各地域の全国旅行支援の一角である「ただいま東京プラス」にて、東京で旅行をする際に旅行代金の一部を割引し、さらに「東京地域クーポン」が配られるようになりました。
東京で旅行する場合にただいま東京プラスおよび東京地域クーポンを活用できますが、東京地域クーポンが使えるお店が少ないと話題になっています。東京地域クーポンの使える場所や便利な探し方とregionPayは使えない場所が多いのかを紹介していきます。
東京地域クーポンの使える場所や探し方
東京地域クーポンとはそもそもどのようなクーポンか、使えるお店の探し方や使える場所を紹介していきます。
東京地域クーポンとは
「東京地域クーポン」とは、全国旅行支援の「ただいま東京プラス」で宿泊の旅行・日帰りの旅行をした際に付いてくる東京でのみ使えるクーポンのことです。
ただいま東京プラスは2022年10月20日から12月20日の期間限定でキャンペーンが実施されるため、この間に東京で旅行する予定があれば、ただいま東京プラスで旅行割引をしてもらうのをおすすめです(割引金額は旅行代金の40%です)。
東京地域クーポン(その他地域も同様です)も宿泊施設経由で取得しますが、クーポンの金額は平日3000円分・休日1000円分と金額が違います。また、クーポンは1日単位で取得できるため、例えば平日に3泊旅行する場合は3000円×3で9000円分のクーポンを獲得できます。
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クーポンの受け取り方法とregionPAYに反映させる方法
東京地域クーポンの受け取り方法と、クーポンを電子化するために使う「regionPAY」での操作を紹介していきます。
インストールした際に出てくる画面が上記ですが、既に登録情報がある場合はそのまま電話番号かメールアドレスを入力してログインします。仮に登録していない場合は「新規登録」を選択して、自分の住所と生年月日の入力・SMS認証を行います。
登録したばかりの状態だと右側画像の画面が表示されますが、赤枠の「地域の追加」を選択してください。
地域追加の中から「ただいま東京プラス」を選択してください。
regionPAYで使える地域旅行キャンペーンとしてただいま東京プラスが追加されています。こちらをタップすればただいま東京プラスのメニュー画面が開かれます。
ここまでが東京地域クーポンを利用するための下準備で、次に東京地域クーポンの取得処理が必要です。東京地域クーポンの取得はアプリからではなく自分が利用する宿泊施設からクーポンを受け取ります(手順は下記の通りです)。
クーポン受け取り手順
- 利用する宿泊施設から「紙クーポン」と「クーポン受領証兼利用申込書」を貰う
- クーポン受領証兼利用申込書に必要事項を記入して宿泊施設に提出
手元には紙クーポンのみが残り、紙クーポンを提出するかregionPAYに電子マネーとして反映させられます。店舗によっては「紙クーポンでないと使えない」「regionPAYでないと使えない」と決められている場合があるため注意が必要です。
紙クーポンには専用のQRコードが記載されていて、QRコードを使ってregionPAYの電子マネーにチャージできます。
regionPAYのただいま東京プラスのホーム画面から「チャージ」を選択して、表示されるQRコード読み取りのカメラからQRコードを映せば自動チャージが行われます。
決済方法
regionPAYで東京地域クーポンをチャージした後は、regionPAYを使って決済ができるようになります。
決済も同様にQRコードから行われ、regionPAY(ただいま東京プラス)に対応している東京の店舗に行くと専用QRコードが用意されています。QRコードをメニューから「支払う」を選択して読み取ってください。
東京地域クーポンを使える場所と探し方
東京地域クーポンが使える店舗は、例えば「セブンイレブン」のようなコンビニから「ビックカメラ」「ツルハドラッグ」等の小売店・各種飲食店等です。
旅行に行った際のお土産にクーポンを使う旅行客も多いです。東京地域クーポンを使える店舗は下記の方法で探すことができます。
東京にいる場合はregionPayで近くのお店を探す
もし既に旅行中で東京にいる場合は、regionPAYにて「近くの使えるお店」を選択すれば、自分の周囲にある使えるお店を抽出してくれます。
ただし、端末で位置情報をオンにしていないと現在位置を読み込めないため、あらかじめ位置情報をオンにしておく必要があります。
表示されている地図に近くで使えるお店がアイコンになって表示されているため、道標にしてそのお店に行くことができます(地図上からお店の詳細も見られます)。
東京にいない場合は公式サイトで検索する
もし東京にいない場合で後日東京へ旅行する場合は、あらかじめただいま東京プラスの公式サイトでクーポンが使える店舗を調べておくのがおすすめです。
こちらのサイトから「クーポン加盟店」を選択してクーポンが使える店舗の検索画面を開きます。
検索画面にて「場所(23区・市町村等)」「詳細情報(電子のみ・紙も電子も使える・業種等)」を選択して、検索にて絞り込みを行います。
赤枠のように条件に当てはまる店舗が一覧になって表示されます。
regionPAYのように地図上で表示はされないものの、店舗の住所とGoogleマップのリンクが記載されています。
regionPAYが使えない店舗ばかりなのか
東京地域クーポンは非常にお得ですが、クーポンもしくはregionPAYが使えない店舗が多いとの声がありました。
実際に東京地域クーポンが使えない東京の店舗が多いのかを紹介していきます。
10月20日のキャンペーン開始時には利用できる店が少なかった
ただいま東京プラスは2022年10月20日からスタートしたキャンペーンです。キャンペーン当日は公式サイトやregionPAYにて検索できるクーポンを利用できるお店が「50件程度」しかありませんでした。
当日の15時に最初の更新が行われて検索や位置情報から店舗の表示が行われた結果、50件のみの表示です。この情報から「もしかして使える店舗が少ないのではないか」「50件しか使えないのか」と疑惑の声が出ています。
さらに、ただいま東京プラスがスタートした直後に旅行したユーザーからも「実際に東京地域クーポンやregionPAYを使える店舗を歩いて探したけどなかなか見つからない」との情報も出ています。
上記情報は少なくともキャンペーン開始時の情報で、2022年10月28日時点では検索で出てくる店舗は1000を超えています。
各店舗で現在利用可能申請中で少しづつ使えるお店が増えている
なぜ10月20日から28日にかけて検索で表示される店舗が50から1000まで増えたかというと、「20日以降に東京地域クーポン利用可能申請が店舗で通ったから」だと考えられます。
各店舗で東京地域クーポンが使えるようにするための申請を行う必要がありますが、キャンペーン開始時点で申請が完了せず、時間が経ってから申請が通ったと考えるのが自然です。
ただいま東京プラスは12月20日まで開催されるため、この間にさらに東京地域クーポンもしくはregionPAYを使える店舗が増えると考えられています。
regionPAYや東京地域クーポンが使えない傾向にある場所
regionPAYや東京地域クーポンが使えない傾向がある場所はおおよそ下記の通りです(東京限定です)。
使える店舗が少ない地域
- 東京23区以外(八王子は比較的多いです)
- 荒川区
- 葛飾区
- 江戸川区
- 目黒区
- 杉並区
- 東京駅全域
特に話題になっているのが、「東京駅で軒並み東京地域クーポンが使えなかった」と意見を出している旅行帰りのユーザーが多かったことです。
おおよそ10月20日から25日にかけての情報で、時間が経った28日現時点だと東京駅でも少しづつ対応されている店舗が増えていると考えられますが、他の商業が栄えている地域と比べると東京駅では使えない傾向にあります。
クーポンが使えないケースについて
東京地域クーポンが使えなかった場合について紹介していきます。
紙クーポンか電子クーポンどちらかしか使えない店舗あり
東京地域クーポンは宿泊施設から貰える紙クーポンと、紙クーポンをregionPAYにて電子マネーに変換する電子クーポンの2種類があります。
しかし、紙クーポン・電子クーポンどちらかしか使えない店舗とどちらも使える店舗で分かれている場合、仮に電子クーポンしか使えない店に行くと紙クーポンは使えません。
上記のregionPAYアプリの近くのお店を検索した際のマップに赤い目印が付いている「アプリのみ」と表示されている部分は電子クーポンしか使えないとすぐに把握できます。公式サイトの店舗検索でも「電子のみ」と絞り込む項目があります。
ただし、「紙クーポンしか使えない店舗」に関しては位置情報や検索の絞り込みから探すことができません。
買い物をする前に店員に確認を取った方がいい
買い物や飲食をする前に店員さんに「このお店では東京地域クーポンやregionPAYは使えるか」を確認しておくのをおすすめします。
特に、ただいま東京プラスのキャンペーンが開催された直後ではまだ申請に通っていない店舗も多く存在するため、店舗によっては「まだ使えない」という回答が来る場合があります。この場合は東京地域クーポンを温存するか、クーポンでお得に買い物をしたい場合は買い物を諦める選択肢が出てきます。
いつ頃申請が通るかは店舗からもわからないと考えられ、「いつ頃対応されるか」までは答えてくれないケースがほとんどです。
検索や位置情報から使えるお店だと表示されても使えない場合あり
中には検索や位置情報から使えるお店を表示した際に出てきた店舗でも東京地域クーポンが使えない場合があります。
使えなかった理由はその店舗がまだ申請済みでないケースがほとんどで、申請が終わっていないにも関わらずなぜか公式サイト・regionPAYアプリに表示されていたと考えてください。
マップに表示されていたのを頼りに店を訪れた場合でも油断はできないため、なおのこと買い物や飲食前にクーポンを使えるかの確認が必須になります。
宿泊の度に1日のクーポン金額が配布される仕組み
東京地域クーポンは、ただいま東京プラスを利用した旅行客に1泊単位で配布されていきます。
例えば3泊予定していた場合でも旅行の初日は3000円クーポン(平日)しか配布されず、次の日にまた新しく3000円クーポンが配布されていくシステムです。そのため、1日で3泊分の9000円をクーポンで利用することが不可能です。
また、クーポンは宿泊当日限りで有効ですので、次の日への繰り越しもできません。なるべく早い時間帯に利用できる店舗を見つけて使っておくのをおすすめします。
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