Twitterを使用しているとAPIの呼び出し回数の回数制限を超えましたと表示されて一時的にTwitterの一部機能が使用できなくなる時があります。
今回は、TwitterでAPI呼び出し回数の回数制限を超えましたと表示される時の原因と対処法を徹底解説していきます。
コンテンツ
TwitterでAPI呼び出し回数の回数制限を超えましたと表示される
Twitterを使用していると、画像のような表示が出て一時的にツイートや通知が読み込めなくなることがあります。
そのためTwitterが落ちたのではと心配になるユーザーもいますが、これはTwitterの鯖落ちではなくTwitterの機能制限による影響で発生しています。
APIとはTwitterで以下のような操作を行う時にデータの要求をやり取りするための窓口のような役割のことです。
この窓口を利用する回数に制限が設けられており、制限回数を超えると情報の取得が一時的に停止されてしまいます。
API取得にカウントされる操作の例
- タイムラインのツイートを読み込む
- 特定のユーザーのツイートを読み込む
- フォロー、フォロワーのユーザー一覧の読み込み
- いいね、リプライなどの通知を読み込む
- トレンドの読み込み
- ツイートをキーワードを使って検索する
TwitterでAPI呼び出し回数の回数制限を超えましたと表示される時の原因
元々この制限は、Twitterの機能を利用している非公式Twitterアプリに対して制限をかけるための機能でした。
しかし2015年1月頃から公式Twitterアプリでもこの制限が適用されるようになり、過去には不具合でこの制限が長時間解除されないということもありました。
Twitterで不具合が起こっている場合には公式ツイッターや#twitter不具合などのタグで検索すると同じ症状のユーザーがいることもあるので確認してみましょう。
Twitter側の不具合
Twitterで不具合が発生しているとこの症状が発生することがあります。
通常は15分から30分ほどで規制解除されるはずですが、不具合が発生していると規制解除までに数時間かかる場合もあるので注意が必要です。
サードパーティ製のアプリを使用している
非公式Twitterアプリを使用していると、その仕様の影響でツイートを一気に取得したりまとめていいねを贈るなどの操作が行われることがあります。
公式アプリにはない便利な機能が多いのでサードパーティ製アプリを使用するユーザーもいますが、API消費が激しい場合もあります。
サードパーティ製のアプリを使用したスパム投稿を規制するために2019年から規制が厳しくなっているため、API取得制限を喰らわないようにするためにタイムラインの読み込みのみに特化してAPI対策を行っているアプリも増加しています。
Twitter公式アプリでも回数制限を受けることはある
この症状はサードパーティ製のアプリによるスパムや乗っ取りを警戒した措置でした。
しかし現在は規制が厳しくなった影響で普通にTwitter公式アプリを使用していても回数制限に引っ掛かってしまうこともあります。
特にツイートがバズって多数のいいねやRTがされた際に通知欄を読み込もうとするとこの症状が発生する場合があります。
短時間に大量のツイートを取得した
ついすぽや無限ツールズなどのツールを使用して大量のツイートを取得するとこの症状が発生する場合があります。
目安として、15分間に1度のAPI取得で100件までツイートを取得できるようになっています。
しかしツールを使用して大量のツイートを取得したり一気に大量のユーザーをブロックしたりすると、その影響で一時的に制限を喰らってしまうことがあるのです。
TwitterでAPI呼び出し回数の回数制限を超えましたと表示される時の対処法
この症状はTwitterを使用しすぎているからちょっと時間を置きましょう、というエラーです。
そのため、基本的には一定時間Twitterを操作しなければ自動的に直るようになっています。
しかし時間を置くだけでは直らないこともあるので、その場合は以下の対処法を試してみましょう。
自分のAPI使用回数を確認する
WebTwitterクライアントサービスのTabtterでは、自分の使用しているアカウントの残りAPIを確認することが可能です。
残りAPIが0になっている場合は操作可能な回数を超えてしまっているので、15分以上時間を置きましょう。
残りAPI数がまだ残っているのに症状が発生している場合は他の対処法を試してみましょう。
Twitterの操作 | 目安となる回数 |
キーワード検索 | 180 |
タイムラインの読み込み | 15 |
DMの取得 | 15 |
いいね通知欄の読み込み | 75 |
トレンド一覧の読み込み | 75 |
フォロー/フォロワーの一覧読み込み | 各15 |
ブロックしているユーザーの表示 | 15 |
ミュートしているユーザーの表示 | 15 |
リストの読み込み | 75 |
Tabtterでの残りAPI確認方法
こちらから、Tabtterサイトへアクセスします。
パソコンでの操作が推奨されていますが、ChromeやSafariなどスマートフォンのブラウザアプリからも確認できます。
無料版ログインを選択し、確認したいアカウントであることを確認したら連携アプリを認証という青いボタンをタップします。
自分のアカウント名が画面左側に表示されるので、その右隣にある赤枠の三角マークをタップします。
ユーザーメニューが表示されるので、赤枠の残りAPI情報という項目を選択します。
左から2番目の残り回数という項目が、APIを使用できる残り数を表しています。
残りのAPI数/約15分間で使用できる最大API数で表示されています。
もし左側の数字が0になっている場合は、次回リセットの項目にあとそのくらいの時間でまたその操作が行えるようになるか記載されるのでその時間分待ちましょう。
サードパーティ製アプリの使用頻度を減らす
サードパーティ製のアプリには、APIを大量に取得してしまうものもあります。
サードパーティ製アプリの例
- Deletter
- ついっとーぺん
- SocialDog
- Twidere
- ツイタマ
サードパーティ製のTwitterアプリを使用している際にこの症状が出た場合は、原因となった操作をそのアプリではあまり行わないようにしましょう。
また、可能であればサードパーティ製アプリ自体を使用しないようにするのも1つの方法です。
ツールの仕様を控える
この症状がよく起こるのは、ツイート情報を大量に取得した時です。
そのため、一気にツイートを消したり一斉にブロックしたり、ユーザーのツイートにまとめて大量にいいねをしたりすると制限がかけられてしまうことがあります。
地道な操作を行うのは面倒かもしれませんが、制限を喰らうのを避けたい場合はツールの仕様を避けましょう。
15分間以上Twitterを操作する予定がない時にツールを使用するようにすると、制限を喰らっても特に困らないのでおすすめです。
演算子を使用して検索を行う
Twitterには演算子という特定のコマンドを打ち込むことでツールやサードパーティ製のTwitterアプリに近い機能を使用することができます。
指定のユーザーのツイートを特定のキーワードに絞って検索したり、特定のキーワードについてツイートされた期間を絞って検索したりするなどができます。
例えば、@snsdays since:2022-03-20 until:2022-03-26と入力すると、snsdaysというTwitterIDを使用しているユーザーの2022年3月20日から26日までのツイートを検索することができるようになります。
ブラウザ版Twitterを使用する
APiを制限している目的の1つとして、外部アプリではなく公式Twitterアプリやブラウザ版Twitterを利用してもらうという側面が存在します。
ブラウザ版TwitterであればAPIの制限を受けないので、どうしても症状が直らないという時にはブラウザ版の使用に切り替えましょう。
ブラウザ版Twitterへはこちらからアクセスできます。
端末内にTwitterアプリが入っていると自動的にTwitterアプリが起動してしまう場合もあるので、ブラウザ版Twitterのまま操作する際は以下の記事を参考にしてください。
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