パラリンピックが8月24日開催に迫っていますが、どの競技に観客を入れるか、チケットの払い戻しの方針といった詳細が発表されていません。
開催方針がどのようなものになるのかを解説します。
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パラリンピックは多くの会場で無観客方針
パラリンピックの観客収容に関する方針は、東京オリンピック閉会後に方針を決定することになりました。
それに伴い、7月16日(金)に予定されていたパラリンピックの再抽選結果発表とプリントチケットの発行、払い戻し受付は延期になっており、詳細な日程は発表されていません。
現時点で判明している開催方針は、以上の通りです。
13日間の日程で22競技539種目が実施され、168カ国・地域が出場枠を獲得し、史上最多の参加になります。
しかし、出入国、競技開始前のPCR検査によっては参加が取り消されてしまったり、選手自らの辞退によって参加者数が減少することも予想されます。
12日時点では詳細な観客取り扱い競技が決まっていない
5者協議によって、今後のパラリンピックの観客取り扱いが次第に判明していくことになっています。
そのため、12日時点ではどの競技が無観客、有観客で実施されるのか、有観客での実施で最大何人まで収容するのかといった詳細な方針は決まっていません。
緊急事態宣言が発令されている東京都・千葉県・埼玉県では無観客。まん延防止等重点措置が適用されている静岡県では、収容定員50%以内5,000人を上限とするようです。
「TOKYO 2020オリンピック」の事例に基づき、返金されると予想
パラリンピックのチケット払い戻しについての詳細な案内はまだ発表されていませんが、無観客もしくは再抽選に伴うチケットの払い戻し方法は「東京オリンピック」と同様に実施されるものと予想されています。
東京オリンピックでのチケット取り扱いは、以下の通りでした。
そして、開会式・閉会式含めて多くの競技で「無観客」で開催が決定された後は、
パラリンピックのチケット払い戻し方針はまだ不明ですが、東京オリンピックと同様の払い戻し方法が採用されることになることが予想されます。
「学校連携プログラム」は残存する方針
無観客方針が強まってますが、「学校連携観戦プログラム」は残存する方針であると判明しました。
このプログラムでは、会場のある東京都を含む4都県の小中高生を対象に、観戦チケットを割り当てるものになっています。
感染拡大が止まりませんが、政府は引き続き教育委員会に協力を仰ぐとともに、観戦に向けた調整が行われているとのことです。
なお、こちらも状況次第で縮小や中止になってしまうことも予想されます。
聖火リレーの沿道応援はできるのか
パラリンピックの聖火リレーは、東京都・千葉県・埼玉県では公道での走行を取り止める方針になりました。
公道観戦が中止されていない地域での観覧は可能でありますが、観戦状況が芳しくないことを考慮すると、オンラインやテレビ中継で観覧することを推奨します。
対応は各自治体によって異なることから、お住いの市町村でパラリンピック聖火リレーが行われる予定だった場合は、自治体のホームページや市内報をご確認下さい。
こちらも今後の観戦状況によっては、中止や延期といった措置が実施される可能性があります。
方針が確定するのはいつになるのか
方針が確定するタイミングは、オリンピック閉会からパラリンピック開会までの僅かな期間しか無かったことから、東京オリンピックの方針決定時とは異なることが予想されます。
5者協議が行われる予定は
上記の日にちで行われ、方針が決まる見通しが立っています。
今後の感染状況によって対応に変化が生じる
より詳細な方針が発表されていませんが、パラリンピックの開催が迫っています。
近いうちに詳細が決定されるため、パラリンピックのチケットをお持ちの方は、公式サイトからの続報を待機するようにしましょう。
全国の感染者数が減少する傾向が見られないため、有観客が決まった競技に観戦しにいく予定の方は、健康に細心の注意を払い、パラリンピックを楽しみましょう。
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