メルカリの借金機能と噂されている「メルペイスマートマネー」が多くのユーザーのお知らせにて告知されました。
メルカリ借金機能のメルペイスマートマネーのデメリットや金利、遅れた場合・返せない場合について紹介していきます。
メルカリの借金機能メルペイスマートマネーとは
メルカリのメルペイスマートマネーについて紹介していきます。
メルカリでお金を借りられるサービス
メルカリには「メルペイ」という電子決済もサービスのひとつとして付属していますが、電子決済だけでなく「お金を借りて電子マネーに含めるサービス」としてメルペイスマートマネーがリリースされました。
どのような機能か
- メルカリからお金を借りられるサービス
- 借りたお金は月々コツコツと返済していく
- 1000円から20万円まで借入可能
- 20歳以上70歳未満が利用できる
- メルペイのチャージにて借りた分を利用できる(振込で銀行口座に移すこともできる)
- 口座引き落とし・メルペイ残高から毎月支払われる
- 返済期間は2カ月から3年
- 審査が必要(審査に通らないケースあり)
- 金利は年3%から15%でメルカリ利用や信用情報に応じて変動する
お金を借りる流れは他の借入と同様で、メルカリ・メルペイ内で申し込みを行って、メルカリ側が自分にお金を貸していいかの判断を審査を通して行います。
審査に通ればメルペイの残高に借りた分のお金がチャージされます。借りる金額と毎月の返済額も申込時に自分で設定できるため、基本的には「毎月無理のない返済」ができるシステムです。
また、借りた分だけ金利が付くのにも注意が必要で、お金を全て返し終わった際にはトータルで金利分だけお金がマイナスされています。金利分損をしたとしてもどうしても今すぐ使えるお金が欲しい場合に活用されます。
メルペイスマートマネーの申し込み方法
メルペイスマートマネーよりお金を借りる申込をする場合の手順を紹介していきます。
本人確認と銀行口座登録が必須
メルペイスマートマネーで借入を申し込みたい場合、「本人確認」と「銀行口座登録」が必須です。
メルカリでは本人確認を行わないと銀行口座登録ができないため、必然的に本人確認→銀行口座登録→メルペイスマートマネー申込の流れで申し込みをすることになります。
メルカリで本人確認と銀行口座登録をしたい場合は下記を参考にしてください。
メルペイあと払いのやり方!銀行口座がなくても大丈夫?ポイント使用可?など徹底解説
「メルペイ」で本人確認できない!!場合の詳細と対処法について徹底解説
アプリから申し込みできる
メルペイスマートマネーへの申し込みはメルカリアプリから行えます。
マイページの中にある「メルペイスマートマネー」という項目があるので、こちらをタップします。
メルペイスマートマネーのメイン画面が開かれるので、まずは赤枠の借入金と月々の返済額を自分で設定します。この時、月々の返済額が高ければ高いほど返済期間を短く設定できます(その分毎月返す額が大きくなります)。
上記のように8000円借りて月々の返済額2000円で設定すれば、8000円を毎月2000円で返済する4回払いのプランを自分で作れます。
この時、返済完了予定日と返済額合計・利息合計が表示されるため確認しておきます。利息に関しては最終的に自分が損をする金額です。
「申し込みをはじめる」を選択すれば申込が開始され、審査が行われたのち借入・返済がスタートします。
お金を借りたらポイント残高もしくは銀行口座から月々返済される
お金を借りた場合、まず自分のメルペイ残高に借りた分がそのままチャージされます。
返済については登録した銀行口座の残高から引き落としが行われ、足りなかった場合はメルペイ残高やポイントから差し引かれます。また、返済日は毎月6日・11日・16日・21日・26日から自分で選べます。
メルペイスマートマネーのメリットとデメリットについて
メルペイスマートマネーのメリットとデメリット・どちらにも関係がある金利について紹介していきます。
メルペイスマートマネーのメリット
メルペイスマートマネーでお金を借りることへのメリットは下記の通りです。
メリット
- 郵便物・在籍確認がないためお金を借りたことを家族や職場に明かされない
- 借入限度額が20万円までで過剰な借入は未然に防がれている
- メルカリを使えば使うほど金利面で有利になる
- アプリさえあれば手軽に申し込みできる
- メルカリの売上が残っていればそちらも返済に充てられる
- 審査期間が短い(最短で即日・基本は1日から2日で借りられる)
- 少額だけどどうしてもお金が足りない場合に活用する際に特に優れている借金サービス
まず、郵便物や在籍確認がお金を借りたタイミングで届くことがないため、きちんと返済さえすれば自分がお金を借りた記録は自分しかわからないシステムがおすすめです。
借入金額も1000円からの少額に対応していて、多くても20万円までです。20万円でも十分高いと感じる人も多いですが、まだ比較的すぐに返済できる範囲のお金です。
総じてメルカリを長く使っていた人やすぐにお金を借りたい人・少しだけお金が足りない状態の人の利用がおすすめです。
メルペイスマートマネーのデメリット
メルペイスマートマネーにもデメリットがあります。特に返済に関しては自分の生活にも影響がある部分で、お金を借りる場合はきちんと理解した上で借りるのをおすすめします。
デメリット
- メルカリを普段から活用していない場合は金利が高くなりがち
- メルカリで取引をしていない・取引でトラブルがある・評価が低い場合は信用情報に関係なく審査に影響がある
- 本人確認・銀行口座登録にも審査があり時間がかかる場合あり
- メルペイスマートマネーが定期的にリリースされるためタイミングによっては使えない場合あり
- 銀行口座に直接お金を借入入金する場合は振込申請が必要
- お金を返せない場合・返済が遅れた場合は最悪のケースだと指定信用情報機関に登録されブラックリスト入りする
- 滞納した場合は別途滞納金が必要になる
借りたお金を返せない・遅れた場合に指定信用情報機関に登録されてブラックリストとしてクレジットカードやローンの審査に影響が出るのは、どの借入サービスでも同じです。
メルカリの場合も同様で、万が一借りたお金を返せなかった場合は返済金が膨らんだ上、それでも返済できない場合は指定信用情報機関に登録されます。
さらに、他の借入サービスと比べて「メルカリを普段利用しているか」が金利面で不利になってしまう場合があるため、メルカリを新しくインストールしたユーザーには少し優しくありません。場合によっては審査すらもメルカリをどれくらい使ったかで審査に通らないケースもあり得ます。
ただし、メルペイスマートマネーでは信用情報よりも「メルカリを多く利用したか」を重視している説があり、評価や取引が多い場合は比較的審査が緩くなると考えられます。
金利はメルカリ取引や信用に応じて変動するシステム
お金を借りる場合に特に気になるのが金利ですが、メルペイスマートマネーの金利は年で3%から15%です。
メルカリでの販売実績や審査した際の自分の信用情報(他のクレジットカードやローンの返済情報)・現在の収入が参考になると考えられています。メルカリの利用が金利に関係があるため、金利はメリット・デメリットどちらにもなりうる問題です。
ただし、変動する金利の基準や詳細・条件や時期に関する公表はメルカリからはありません。
メルペイスマートマネーの返済が遅れた場合・返せない場合について
メルペイスマートマネーで返済金を返せない場合・遅れた場合はどうなるかを紹介していきます。
まず支払い日に通知が来て手動で支払う必要がある
自分が設定した月々返済日当日にお金が足りなかった場合(銀行残高不足・ポイントとメルペイ残高不足)、まずはメルカリアプリに通知が来ます。
支払いができなかった旨が記載されていて、同時にメルペイスマートマネーに「自動引落しの失敗分を確認する」といった項目が出てきます。下記に沿って返済処理を行ってください(ポイントと残高が足りない場合は返済できません)。
手動返済方法
- 返済額が足りなかった場合はメルペイスマートマネーのホーム画面に「自動引落しの失敗分を確認する」という項目が出る
- タップして「今すぐ返済する」を選択
- ポイント・メルペイ残高が足りていた場合は返済完了
支払い遅延した分だけ滞納金がかかる
メルペイスマートマネーにて返済遅延が発生した場合、「遅延損害金」も合わせて振り込まなければいけません。
遅延損害金は年利20%で、例えば10000円借りた場合は20%の2000円が支払い遅延が発生した日割り計算で遅延金が決定されます。
計算式は「借入額×年率×滞納日数÷365日(もしくは366日)」です。
支払い日を大幅に過ぎた場合はまずは個人に電話がかかる
自動支払いでも支払えず遅れて支払いもできなかった場合、おおよそ1カ月をスパンに催促の電話が来ます。
電話の内容は「早く返済してください」というもので、コールセンターによっては支払いの相談ができる場合もあります。メルペイがスマートマネー関連で連絡してくることは返済に関してのみです。
指定信用情報機関に登録される場合あり
メルペイスマートマネーのQ&Aには返済期限を過ぎた場合は「指定信用情報機関へ連携される場合がある」と回答しています。
指定信用情報機関とは返済できるかの信用情報を集め金融会社や借入事業者に提供する機関のことで、仮に指定信用情報機関にブラックリスト登録されたら、「この人には返済能力がない」と多くの金融・借入事業に知られることになります。
おおよそメルペイスマートマネーの借入金を3カ月返さなかった場合に対処されると考えられています(メルペイスマート払いの場合が3カ月が基準になっています)。
また、それでも滞納した場合は裁判になり財産の差し押さえが執行されることもあり得ます。
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