3月11日にLINE公式が「LINE安否確認機能」を体験版として一時的に開放しましたが、LINE安否確認機能がエラーで使えなかったユーザーが多いです。
いざ災害が起こった際にLINE安否確認機能が使えなかった場合は困るので、同じエラーが発生した場合はすぐに対処したいです。LINE安否確認機能の詳細とエラーが起きた場合の対処法を紹介していきます。
LINEの安否確認機能がエラーで使えなくなる
LINEの安否確認機能がエラーで使えなくなる問題が発生しています。
3月11日に実装されて現在では体験版の段階の新機能ですが、主に地震発生後の対策のために作られた機能であるため、本当に地震が起こった際にエラーが起きると大問題になります。
LINEの安否確認機能とは
LINEの安否確認機能とは、3月11日に体験版が公開されたばかりのLINE新機能で、災害が発生した際の友だちの安全確認および自分の安全・被害状況を伝えられます。
主に「震度6以上の地震が発生した場合」に活用可能ですが、どんな機能かを先行体験するため、3月11日にLINEで安全確認機能の体験版が使えるようになりました。
ホーム画面の赤枠のように、地震が発生したと想定した緊急項目が表示されるので、「安否を報告」を選択して、自分の安否を他の友だちに伝えられます。
出てきた画面から地震の詳細と安否確認の項目が出てくるので「無事」「被害あり」のどちらかを選択してください。その際に簡単な被害詳細を記入できます。
また、ホーム画面から災害情報ではなく友だちリストの中にある「安否確認」を選択すると、自分の状況を伝えるのではなく、他の人が安否確認機能を使って無事か被害ありかを選択した際の状況を確認できます。
画像右側のように友だち一覧が表示されるので、赤枠のユーザーアイコンの下部分を見て「無事」「被害あり」のどちらかを確認してください。
友だちがなんらかのメッセージを残している場合があるので、被害状況を細かくチェックできる可能性があります。
3月11日以降は災害が発生したら使えるようになる可能性が高い
3月11日の体験版が使える期間が終了しましたが、今後安否確認を使えるようになるのは「災害が本当に発生した場合」の可能性が高いです。
すぐに災害が発生するとは限らないため、災害が実際に起こった時に備えてLINEがテストプレイを通じて機能をアップデートすると考えられています。その際に発生したエラーも解消されると判断できます。
スマホの端末にも自分の位置情報を元に災害が発生したら連絡をしてくれるため、スマホから警報が鳴ったらLINEのトップ画面を見て、安否確認の項目が存在するかをチェックしておきたいです。
体験版で「被害あり」を選ぶとネットワークエラーが発生する
LINE安否確認の体験版にて、上記のネットワークエラーが発生したのが確認できました。
大勢のユーザーに発生していましたが、発生したユーザーの傾向から「被害あり」を選択した場合に多く発生する可能性が高いです。
ネットワークエラーが出たからといってインターネットの接続が悪くなっているわけではなく、ただ被害ありを伝えようとしても先に進めず状態を伝えられないだけです。「無事」を選択すればエラーは出ない可能性が高いですが、災害時に被害があったのに無事だと選択するのはおすすめできません。
エラーが発生した原因
LINE安否確認でエラーが発生した原因は、「大勢のユーザーが体験版を試したためのアクセスエラー」の可能性が一番高いです。
「ネットワークエラー」としかエラーメッセージが表示されないため詳細はわかりませんが、新機能を試すユーザーは多くそのユーザー数に耐えられなくなり機能が活用できなかった話は珍しくありません。
ただし、実際に地震が起きた場合は日本全国ではなく「一部地域で特に震度が高い地域・震度が6以上の地域」に限定されてLINE安否確認が使えるようになるため、いざ災害発生時にアクセスエラーが起こる可能性は低いです。
LINEの安否確認が使えなかった場合の対処法
LINEの安否確認がエラーで使えない場合の対処法を紹介していきます。
下記の対処法でも解決する可能性があるため、実践してみるのをおすすめします。
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災害が発生しないとそもそも安否確認の項目が出てこないので注意
「LINE安全確認の項目が出てこない」のをエラーだと思ってしまいがちなユーザーが多いですが、厳密に言うと表示されないのはエラーではありません。
安全確認機能の体験版は3月11日限定の機能で、3月12日以降は活用できません。また、安全確認機能が使える条件は「身近に震度6以上の地震が起こった場合」に限られるため、地震が起こっていない現時点では機能のアクセスもできない状態です。
LINEをバージョンiOS・Android 12.2.0にアップデートする
LINE安全確認機能は、「LINEのバージョンiOS・Android 12.2.0以降」ではじめて利用できる機能です。
LINEアプリを最新バージョンにしておくのは必須で、普段自動でアップデートしていない場合はいざという時のためにアップデートしておくのをおすすめします。
LINEアップデートに関しては下記を参考にしてください。
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LINEメッセージで本当に伝えたい相手に被害状況を把握してもらう
LINE安否確認が使えなかったとしても、LINEのトーク機能は問題なく活用できます。
もし地震が起こってLINE安否確認が使えない場合でも、トークにて「僕は無事だ」「被害があった」等と、本当に伝えたい家族や友人に直接伝えるのをおすすめします。
また、自分が伝えるだけでなくトーク相手も同じ地震に見舞われている可能性がある場合は、自分の相手の状況を確認しておくのがいいです。
その他で使えるLINEの防災機能を活用する
災害での被害状況を伝えたい場合はトークだけで事足りますが、より確実に伝える工夫・地震の震度や津波情報を確実に知る方法は他にもあります。
LINE安全確認が使えなかった場合でもLINEを使って試せる方法なので、覚えておくのを強くおすすめします。
防災通知を受け取る
LINEにて防災通知を受け取っていれば、災害が発生した際に具体的な情報(震度・津波など)をすぐに確認できます。LINE安全確認で細かい情報を確認できなかった場合に有効です。
LINEの防災通知を受け取るためには、「LINEスマート通知」を友だちに追加する必要があります。こちらにアクセスすればLINEが開かれて上記左側画面が表示され、PCでアクセスした場合もQRコードが開かれるので、LINEから読み取りを行ってください。
友だち追加画面にて「追加」を選択すれば、トーク画面に「LINEスマート通知」が表示されるため、トーク画面から「スマート通知設定」をタップします。
スマート通知設定の画面が開かれるので、「防災通知」を選択します。
防災通知の一番上のチェックマークを付ければ、災害が発生した際にLINEのトークにも通知が来るようになります。
また、防災通知画面では「現在地連動」「防災通知の地域設定」等、災害がどこで発生したら通知が来るのかも設定にて変更できるため、あらかじめ確認しておくのが安全です。
位置情報を状況を伝えたい人に送信する
地震が発生した際は、自分自身の安全を伝えるのが第一ですが、家族や友人と早く合流するために「自分の現在位置」を伝えるのも同じくらい大切です。
トークにて自分の状況を伝えた後、同じくトーク画面にて位置情報の送信を行うのをおすすめします。トーク画面右下のメニューをタップしてください。
メニューの中に「位置情報」という項目があるので、こちらを選択します。
自分の現在位置が地図上に表示されているかを確認した上で、位置情報の送信を行ってください。
また、端末の設定で位置情報の許可を出しておく必要がありますが、緊急事態の際にすぐに位置情報をオンにする必要があるかは疑問です。他の方法で自分の安全伝達・安全確認を済ませた後、状況を見て位置情報の許可を出して位置情報を伝えてください。
位置情報許可に関しては下記を参考にしてください。
重要メッセージをトークでアナウンスする
災害が発生した際に特に伝えたい重要事項に関しては、LINEトークの「アナウンス機能」で重点的に伝えることができます。
アナウンスされたメッセージに関しては、自分がアナウンスを解除しない限りはトーク画面の上部に表示される仕様で、いつもと違ったトーク画面を見て、相手もアナウンスされた内容をすぐに確認できます。例えば、安全かどうか、怪我をしたか等をアナウンスしてください。
アナウンス機能を使う場合は、あらかじめトークに伝えたいメッセージを投稿しておく必要があります。メッセージを投稿後にそのメッセージを長押しして出てくるメニューから「アナウンス」を選択すれば、画面上部にアナウンスされたメッセージが表示できます。
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