新型コロナウイルスが猛威を振るい、感染経路が不明であることで日本中に日毎感染者が増加しています。
マスクが不足している中、定価で入手できる場所はあるのかを実際に調査してみました。
マスクを探す際の参考にしてください。
コンテンツ
マスクがどこにも売っていない
感染者数が増加し、日常生活の中でも避けることはできない状況が近づいています。
現時点で最も有効な予防として、
予防
- マスクの着用。
- 人混みをなるべく避ける。
- 手洗い、うがいの徹底。
以上の予防が推奨されています。
通勤・通学や人混みが多い場所へ行かなければならない際は、できるだけマスクの着用が推奨されています。
しかし、需要が急激に高まったことや、悪質な転売行為でマスクを簡単に手に入れるのが難しい状況が続いています。
定価で売っているけど送料が高すぎる
Amazonや楽天市場などの通信販売サイトでもマスクの取り扱いはありますが、そのほとんどが定価以上で販売されています。
例えば、上記のマスク商品は販売価格が200円とされていて一見すると定価で販売されていて入手できると思うでしょう。
しかし、実際に蓋を開けてみると200円の下に「+5000円(配送料)」と設定されており、購入価格は合計で5200円に。
Amazonや楽天市場では、検索結果で定価に見せかけて送料で価格を吊り上げるといったショップが点在しています。
通常、マスクは箱入りで800円~2000円台が相場になっていますが、定価以上の販売が通信販売サイトで多く目立っています。
オンラインでオススメのサイトは?
LOHACO(ロハコ)
LOHACO(ロハコ)は、オフィス向けの通信販売サイトで展開している「アスクル」の個人向け通信販売サイトです。
「アスクル」は、企業・医療機関向けでしか販売されておらず、一部の商品が個人向けに販売している通信販売サービスとして展開しています。
ロハコでのマスク販売ですが、
ポイント
午前6時あたりに定価でマスクの販売を行っている。
という情報が出ています。
マスクの入荷状況によっては販売されていない日もあるそうですが、午前6時あたりにロハコをチェックするとマスクが定価で販売されていたという声が出ています。
恐らくですが、現時点で最もオススメの通信販売サイトかもしれません。
時間の都合がつく方は、ロハコをチェックしてみてはいかがでしょうか。
実店舗でのオススメは?
実店舗では、「ドラッグストア」がオススメです。
実際に近隣の店舗を数軒チェックし、マスク販売があった店舗をピックアップしてご紹介します。
注意
- 地域や店舗によってマスクの在庫が異なります。本記事で取り上げなかったドラッグストア以外にも取り扱いがあるかもしれませんので、近隣の店舗をチェックするのを推奨します。
- 販売方法は店舗によって異なります。必ず現地のスタッフの指示に従いましょう。
マスク販売は、各店舗の開店時間に合わせて販売されるケースが多いです。
本記事では、開店時間に合わせて確認してみました、
セイムス
ポイント
- 在庫:
- 入手のしやすさ:
- 価格:
セイムスでは、開店前に列が自主的に形成されます。
マスクの販売量が不安定である最中、恐らくですが1日の販売数を店舗側で調整していることによってほぼ毎日マスクを入手できる機会があります。
店員の口頭による在庫案内もされていました、
箱入りでの販売である日、個別で販売している日と異なっています。
どのタイプのマスクも定価で販売しています。
男性・女性両サイズ同じく個数で販売しているようです。
開店時間の約30分~45分前に並べば入手できました。
スギ薬局
ポイント
- 在庫:
- 入手のしやすさ:
- 価格:
スギ薬局では、ポールによる列形成が行われています。
一部の店舗では、開店時間10分前に在庫をポスターで告知していました。
在庫は個別タイプのマスクのみの販売で、いずれも定価。
早急にマスクを入手したい方にはオススメです。
開店時間45分前に並ぶことで入手でき、1日の販売数は20セット程度だと思われます。
ココカラファイン
ポイント
- 在庫:
- 入手のしやすさ:
- 価格:
ココカラファインでは、1週間に2回~3回ほどのサイクルで販売が行われています。
ほぼ毎日ある様子ではなく、マスクの入荷があり次第当日に販売している様子です。
列の形成は自主的に行われていますが、当日の在庫に関する告知が行われないため開店するまで待機するしかありません。
箱タイプで定価の販売を行っており、女性タイプが多く、男性タイプが少なかったです。
tomods(トモズ)
ポイント
- 在庫:
- 入手のしやすさ:
- 価格:
トモズ薬局では、駅ナカやオフィス街に展開されているためか待機列の形成は自粛するようにされていました。
そのため、開店に合わせて入店しますが、ココカラファイン同様に在庫に関する告知は開店前に行われないため入店するまでは在庫があるかどうかは不明です。
個別タイプで女性用のマスクが僅かに販売されていますが、価格が他と比べると高い印象があります。
1日当たりおよそ10セット未満での販売が多いようです。
ツルハドラッグ
ポイント
- 在庫:
- 入手のしやすさ:
- 価格:
ツルハドラッグでは、列形成は自主的に行われます。
開店時間45分前に並ぶことで入手できますが、入荷している日・していない日がバラバラのためタイミングが掴みにくい印象です。
なお、マスクの販売価格は他店舗よりも高く、箱タイプで1400円以上の販売が目立ちます。
1日当たりの販売数は日によって異なります。
SARAYA(サラヤ)
消毒液や石鹸などを取り扱っているSARAYA(サラヤ)のオンラインショップでもマスクが販売されていて、こちらは定価で入手できるマスクも存在します!
LOHACOと同様企業向けの販売となっていますが、個人で通販を利用してマスクを購入することも可能です。購入するためには会員登録が必須ですので、SARAYA(サラヤ)に登録しておきましょう。
また、購入できるマスクはコンビニやドラッグストアのものではなく「医療用マスク」なので、いつも使っているメーカーのマスクの方がいいという人は気を付けてください。
ポイント
- 販売されいてるマスクの種類が多い
- 種類によっては品切れ品も存在する
現在、マスクの需要が度を超えているせいで、SARAYA(サラヤ)でもマスクの品切れが発生しています。
通信販売の場合は直接商品を仕入れて販売するわけでないので、いつ頃マスクが入荷されるかはユーザー視点からはわかりません。
購入できたユーザー曰く「早朝にマスクをチェックしたら品切れではなかった」とのことでした。
マツモトキヨシ
ポイント
- 在庫:
- 入手のしやすさ:
- 価格:
マツモトキヨシも定価でマスクを販売していますが、朝一で並んでなおかつ店舗側が「マスク入荷しました!」等の告知がないと購入が難しくなっています。
店舗によっては若干の値上げがされてあるマスクも存在していますが、Amazonの送料込みのマスク料金と比べるとはるかに良心的で、その分店頭にさえ並べばすぐに売り切れてしまう傾向があります。
ドラッグストアなので様々な種類のマスクが販売されていて、男性用・女性用関係なく幅広く販売されています。
コスモス薬品
ポイント
- 在庫:
- 入手のしやすさ:
- 価格:
主に九州地方に店舗が存在する「コスモス薬品」でも、マスクが定価で販売されています。
九州地方限定のドラッグストアではなく、関東や関西・中部地方にも店舗が存在しているので、コスモス薬品全体で流通が浸透し、マスクを定価で入手できるのかもしれません。
ただし、マスクが人気商品であることは変わりないので、いくら定価で販売されているとはいっても、朝一に並んでマスクを購入しなければいけない状況にはなっています。
店舗によってはマスクが売り切れ・定価以上の料金で販売している店舗もある可能性が高いです。
店舗一覧はこちら
ドン・キホーテ
ポイント
- 在庫:
- 入手のしやすさ:
- 価格:
ドン・キホーテでは激安で様々な商品を購入出来ましたが、マスクに関しては現在では販売価格が上がっています。
品切れを起こしている店舗も多く、最寄りのドン・キホーテでもマスクが長い間品切れ状態ということも珍しくありません。
もちろん店舗によっては定価で販売されている・マスクの販売がそこまで多くないというところもあるので、店舗によってマスクの取り扱いに差があると考えて構いません。
マスクが入荷されるタイミングは「午前6時」「午後6時」という声が多く、ドン・キホーテ側の販売戦略で時間をずらしている可能性も考えられます。
Loft(ロフト)
ポイント
- 在庫:
- 入手のしやすさ:
- 価格:
生活雑貨や便利グッズを取り扱っているLoft(ロフト)でもマスクは販売されています。
店舗によっては売り切れてしまっていますが、マスクの需要が高いことから仕入れを増やしたのか、「Loft(ロフト)はマスク販売率が高い」という噂が立っています。
また、マスクを定価販売している店舗も多く存在していて、確認した限り「北海道一部・秋田・埼玉・四国の都道府県」では定価でマスクが取り扱われています。
薬局やドラッグストアというわけではないので商品のバリエーションは少ないのですが、多くの人がメジャーな薬局やドラッグストアでマスクを購入しているので、「穴場」のような扱いになっていて在庫があるのかもしれません。
ビックカメラ
ポイント
- 在庫:
- 入手のしやすさ:
- 価格:
ビックカメラは家電量販店として世間から知られていますが、医薬品や日用雑貨も取扱があります。
マスクも販売されていますが、マスクが欲しい場合は本来ならドラッグストアやコンビニから優先して店を回って購入するので、ビックカメラのマスクは売り切れていない可能性が高いです。
定価で販売されている店舗も存在しますが、商品のバリエーションはドラッグストアの方が豊富で、箱タイプのものよりもパックタイプの数枚セットのものの方が多くなっています。
少量でもいいので確実にマスクを手に入れたいという人は、ビックカメラ等の日用雑貨の取扱がある家電量販店を活用してみてください!
現時点では「ドラッグストア」が入手しやすい
開店前に並ぶことでマスクを入手できる機会が多くありました。
当然ながら、並んでも入手できないことがあるため、時間に余裕がある時にチェックしてみると良いかもしれません。
先ほど紹介した各店舗は、近隣店舗を2月10日~16日週の内3日に分けて調査しました。
地域・店舗によって在庫状況が異なるため、実際に足を運んでみましょう。
コンビニは、ほぼ見当たらない
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートを調査しましたが、いずれも在庫がありませんでした。
SNSでの情報では、深夜の荷物搬入に合わせてマスクが販売される場合もあるという投稿が出ているため、コンビニでマスクを入手する機会は深夜・早朝の傾向があるのかもしれません。
なお、コンビニでは個別タイプでしか販売されておらず、価格も700円~と割高なようです。
マスクの供給が安定するのはいつ?
日本政府は、「週に1億枚の供給」を宣言しましたが、今週に入ってもまだ安定していない様子を見ると、マスクの供給が安定するのはまだまだ先のように思えます。
報道番組では、マスクの製造を行っている工場で取材を行うも人手不足に陥っているためか、「週に1億枚の供給は厳しい」と現場の声が出ています。
今週から「1億枚の供給」宣言が行われていますが、安定するのは3月以降と見たほうが良いかもしれません。