付けられるユーザーの具体的な数値や条件はYouTubeが公開していません。ただし、何を基準にして設定できるようにしたかはYouTubeが回答していて、おおよそ下記に基づいています。

ハンドル設定条件

  • チャンネルが有効化されている
  • チャンネル登録者数が多い(具体的な数値は公表なし)
  • YouTubeにコンテンツを多く投稿している

現時点で利用できる条件というよりは「YouTubeハンドルが設定できる時期の基準」で、登録者数が多い・コンテンツが多いと早い段階で設定できるようになると考えられます。

11月14日までに選択がないチャンネルは自動で割り当てられる

YouTubeハンドルは11月14日までに設定すればハンドルを予約した扱いになり、反映されたタイミングで設定したYouTubeハンドルがそのままIDになります。

11月14日までに設定していない(メールが届かない)場合は自動でチャンネル名に合わせたYouTubeハンドルが作成されます。ただし、自動作成されたIDは後から変更可能です。

YouTubeハンドルを使えない場合について

前提として知っておきたいのが、YouTubeハンドルは10月14日現時点で使えるユーザーと使えないユーザーに分かれていることです。

仮にYouTubeハンドルを使えなかったとしても必ずしも不具合が発生しているとは限らず、上記のYouTubeハンドル設定時期が自分のチャンネルの登録者数・コンテンツ数の関係で遅くなっているだけとも考えられます。

また、YouTubeハンドルを設定できたとしても、現時点のYouTubeではハンドルは表示されません。あくまでも予約した段階ですので、ハンドルがコメント欄や動画のメンション・タグで使えるようになるのは11月14日以降です(こちらも不具合ではありません)

ただし、下記のケースだとエラーが発生していると考えられます。

エラー発生ケース

  • YouTubeハンドル設定のメールからURLにアクセスできない
  • 特に禁止事項を取り入れていないのにハンドルを設定できない
  • YouTubeハンドルが実装された後にもYouTube内でハンドルが表示されない

新機能を実装する際に発生する可能性が高いアクセスやシステムに関連するエラーだと推測できます。

再起動や通信環境のチェック・アカウントの切り替え等の対処法の他、反映が遅れている場合もあるためしばらく待ってみるのも有効です。

YouTubeハンドルの使い方

YouTubeハンドルの使い方・設定方法を紹介していきます。

メールからリンクを開き設定可能

YouTubeハンドルが作成できるようになったらYouTubeからメールが届いています。

自分が登録しているYouTubeと共有しているGoogleアカウントのGmailをチェックして、画像左側のメールが来ていないかを確認してください。

メールの中に「ハンドルをお選びください」と書かれてあるリンクをタップして、ハンドル選択画面から「ハンドル選択」を選びます。

ハンドルは自分で入力する必要があり、3~30文字の英数字で入力してください。

「ハンドルは正常に選択されました」の左側画像の画面が出ればハンドルの予約は完了です。

再度予約したハンドルを変更したい場合は、ハンドル決定後に表示される自分のハンドルとURLが確認できる画面(予約した際にメールから開いたページがそのまま右側画像に切り替わります)で「ハンドルを変更」を選択すれば他のハンドルに変更できます。

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