韓国アイドルグループをプロデュースする番組が流行り、最終的に投票でデビューメンバーを決めるというプロジェクトが行われています。「Girls Planet999:少女祭典」はグローバルガールズグループをデビューさせるプロジェクトですが、このプロジェクトが終了後に、あらぬ噂が流されてしまいました。
今回はガルプラが操作されていたのは本当なのか詳細と考察を徹底解説します。
ガルプラが操作されていたって本当?
2021年10月22日(金)に「Girls Planet 999:少女祭典」の最終回が日韓同時放送され、最終順位の発表がありました。
順位 | 名前 | グループ | 年齢 | 票数 | 点数 |
1 | キム・チェヒョン | K | 19 | 36万3623票 | 108万1182点 |
2 | ヒュニン・バヒエ | K | 17 | 52万5465票 | 92万3567点 |
3 | チェ・ユジン | K | 25 | 42万8967票 | 91万5722点 |
4 | キム・ダヨン | K | 18 | 21万9125票 | 88万5286点 |
5 | ソ・ヨンウン | K | 16 | 44万2102票 | 78万1657点 |
6 | カン・イェソ | K | 16 | 32万312票 | 77万561点 |
7 | 江崎ひかる | J | 17 | 38万7709票 | 71万3322点 |
8 | 坂本舞白 | J | 21 | 48万8519票 | 70万8149点 |
9 | シェン・シャオティン | C | 21 | 42万5464票 | 70万663点 |
最終結果はこのように決まりましたが、この結果が運営によって順位操作されたものなのではないかと噂されています。
The Seoul Metropolitan Police have confirmed that they have actual evidence of voting manipulation on Girls Planet 999
Within the 9 members part of debut group, Kep1er, police confirm there are 2-3 members who had votes switched with trainees eliminated pic.twitter.com/UDw4Hwowau
— apologize to yurina (@hsinqiao) October 22, 2021
疑惑の元となったツイートですが、こちらによるとガルプラでは順位操作を行っており、その証拠をソウル地方警察庁が掴んでいるとのことでした。
こちらが本当であれば重大な問題ですが、このツイートの信憑性についても問われています。
操作された疑惑の内容
操作されたという疑惑のある内容は2つあります。
疑惑内容
- Mnetによる最終順位の操作
- 視聴者による投票操作
この2つが疑われており、事実がどうなっているのかわからない状態が続いています。
最終投票は操作されていない可能性が高い
今回の件に関して、最終投票の順位は操作されていない可能性が高いと考えられます。
Mnetでは過去に順位操作が行われていた事実がある為、別のプロジェクトでも操作が疑われてしまうのは仕方ありません。
しかし、今回に関しては不自然な点が少なく、不正を行った根拠も挙がっていないため、操作されていない可能性が高いです。
ただし、順位の直接的な操作ではなく、投票が増えるように印象操作を行っていたのではないかという疑念が上がっており、これに関しては映像を見る限り否定をしきれない部分があるのも確かでしょう。
ガルプラ操作疑惑が流れたのはなぜ?
ガルプラでは順位操作を行っていないにも関わらず、疑惑が挙がってしまいました。
当然これには根拠がありますが、なぜこのように良くない操作疑惑が流れてしまったのでしょうか。理由としては複数考えられています。
中間の視聴者投票
最終投票でなく、中間時点での視聴者投票に問題があった可能性はあります。
この操作はMnetが行ったものではなく、視聴者による投票操作が行われた可能性が高いです。
内容としては、ガルプラの投票は1日1回と決まっていますが、実はこの投票が1日に複数回行えたのではないかというものです。
日本では確認できていませんが、アメリカや韓国を代表としたいくつかの国でシステムに問題が生じており、存在しないはずの電話番号を入力することで、1人が複数人を装って複数回の投票を行えてしまった可能性があります。
当然これは不正投票にあたりますが、ガルプラの序盤ではこのような問題が発生していた可能性がある為、視聴者による順位操作の疑惑が挙がりました。
中間発表との差がありすぎる
中間発表時点と、最終発表時の順位や票数に差がありすぎるため、不正が生じたのではないかという声が挙がっています。
中でも中間順位で1位であった川口ゆりなさんが最終順位で14位となっており、デビューを果たせなかったことに疑問を覚える人もいます。
しかし、これに関しては具体的な根拠がありません。
ポイント
- 途中からガルプラファンが増えて全体の投票数が挙がった
- ベネフィットによる得点が大きい
こういった理由から順位や投票数が大きく変動する可能性は大いにあり得ます。
そのため、中間発表との差が大きいからといって、不正操作を行ったという証拠になり得ることは無いでしょう。
ヒュニン・バヒエの当選
見事に当選を果たしたヒュニン・バヒエですが、この結果に疑問を隠せないという人が多くいます。ガルプラ視聴者の間では、「バヒエよりも他に歌もダンスも上手い子がいる」「投票数が異常に多い」ということで、炎上している状態です。
バヒエには兄がおり、その兄がTXTという大人気韓国アイドルグループの「ヒュニン・カイ」です。その影響が大きくてバヒエは当選できたのでは無いかと考えられており、操作では無いが不当な結果と考える人が複数います。
実際にバヒエの自己紹介にはカイが出演しており、TXTファンの間では話題になりました。
また、バヒエのファンにはSIMカードを大量購入して、アカウントを複数所持することで操作投票を行っていたというSNSの写真付き投稿が話題になっています。
これらのことから、バヒエの当選は実質操作に近い行為と考えるファンがいるようです。
チェリバレの3人
ガルプラには「チェリーバレット」というアイドルグループに所属する女性3名が参加しました。
この3名は今回当選しませんでしたが、逆に当選しないように操作されたのでは無いかと考えられています。
実はチェリバレで活動を続けることは決まっていて、ガルプラに参加して注目されることで、チェリバレの売名を行う事が目的だったと考えられています。
こちらも根拠が無いため操作された証拠にはなっていません。
TOP9が各国3人ずつ(中間結果)
中間時点での順位を発表した際、順位の出方にやらせ感が強いという疑惑が生じました。
ガルプラでは国別でグループ分けをしてますが、とある中間順位発表の際、グループK,J,Cの全てのグループから綺麗に3人ずつ選ばれてTOP9になるという結果が出ています。
偶然と言われればそれまでですが、確かにここまで綺麗に分かれてのグローバルグループとなると疑う人が出てくる気持ちもわかるでしょう。
しかし、最終的にはグループKが6人、Jが2人、Cが1人という結果に落ち着いているため、疑惑は解消されています。
アンチによるデマ
今回、操作疑惑の元となったツイートを含め、アンチによるデマである可能性が強いと考えられています。
ガルプラのアンチ、もしくは選ばれたメンバーが気に入らないというアンチがデマを流しているという可能性が高いでしょう。
一見デマを流すことで嫌がらせをしているだけのようですが、実は過去にも操作疑惑が浮上した際、厳重な罰が与えられているMnetとグループに与えられているため、これを再発させるための悪質な妨害とも捉えられます。
過去に投票操作が行われている
Mnetでは過去に行ったアイドルグループプロジェクトで投票操作を行っている事実があり、厳重な罰が課されました。
そのため、視聴者の間ではMnetに対する疑念が高まっています。
しかし、アイドルグループなどに対して厳しい傾向にある韓国ではこういった問題を野放しにすることは無いため、Mnetとしても投票操作を行う事は非常にリスキーです。疑惑が浮上した場合は厳重な操作が入る可能性もある為、不正を行った可能性は低いと言えるでしょう。
過去の不正操作に対する処分
処分
- 被害者11人に対し補償
- プロデューサー2名の懲役/罰金判決
- X1の解散
- IZ*ONEの活動自粛(アルバム発売延期+コンサート中止)
過去にMnetで不正がバレた際の処分としてはこのようになっています。
プロデューサー陣の逮捕などは当然ですが、X1はファンの反対やデモ活動こそ虚しく、解散にまで追い込まれてしまいました。
こういったことからもプロデュース番組で、同じような過ちを繰り返す可能性は低いと考えられるでしょう。
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