LINEトークで「Yahoo」と入力し、送信すると背景にキャラクターが表示されるエフェクトが出現すると話題になっています。
エフェクトが出る詳細と出し方、出ない場合の対処法を解説します。
Yahoo!とLINEの経営統合を記念したエフェクト
LINEのトークで、「Yahoo」や「ヤフー」と入力して送信すると、LINEキャラクターが花火をモチーフとしたアニメーションで背景に出現するエフェクトが話題になっています。
これは、LINEとYahoo!の経営統合が正式に決定したことを記念した特殊エフェクトです。
一定の条件を満たした環境であれば、送信者と受信者の双方でエフェクトが表示されるようになっています。
エフェクトの種類は1つのみ
「Yahoo」などの特定のワードを入力することで表示されるエフェクトですが、今回のエフェクトは1種類のみに固定されています。
コニーやブラウンといったLINEフレンズのキャラクターが背景に出現するのみの演出になりますが、エフェクトの存在を知らない友だちにサプライズとして送ると盛り上がるでしょう。
対応しているワード
送信した際にエフェクトが表示されたワードは、以下の通りです。
対応ワード
- Yahoo
- yahoo
- YAHOO
- やふー
- ヤフー
ローマ字での送信では、文字の大文字・小文字問わず「yahoo」であればエフェクトが出現するようになっています。
文章の中に対応ワードを組み込むことでもエフェクトが表示されますので、「LINEとYahoo!が統合したって知ってる?」といった内容で送信して友だちとの会話を広げていくことができそうです。
受信してもエフェクトが出る
送信した際に、送信者側でも表示されますが、対応ワードを受信した受信者側もトークを開くと表示されるようになってます。
ただし、相手が最新バージョンのLINEアプリをインストールしているなどの「動作条件」を満たしていることが必須になります。満たしていない場合は、対応ワードを送信しても表示されません。
詳しい動作条件は、次の通りです。
表示に対応しているデバイス一覧
iOS版バージョン9.15.0以上とAndroid版バージョン10.2.0以上のLINEアプリをインストールしているデバイスであれば、エフェクトを再生することができます。
一部のデバイスでは、OSのサポート切れなどで対応していない場合もありますので、機種の製造元のサポートセンター等で確認しましょう。
実際にエフェクトが再生できたOSは、
OS(最新バージョン) | 動作確認 |
iOS | 〇 |
Android | 〇 |
Windows | × |
Mac | × |
ブラウザ拡張機能 | × |
パソコン向けのLINEソフトウェアでは、送信と受信どちらもエフェクトの再生が行われることはありませんでした。
また、Google Chrome向けの「拡張機能」として提供されているLINEでも、ソフトウェア版同様に再生できません。
iOSデバイスの「iPad」向けのLINEアプリでは、再生ができることを確認できました。
2021年3月4日までの期間限定
統合を記念したエフェクトは、
期間
2021年3月4日9:59分59秒まで
上記期間までの限定配信になっています。
期限を過ぎると、対応ワードを入力してもエフェクトが再生されなくなります。
エフェクトが出ない原因
対応するワードを入力してもエフェクトが出ないこともありますが、動作の条件を満たしていることや、LINEアプリの設定などが影響していることがあります。
主な原因として、次のものが挙げられます。
最新バージョンのLINEをインストールしていない
最新バージョンのLINEアプリをインストールしているか確認しましょう。
自動アップデートを無効にしていると、アプリアストアを通じて手動でアップデートをする必要があります。
アプリストアのアップデート情報を確認し、LINEアプリのアップデートを実施しましょう。
「アニメーション再生」をオフにしている
イベントなどのエフェクト再生を行うには、LINEアプリ設定の「アニメーション再生」が有効になっている必要があります。
この設定がオフになっていると対応ワードを入力してもエフェクトが再生されませんので、エフェクトが出ない場合は設定を確認してみましょう。
LINE Liteやパソコン版を利用している
LINE公式が提供している軽量版LINEの「LINE Lite」ではエフェクトは再生できません。
こちらのアプリを利用していて、エフェクト再生を行いたい方は、「LINE」アプリをインストールする必要があります。
また、パソコン版LINEでも同様にエフェクトは再生することができません。
期間が過ぎている
エフェクトの提供期限が切れていると、本エフェクトは使用できなくなります。
2021年3月4日までの期間限定のため、再生したい方は期間中に対応ワードを送信しておきましょう。
対処法
エフェクトが再生できない場合の対処法をご紹介します。
対処法
- 対応ワードのつづりを間違えていないか確認する
- アプリ、デバイスの再起動
- 起動している他のアプリを終了する
- アプリ、デバイスのバージョンを最新にする
- 通信環境を確認する
上記の対処法を試し、改善しない場合は次の対処法を実行しましょう。
アニメーション再生をオンにする
LINEアプリ内の設定を確認いましょう。
「ホーム画面」右上の「設定アイコン」をタップし、「トーク」に進みます。
「アニメーション再生」のスイッチトグルがオフになっている場合は、オンに切り替えましょう。
Android版
Android版でも同様の手順で設定画面にアクセスすることができます。
「トーク」に進み、「アニメーション再生」にチェックが入っていない場合は、チェックを入れましょう。
着せ替えの変更・テーマのアップデートを実行する
着せ替えをダウンロードし、それを適用していることで正常に表示されていない原因になってしまうケースが確認されています。
「基本」に戻すか、適用中の着せ替えに最新バージョンのアップデートが配信されている場合は、テーマのアップデートを実行しましょう。
着せ替えの変更手順やアップデート手順は、下記の記事で詳しく紹介しています。
トーク・Keepのキャッシュデータを削除する
トークとKeepのキャッシュデータが、アプリ内に蓄積していることでエフェクト表示が正常に行われないこともありますので、これらのキャッシュデータを削除しましょう。
キャッシュデータを削除することでアプリの動作の改善を図ることができます。
それぞれの削除手順は、下記の記事で詳しく解説しています。
デフォルトのキーボードを使用する
デバイスのキーボードではなく、Simejiなどのサードパーティ製キーボードアプリを使用していることで正常に表示されない場合があります。
「半角カナ」入力を行うキーボードアプリで対応ワードを入力してもエフェクトが表示されないことが確認されています。
デバイスのデフォルトのキーボードを使用するか、キーボードアプリのアップデートなどを実施しましょう。