新型コロナウイルスの影響により、マスク不足が加速していますが、新たにティッシュやトイレットペーパーといった日用品が品薄だと噂になっています。
その他にも、これから日用品などが品薄になってしまう可能性があるのであれば、備蓄しておく必要があります。
新型コロナウイルスの影響でティッシュやトイレットペーパーが品薄になったというのは本当なのでしょうか?
また、今後売り切れる可能性があるものについても、徹底解説していきます。
コンテンツ
ティッシュやトイレットペーパーが品薄?
日本では現時点では品薄ではない
マスクが不足気味となっており、転売屋の買い占めによって異常な値段となっています。
ティッシュやトイレットペーパーが品薄になっているという噂が流れていますが、これは真実ではありません。
ドラッグストアなどに行くとわかりますが、ティッシュやトイレットペーパーはしっかりと陳列されています。
実は日本で販売されているティッシュやトイレットペーパーのほとんど国産品になります。
一部海外で作られているものもありますが、品薄になる可能性は非常に低いと考えられます。
海外では一部品薄状態になっている
ティッシュやトイレットペーパーが品薄となっているのは日本ではなく、香港・シンガポールなどです。
特に香港では、トイレットペーパーを盗んだ容疑で逮捕されたという事件まで発生しています。
トイレットペーパーだけでなく、さまざまな日用品や食糧などが品薄になるのではないかという不安感から買い占めが行われています。
新型コロナウイルスの影響により、休業する工場などもありますが、品薄になるほどの状況ではありません。
品薄になってしまった原因は、こういったうわさが原因です。
香港のトイレットペーパー不足も2週間ほどで解消されています。
備蓄程度は構いませんが、買い占めは迷惑行為にもなるので、おすすめはしません。
品薄になるという噂による買い占めが行われている
実際品薄になっているわけではありませんが、日本でも買い占めが行われているのは事実です。
マスクに関しても、品薄状態になった原因は買い占めです。
本当にマスクを求めている人が手に入れられない状況となっています。
マスクをみつけたときに「これが無くなったらどうしよう」という考えが浮かび、買い占めてしまうこともあります。
このような不安要素や転売屋による買い占めにより、一時的に品薄になっているのが現状です。
在庫がないというわけではなく、入出庫を繰り返しているため、店頭に並びにくい状況となっています。
大きな店舗や、フランチャイズチェーンなどでは買い占めをするほどの、品薄の状態ではありません。
ただ、一部の小売店では品薄の状態になっていることもあります。
買い占めによる影響で、いつもの仕入れ先から物資を入荷しにくくなっているのが原因といえるでしょう。
パンデミックが起これば品薄になる可能性はある
現時点では、ティッシュやトイレットペーパーは品薄ではありません。
ただ新型コロナウイルスの感染規模が拡大し、パンデミックが起きれば品薄状態になってしまう可能性はあります。
パンデミックが起きてしまえば、日本はもちろん、世界各地で工場などが休業となります。
作り手がいなくなるわけですから、当然品薄の状態にはなってしまいます。
そうなれば、需要と供給のバランスが取れなくなってしまうのは当然ですが、国が動かないというわけでもないでしょう。
もしものために備蓄をしておく程度にするのがおすすめです。
今後品薄になってしまうものはあるのか?
中国産の製品は品薄になる可能性はある
新型コロナウイルスが最も流行しているのは「中国」です。
現時点でも、複数の工場が休業状態となっており、稼働していてもいつもより稼働率はかなり低いものとなっています。
このまま、コロナウイルスの感染が落ち着いていけば、品薄になることはありません。
ただ、終息とはならず、感染が拡大していけば、中国の工場が動かない状態となり、中国産の製品は品薄になる可能性もあります。
注意ポイント
- 食料品
- 生活家電
- 衣類
- 家具
- 雑貨
- 玩具
- 靴
上記のような製品は、主に中国産となっています。
中でも中国産の製品が多い場所が100円ショップです。
100円ショップにはさまざまな中国産の製品が並んでいます。
もしかしたら、コロナウイルスの影響により、品薄になってしまうかもしれません。
特に品薄になりそうな物
ポイント
- ウェットティッシュ
- トイレットペーパー
- ティッシュ
- 歯ブラシ
- アルコールスプレー
- 消毒用洗剤
- エタノール
- スプレーボトル
- マスク
- 輪ゴム
- 保存のきく食料品
- 水
コロナウイルスの予防として、一般的に使用されるものは品薄になる可能性が非常に高いです。
外に出ることが危険と判断すれば、保存がきく食料品や、生活日用品を大量に買いだめする人も出てきます。
たくさん持っている必要はありませんが、上記のような衛生用品は備蓄しておいた方がいいでしょう。
パンデミックが起これば、日本産のものも品薄になる可能性はある
中国だけでなく、世界的なパンデミックとなってしまった場合は、日本産のものも品薄になってしまうでしょう。
現時点では、工場を閉鎖しなければならないという指示を国は出していませんが、積極的にテレワークを行っている企業が多いです。
また、スポーツイベントなどの大人数が集まるイベントの開催は延期するようにと決定しました。
Jリーグも試合が延期され、プロ野球もオープン戦を行わない方向で進んでいます。
このように、国としてもできるだけ、外に出ない・人が集まる場所に行かないということを推奨しています。
新型コロナウイルスの感染が収まらない場合は、さまざまな製品が品薄になってしまう可能性もあるといえるでしょう。
備蓄しておくことがおすすめ
新型コロナウイルスの感染に関わらず、経済省としてはトイレットペーパーの備蓄を推奨しています。
毎年9月1日を防災の日として、大規模災害に備えてさまざまな物資の備蓄をするようにと促しています。
天災というのはいつ発生するかわかりませんし、いつ何がなくなってしまうかはわかりません。
買い占め行為は迷惑行為にもなるので、おすすめできませんが、ある程度の備蓄をしておくことがおすすめです。
備えておけば、なにかがあった時でも焦らず対応ができるので、さまざまな日用品を備蓄しておきましょう。