漫画「昨日公園」は映像化もされた事がある小説原作の作品です。
今回は昨日公園がスマホでお得に読めるサイトを徹底解説していきます。
昨日公園とは
ここから昨日公園の原作や作者の紹介をし、概要やネタバレについて解説していきます。
昨日公園の概要
昨日公園は2003年に文藝春秋で発表された朱川湊人さんの短編集「都市伝説セピア」で発表された作品です。
作画はムライさんが担当しております。
また過去にはフジテレビにて不定期放送されている番組「世にも奇妙な物語」にてリメイク版も含め二回映像化もされています。
昨日公園
- 原作は朱川湊人さん(都市伝説セピア・水銀虫・フクロウ男等)
- 作画はムライさん(マキーナ・砂海の娘〜CAT IN THE CAR・蟲等)
- 映像化もされている作品(二回ドラマ化されており堂本光一さん版・有村架純さん版があります)
昨日公園のあらすじ
主人公遠藤陽介(えんどうようすけ)は単身赴任を翌日に控えたある日、近所の公園に息子と出かけていました。
息子とバトミントンをしていると息子から「この公園には幽霊が出る」という話を聞きます。
陽介は小学2年生にこの町に越してきており、町に関しては詳しい為そんなのは見間違いだと笑います。
バトミントンの羽根が木に引っ掛かってしまい新しいものを買いに行く息子を見送り、公園で一服する陽介。
息子の話を聞き、この公園であった不思議な経験を思い返していました。
親友を助ける事をできなかった記憶を…。
登場人物
主な登場人物は以下の三人です。
注意ポイント
- 遠藤陽介
本作の主人公。小学二年生の時今の町に引っ越してきており、現在は既婚者で一児の父です。
単身赴任が多く息子との時間が取れないことに悩んでいます。
この公園で会った不思議な出来事を思い出す形で本作は展開していきます。
- 町田隆男
(まちだたかお):主人公が小学生の頃の親友。
公園でキャッチボールを良く行っており、学校でも仲が良いようです。
同じクラスの中島さんが気になっている事が序盤に語られています。
- 中島
二話から登場する陽介・隆男と同じクラスの女子学生です。
作中ではとある理由で張り込みを行っている陽介に声をかける形で登場します。
不思議な公園
いつものように公園でキャッチボールをしていた二人。
夕方になり帰ろうとする隆男から「明日返してくれればいいよ」とボールを渡される陽介。
帰宅し家族と過ごしていると、陽介の家に警察から電話がかかってきました。
「隆男くんが5時過ぎにタクシーに轢かれて亡くなった」という話を聞き、信じられない陽介は隆男の家に父親と向かいますが事実と分かり愕然とします。
翌日、雨が降る中最後に会話した公園に足を踏み入れると不思議な感覚に襲われます。
気づくと雨雲に覆われていた空が晴れ、夕暮れに変わっていました。
困惑しながら公園の中を進んでいくと、昨日別れた時と同じ姿の隆男がそこには立っていました。
自身の服装も昨日に戻っていることに気づいた陽介は隆男の死なせないため、一緒に帰ることを提案しますが…。
昨日公園の見所
陽介は隆男を死なせないため、様々な手段を試していきます。
昨今良く使われるタイムリープが物語にかかわってきますが、この作品では「隆男と公園で別れる直前」にしか戻れないのが特徴です。
またどちらも小学生という事もあり、取ることのできる手段も限られています。
陽介が知恵を絞り運命に逆らおうとするのが見所ですが、隆男の魅力もきちんと描かれています。
両者がお互いの為に行動をするシーンがある事で、全6話と短い中でも二人の関係性が良く描かれていました。
原作の小説から描写が多少違う部分もあるため、原作を読んでいても新鮮に楽しむことができます。
昨日公園のネタバレ
一度目のループでは一緒に帰ることにした陽介。
タクシーに轢かれることなく家に着くことができたが、その後家族のお使いを頼まれ外に出たタイミングでトラックに轢かれて亡くなってしまいます。
前回より酷い結末を迎えたと知った陽介は二回目のループを開始します。
タクシーに轢かれる運命を回避した後、家に帰らず隆男の家に張り込みをしトラックに轢かれる運命を回避させる計画です。
中島に声をかけられ一瞬隆男を見逃しますが、陽介の機転でトラックに轢かれる運命から逃れる事が出来ました。
安心して帰路についたものの、翌日自宅で火災が発生し隆男だけでなく妹も命を落としたことを知りました。
三回目のループでは死の運命を変えるべく、隆男に今まで起きた出来事をすべて話します。
最初は信じませんでしたが、初めて見る陽介の涙を見てその言葉を信じる事にした隆男が「妹は絶対助けないとな」と語るシーンは表情も相まって非常に印象的でした。
対策の話し合いながら家に帰り、家の扉を閉めた瞬間ガス爆発が発生し今度は家族全員が犠牲になってしまいました。
四度目のループを起こしますが運命を変えようとすればするほど悲惨な結末が訪れる事を察した陽介は、また運命を変えるべきか悩みます。
そこで隆男の「妹は絶対助けたい」という気持ちを汲み取り、運命を受け入れる事を決め公園で別れる事を決めました。
その夜タクシーに轢かれて亡くなった事を聞かされ、翌日の通夜に出席し陽介はループから抜け出しました。
バトミントンの羽根を買って帰ってきた息子を見て、陽介は歩きだします。
すると先ほどまで元気一杯だった息子の様子がおかしい事に気づきます。
陽介は「自分が死の運命に囚われ、息子がそれを覆そうとしている」事に気づきました。
死の運命から逃れる事が出来ない事を一番知っている陽介が、息子にも同じ思いをさせてしまう悲劇的な結末を暗示してこの作品は終わります。
昨日公園をスマホでお得に読めるサイト
昨日公園は、現在以下のサイトで読むことができます。
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