インスタでスパムアカウントによる迷惑行為が蔓延しており、「CHECK MY BIO」スタンプが貼られた投稿に自分がタグ付けされる事象が、多くのユーザーで確認されています。
この事象の詳細と対処法を解説します。
コンテンツ
勝手にタグ付けされる
インスタでは、スパムアカウントによる迷惑行為が不特定多数のユーザーで確認されています。
具体的には、センシティブな画像に「CHECK MY BIO」スタンプが貼られた投稿に、自分がタグ付けされる被害です。
タグ付けを行うアカウントは、特定のアカウントではなく、複数のスパムアカウントから付けられる報告が出ています。
ユーザー側が対象のアカウントをブロックしても、時間経過でまた別のスパムアカウントにタグ付けされたという報告も出ていることから、「ブロック」のみでの対処が追い付かない場合があります。
スパムアカウントの誘導
タグ付けをする目的は、スパムアカウントへのプロフィールアクセスを誘導するものと思われます。
スパムアカウントのプロフィール欄には、センシティブな内容に触れるものと外部リンクが記載されており、最終的には外部リンクへの誘導を目的としているようです。
アクセスすると、
危険性
- アカウントの乗っ取り
- デバイスのウイルス感染
- 個人情報の抜き取り
以上の危険性が潜んでいます。
「CHECK MY BIO」の意味は?
タグ付けをされた際の投稿にある画像に「CHECK MY BIO」と表記されています。
これの意味は、
意味
「私のプロフィール(経歴)をチェックして」
という意味になります。
「BIO」は、英単語「biography(経歴)」を省略した形になります。
英語圏では、「CHECK MY BIO」がネットスラングとして多用されることもあり、インスタに限らず様々なSNSや海外圏の掲示板、チャット等で目にすることがあります。
インスタの画像にスタンプで貼られている場合は、投稿をしたアカウントのプロフィールを見てほしいという意味になります。
タグ付けされてもアクセスしないようにする
インスタで「CHECK MY BIO」の投稿にタグ付けされてしまった場合は、相手にしないことが大切です。
タグ付けされてしまった場合は、対象のアカウントのブロックと報告を行い、可能であれば「タグ付け」を行える範囲の設定を変更するようにしましょう。
範囲の変更によって、フォローをしていない複数のアカウントからのタグ付けを予防することができるほか、あらゆる危険性から身を守ることができます。
また、対象のアカウントに対してのコンタクトを図ることは避けるようにし、インスタの他フォロワーへの警告など不審なアカウントには上記の適切な対処を行うようにしてください。
対処法
スパムアカウントに対しては、下記の対処法が有効です。
有効な対処法
- アカウントのブロックと運営への報告
- タグ付けができる範囲を「フォロワー」にする
アカウントの非公開でもタグ付けが可能な仕様になっているため、非公開アカウントでも別途設定を行う必要があります。
対処法の詳細と手順は、本サイト過去記事にて詳しく紹介しています。
タグ付けを承認制にする
タグ付けを承認制にすることにより、怪しい投稿への勝手なタグ付けを防止することができます。
自分のプロフィール画面右上の「≡」アイコンをタップしてください。
「設定」を開きましょう。
「プライバシー設定」をタップします。
「タグ」に進みます。
「タグ付けを手動で承認」に進みます。
トグルをオンにしましょう。
タグ付けされた投稿から自分を削除する
タグ付けされた投稿から、自分を外す方法もあります。
タグ付けを解消することにより、投稿に自分のユーザーネームが表示されなくなりますが、タグ付けを行ったユーザーをブロックもしくはタグ付けを行える範囲を「フォロワー」にしない場合は、何度もタグ付けをされる可能性があります。
タグ付けされた投稿から自分を外す手順は、関連記事にて紹介しています。