ライバー事務所「ホロライブ」が「漫画村イブ」と言われている詳細を徹底解説

ホロライブ

ライバー事務所の「ホロライブ」が2020年6月に入って炎上していますが、事務所だけでなく所属ライバーも同じく炎上していました。

その結果、会社のコンプライアンスが問われ、Vライバーが好きな人達の話題の種となっています。


ホロライブが「漫画村イブ」と呼ばれている問題について

ホロライブが炎上している問題で、ユーザーや一部の人から「漫画村イブ」と呼ばれています。

厳密に言えば漫画村は関係なく「漫画村のような収益を得ているから」呼ばれているだけですが、違法行為があったこと自体は変わりません。

どのような問題が発生していたのかを見ていきましょう。

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ホロライブで2020年6月に起こった問題について

ホロライブが炎上しはじめたのは2020年の6月からで、この前(6月1日)に任天堂がネットワークサービスの著作権について告知を出していたのが理由です。

この時にどうぶつの森等の任天堂ゲームが一部の会社宛てに収益化に対応したことが認知されていましたが、問題は「ホロライブがこの告知が出る前から任天堂のゲームを収益化していたこと」です。

Vライバーたちは配信するたびにリスナーからの投げ銭のような「スパチャ」をオンにするかオフにするかを決めることができますが、任天堂のゲームのスパチャをオンにしてゲーム実況をしていました。

任天堂が出した告知の中には「カバー(ホロライブの運営会社)は収益化の許可を出した」とは書かれていなかったのが、炎上の引き金です。

権利問題が浮上してホロライブ所属ライバーの不祥事が発覚

炎上内容だけ見れば、配信を行ったライバーよりも「配信許可を出した運営」に責任があるものと考えられていますが、ライバーもライバーで権利関係にルーズな一面を見せていました。

ゲームの著作権を違反していることが原因で炎上しましたが、他にも問題発言が多く、「著作権侵害くらいどうってことない」との考えを持っていたことが発覚しています。

問題となっているライバーについても見ていきましょう。

「戌神ころね」さん

現状のホロライブVライバーの中で一番権利問題がルーズだと考えられているのが、「戌神ころね」さんです。

アニメ・特撮の映像の無断使用があったのも問題ですが、その後に「著作権に引っかかったら消されるだけ」等と割り切った考えをしていることが炎上の理由になっています。

また、ウルトラマン関連の動画で「ウールトラマン」とタイトルや紹介文に記載して、ウルトラマンと検索に引っかからずユーザーから内容がわかるようにタイトルを工夫していることも、著作権対策がせこいと言われていました。

「夏色まつり」さん

夏色まつりさんが配信で「シャニマス」というバンダイのアイドルゲーをプレイしていた際、スパチャがOKかどうかわからず、リスナーに「スパチャOK?」と聞いていたのも炎上しています。

著作権問題に詳しくなかっただけの可能性はありますが、リスナーにスパチャOKかどうかを聞く姿勢に不信感を持たれた可能性が高いです。

一部ライバーが「あつまれどうぶつの森」の収益解禁を述べていた

あつまれどうぶつの森

「星街すいせい」さんと「天音かなた」さんが任天堂が著作権の告知を出す以前から「あつまれどうぶつの森が収益対応になった」とリスナーに伝えていた問題も炎上しています。

これは、任天堂が出した収益化許可の告知にホロライブの運営会社の名前がなく矛盾していたせいで炎上しましたが、ホロライブ側が間違えてライバーに伝えた可能性等も考えられています。

一部ライバーが「関係ない」かのようにライブ配信をしたのも炎上

ホロライブ運営が著作権問題で炎上して謝罪を行った後、一部のホロライブ所属Vライバーが「自分たちは関係ない」とのスタンスの如くライブ配信で炎上をネタに笑いあっていた問題も炎上しています。

主に「自分達にも関係があるのに何様だ」という理由で炎上していましたが、危機感はないのか等の部分でも困惑されていました。

問題配信を行ったライバー

  • 白上イブキさん
  • 夏色まつりさん
  • 夕刻ロベルさん(男性ライバー)
  • 律可さん(男性ライバー)

また、この配信はスパチャがオンにされていて、なおかつ飲酒していたのも問題視されています。

ピンハネと同じだから「漫画村イブ」と皮肉を言われている

著作権問題に違反があったということは、「他の企業のコンテンツを使って違法に収益を出した」ことになります。

過去に漫画村が問題となりましたが、漫画村も他の作者が書いた漫画をサイトに載せて収益を得ていたので、漫画村と全く同じではないかと思われ、「漫画村イブ(まんがむライブ)」と皮肉を言われています。

他にも様々な皮肉がユーザーの間で浸透していました。

炎上に関する皮肉一例

  • 漫画村イブ
  • 漫画村配信会社
  • 銭ゲバライブ
  • 銭ゲバ泥棒集団
  • 電子盗賊
  • ボロライブ

漫画村は皮肉に使われているだけで関連はない

ホロライブが漫画村イブと呼ばれているので、漫画村と何か関連があるのではないかと疑われていましたが、漫画村とは関係はないと考えてください。

違法漫画をアップロードしたわけでもなく、ライバーが購入した漫画をライブ配信中に横流しにしたわけでもありません。

あくまでも漫画村と同じく違法に収益を上げていたから無理やり関連づけさせられただけです。

大炎上しているけど登録者等は増えている

ホロライブだけでなく所属Vライバー全体が炎上して、一部の人からは確かに叩かれています。

しかし、Vライバー全体を見てもYouTubeのチャンネル登録者は増えていて、投稿されている動画の再生数も増えていました。

彼女たちの動画も面白いものが多く、元から人気があったのでチャンネル登録者数がどんどん増えていくのは自然なことですが、炎上を重く考えている人からは「サクラがいる」等と言われています。

一番著作権問題で炎上していた戌神ころねさんに関しては、1日あたりに3000人から5000人も増えていました。

漫画村イブ問題でできた名言まとめ

今回のホロライブ炎上問題で、一部の所属ライバーが発言していた問題発言等が名言(迷言)としてインターネットで記録が残されていました。

これらの名言も時間が経てば消えるかもしれませんが、ホロライブ炎上問題を詳しく知りたい場合は知っておいても損はありません。

「冒険」

戌神ころねさんの発言から名言としてされていますが、「冒険しようよ!」等と使われます。

ここで言う冒険とは、「著作権を恐れずにとにかくやってみよう!」といった意味を持っています。

「ウールトラマン」

同じく戌神ころねさんから来た名言ですが、動画タイトルを検索でひっかからないように「ウルトラマン」を「ウールトラマン」と記載したことから生まれました。

ウルトラマンに関する著作権対策だと思われています。

水を得た魚

元のツイート

水を得た魚のように
最近知った知識をばらまいて
すぐそれ違反とかいう人いるけど
浅はかな知識で言葉は放っちゃいけないと思うのよね。
ダメなことを本当にすると思う?
その何気ない発言が
風評被害を産むことを学んで欲しい。

(癒月ちょこさんのツイート引用)

癒月ちょこさんが上記と全く同じツイートを投稿していたことから生まれた名言です。

上記ツイートは消されていますが、この中の「水を得た魚」という意味が間違っていたことから面白がられてネタにされています。

水を得た魚とは「自分たちの得意な環境で活き活きする様子」を表すのですが、今回の場合はホロライブが不利になっているので厳密に言うと間違った意味で使われています。ちなみにここで使われる正しいであろうことわざは、大したことをしていないのに他者を攻撃する際に使われる「鬼の首を取ったよう」です。

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