今や多くの人が使っているTwitter。話題の内容について発信したり、共通の趣味の人と交流したり、電車の遅延状況を調べたり、芸能情報をゲットしたり。
Twitterを様々な使い方をしている人が多いと思います。
そんなTwitterの便利な機能ダークモード。これが仕様変更により黒くなりました。
今回はダークモードの黒色変更に関して徹底解説していきます。
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Twitterのダークモードとは
Twitterのダークモードの仕様変更の噂を検証する前に、一度ダークモードについておさらいします。
以下では、ダークモードの説明とやり方を解説していきます。
Twitterの白い画面を紺色の画面に変更
元々Twitterの画面は白色ですが、ダークモードを使えば紺色に変えることができます。
本来は夜間モードとして開発された画面で、暗い場所でも見えやすいように配慮されています。
ユーザーの間では「電池持ちが良い」「画面がオシャレ」と話題になり、本来の使い方以外でも使用する人が多くなりました。
ダークモードのやり方
ダークモードへの変更の方法は2つあります。
1つ目は、メイン画面のタブにある設定とプライバシーから変更する方法です。
設定とプライバシーをタップすると上の画像の画面になります。
一覧の中から、ディスプレイとサウンドを選択します。
開いた画面を見ると、夜間モードをがオフになっているのが分かります。
夜間モードをタップして、状態を切り替えます。
夜間モードを押すと、オン、オフ、自動切り替えが選べます。
自動切り替えは日没になると夜間モード、日が登ると通常モードになる機能です。
夜間モードをオンにすれば、その場で変更完了です。
これで白色だった画面が紺色に変わります。
もう1つの変更方法は、簡単です。
タブの左下の三日月のマークを押すだけです。
ワンタップで夜間モードに切り替わります。
夜間モードから通常の画面に戻したい時は、もう一度三日月を押してください。
ダークモードが黒くなり話題に
発色が減るので電池の持ちもよく、目にも優しいダークモード。
このダークモードが更にダークになってブラックになりとても話題になっています。
ダークモードにブラックが「追加」された
実は、現在のダークモードにブラックが追加されたというのが本当の話の様です。
ユーザーは、白色、紺色(ダークブルー)、黒色(ブラック)の3色を選べる訳です。
紺色は夜間の見易さを追求した画面ですが、黒色は電池の持ちを重視した画面のようです。
選べるのは嬉しい配慮ですね。
テスト?仕様変更?
今回のダークモードの黒色の追加に対して、「テストなの?」「仕様変更?」という戸惑いの声もあるようです。
Twitterは使用頻度の高いアプリなので、変更は大きなことですよね。
以下で、今回のアップデートが一時的なテストなのか、仕様変更なのかを検証していきます。
黒色実装はTwitterCEOジャック・ドーシー自らの約束
ダークモードの黒色の追加は、TwitterCEOジャック・ドーシー氏が自身で約束したことになります。
今年1月にユーザーが「(ダークモードを)変な青色じゃなくて黒にして欲しい」という呟きをしました。
これに対して、CEO自らが「修正します」とリツイート。今回の黒色実装に繋がったという背景があります。
それから2か月が経ち、Twitter側は約束通りの黒色実装を果たした形なのです。
有機ELディスプレイにとって黒色は有効
従来の液晶ではバックライトをカラーフィルター遮って黒色を表現します。一方で有機ELは「発光しない」ことで黒を表現します。
また、従来の液晶が白色のバックライトをそのまま見せることで白色を発色するのに対し、一般的な有機ELはレッド、グリーン、ブルーを発行させて色を作ります。
例えば紫を作る場合はレッドとブルーを発色させますが、白を作る場合はレッド、グリーン、ブルーの全てを発光させなければいけません。
つまり、有機ELにとって黒が最小電量、白が最大電力を使うことになります。
その為、白い画面を黒い画面に変えることで最大で60%も電力を抑えられるというデータもあります。
スマホ購入の指標の1つに「電池持ち」が入り、有機ELディスプレイ搭載のスマホが多くなっている昨今。
ダークモードの黒色は、ユーザーから求められている機能と言えるでしょう。
睡眠不足対策としても有効
特に寝る前にスマホの光による刺激を受け過ぎると交感神経が優位になり、体が睡眠モードに入れないという研究があります。
スマホによる子供たちやビジネスマンの睡眠不足はアメリカなどで問題視されており、世間的な流れとして企業側に対策が求められています。
その対策として有効だとされているのがダークモード。強い刺激を及ぼす白色の発色を発色しない黒色に変えると、自律神経への影響を抑えられる効果があるのです。
日本でも睡眠不足に悩む人が多いですが、寝る前にTwitterをつい見てしまうのが原因という方も少なくないようです。
毎日の睡眠をダークモードの黒色に変えるだけでサポートしてくれるなら、有難い話ですね。
一時的なテストではなく仕様変更の可能性が高い
- CEO自らの約束した実装
- 今後も増えるであろう有機ELディスプレイに有効なモード
- 社会的な流れとして、世間から求められている
Twitter側はこのアップデートが一時的なテストなのか、仕様変更なのかを明言していません。
ただ、上記の様な理由から、ダークモードのブラックの導入はTwitter側も力を入れているアップデートだと思われます。
これまでのアップデートの仕方を見ても、単なるテストではなく仕様変更といえるでしょう。
とは言え、ダークモードに黒色が「追加」された形なので、従来の紺色も今まで通り使えるので安心です。
ダークモードの黒色にできない場合対処法
2019年3月29日にダークモードに黒色が追加されました。
けれど、ダークモードの新機能が反映されないという声も聞こえます。
以下では、黒色にできない場合の詳細と対処法について紹介します。
iOSだけ先行配信でアンドロイドは未実装
このブラックは、iOSのみの先行配信で、アンドロイドには後日実装されるようです。
その為、アンドロイドではまだ黒色を選ぶことはできません。
「iOSでテストをしているんじゃないか?」という意見も出ていますが、アンドロイドは様々な会社が関わっているOSであるため配信には時間がかかるだけでしょう。
アプリを再起動する
現在、iOSでもダークモードで黒色が選べないことがあるようです。
この場合、アプリ画面のダークモードが従来のままで、ブラック(黒色)の選択肢がないようです。
それは不具合ではなくアプリにアップデートが反映されていないだけなので、アプリを再起動すればうまくいくようです。
なくてはならないアプリと言えるかもしれないTwitter。このようにユーザーが使いやすいようにアップデートをし続けてくれるのは、心強い限りですね。