現在、ラクマで乗っ取り被害などが多発しています。今回は、ラクマで起きている乗っ取り被害の詳細や対処法を徹底解説していきます。
ラクマで不正アクセスが多発
現在、ラクマで不正アクセスが多発しています。
広い範囲のユーザーで主なアカウント乗っ取りが行われており、中には金銭的な被害を被った方もいるようです。
下記では、ラクマの不正アクセスの詳細を紹介していきます。
ラクマの不正アクセスの詳細
ラクマで不正アクセスをされ、金銭的な被害を受ける被害が続出しています。
被害を受けるケースは以下のような流れが多いようです。
楽天IDで乗っ取りを受ける
ラクマは楽天IDでログインしますが、楽天IDはデフォルトではメールアドレスの登録になっています。
メールアドレスが漏れた上で、推測しやすいパスワードだったり、パスワード変更用の「秘密の質問」が知られていた場合は、第三者にログインされてしまいます。
ログインされてしまうと、本人として全ての操作ができるため、乗っ取りの状態になってしまいます。
売上・楽天ポイントで高額な商品を買われる
高額商品を購入される流れ
- ラクマの売り上げをキャッシュにチャージ
- キャッシュや楽天ポイントで高額な商品を買われる
- 1日でお互いの評価なども完了される
本人としてログインされると、売り上げやポイントも好きに使われてしまいます。そのまま乗っ取り犯本人、または仲間の出品している商品を購入されてしまいます。
乗っ取り犯側が購入者のアカウントも売却者のアカウントも操作しているため、評価などをすぐに行われるため、乗っ取られたその日に取引が終わってしまいます。
古着など実態の無い商品を数万で購入された上で、商品も届かないというケースが多いようです。
売り上げを引き出される
売り上げを引き出される流れ
- ラクマの売り上げをキャッシュにチャージ
- 残高をラクマに振り込み申請
- 乗っ取り犯宛の銀行口座に振り込まれる
ラクマの売り上げを、そのまま犯人の口座に振り込み申請されている場合もあるようです。
ラクマでは、当日や翌日に振り込みが行われるので、こちらもすぐに操作が完了してしまいます。
アカウント側で振込先の口座は分かりますが、外国人名義の口座が多いようです。
楽天IDで他の楽天サービスも乗っ取られる
ラクマには楽天IDでログインするため、ラクマにログインされてしまうと、他の楽天サービスにもログインされてしまう可能性があります。
もし、ラクマで乗っ取りを受けた場合は、他の楽天サービスでも乗っ取りを受けていないか確認してみて下さい。
対処法
下記では、ラクマの不正ログインの対処法を紹介していきます。
アプリのアップデートをする
ラクマ側は、アプリのアップデートによってセキュリティの強化を行ったとしています。
アプリの自動アップデートが行われなかった方は、ストアなどでアップデートが来ていないか確認してみて下さい。
通知を確認しておく
不審なログインやパスワード変更などがあれば、ラクマ側から通知が届く場合があります。
不正ログインをされても、取引の途中に停止措置を取れば被害を防げる可能性があります。
不正ログインを受けるとその日の内に、高額な取引が行われてしまうという話もあるので、すぐにチェックするようにして下さい。
パスワードを変更する
不審なログインを受けた場合は、すぐにパスワードを変更して下さい。
また、パスワードが推測されやすい方も変更しておいたほうがいいかもしれません。
ホーム画面左上の「=」マークを開きます。
「設定」を開きます。
「ログイン情報の変更」を押します。
パスワードを入れて「更新」を押すと、パスワードの変更の完了です。
売り上げを引き出しておく
ラクマの乗っ取りで被害が大きいのは、勝手に売り上げを使われたり引き出されることです。
売り上げを入れておくとそのまま購入に使えるので便利ですが、乗っ取りが収まるまでは、こまめに売り上げを引き出しておいた方がいいかもしれません。
ホーム画面左上の「=」を開きます。
「売上・ポイント管理」を開きます。
「振り込み申請」を選択します。
振り込み申請に使う口座を登録します。
登録情報に間違いがなければ、「OK」をタップします。
金額を入力して「振り込み内容を確認する」を押して、次に進みます。
「振り込み申請をする」を押して、振り込み申請が完了です。
振り込みのスケジュールは以下の通りになっています。
楽天銀行
申請した曜日 | 0時~8時59分 | 9時~23時59分 |
月 | 月 | 火 |
火 | 火 | 水 |
水 | 水 | 木 |
木 | 木 | 金 |
金 | 金 | 月 |
土 | 土 | 月 |
日 | 日 | 月 |
その他金融機関
申請した曜日 | 0時~8時59分 | 9時~23時59分 |
月 | 火 | 水 |
火 | 水 | 木 |
水 | 木 | 金 |
木 | 金 | 月 |
金 | 月 | 月 |
土 | 月 | 月 |
日 | 月 | 火 |
入金は14時前後になります。
また、振り込み予定日が祝日の場合は、翌営業日になります。
売り上げを楽天キャッシュで使ってしまう
売り上げを現金として引き出すと、手数料がかかってしまいますが、楽天キャッシュへのチャージであれば、無料で行うことができます。
楽天キャッシュにチャージすれば、楽天市場や楽天ペイで売り上げを使ってしまうことができます。
マイページの左上の「=」を開きます。
「売上・ポイント管理」に進みます。
「売上金を楽天キャッシュにチャージ」をタップします。
チャージ額を入力します。
「チャージする」をタップします。
これでチャージの完了です。
ただし、楽天キャッシュに入れると、売り上げには戻せないので注意して下さい。
運営に連絡する
不正アクセスの被害にあった場合は、すぐに運営に連絡して下さい。
運営が動いてくれるまで数週間掛かったという方もいますが、すぐに対応してくれたという方もいるようです。
「模造品が届いた」というフォームから問い合わせをすると、比較的早く動いてくれるという情報もあります。
ホーム画面左上の「=」をタップします。
「ヘルプ・その他」を開きます。
「お問い合わせ」を選びます。
「お問い合わせはこちら」に進みます。
画面上部の文言をタップします。
問い合わせに合う文言を選びます。
IDなどを入力して送信すれば問い合わせ完了です。
退会する
ラクマでの売り上げは現金で引き出すことができますが、楽天ポイントは引き出すことができません。
また、紐付けされた楽天IDを切ることができないので、乗っ取られた場合にポイント使用を防ぐ方法がありません。
更に、ラクマに紐付けされた楽天IDにも被害が出たという方もいます。
ラクマを退会することで、楽天ポイントや他の楽天サービスを乗っ取りから守るのも一つの手です。
ホーム画面左上の「=」を開きます。
「ヘルプ・その他」に進みます。
「お問い合わせ」をタップします。
「退会したい」に進みます。
「退会ページはこちら」をタップします。
「同意して退会へ」を選んで、退会手続きをします。
必要事項を入力して、「送信」を押すと送信完了です。
申請から1週間ほど後から、退会手続きが始まります。
基本的には、退会すると再登録はできませんが、退会時期や利用状況によってはアカウントを復元できることもあるようです。
復元できる可能性のある情報
- プロフィール
- 取引の評価
- 取引済みの商品・売却済みの商品の履歴
- 入出金・申請履歴
退会申請には時間が掛かりますが、乗っ取りによって申請取り消しが行われる場合もあるようです。
記載された退会予定日から3日経っても退会案内が行われない場合は、申請取り消しになっていないか確認してみて下さい。
楽天側のセキュリティを強化する
ラクマでログインされた場合、楽天IDが知られたということになります。
楽天IDがあれば様々な楽天サービスにログインできるため、ラクマ側のセキュリティ強化だけでなく、楽天IDそのもののセキュリティ強化が重要になります。
楽天IDのセキュリティ強化は、こちらで可能です。
オートログインを無効にする
楽天IDのログインには、メールアドレスを入力するとパスワードを自動で入力してくれるオートログインの機能があります。
便利な機能ではありますが、セキュリティを破られる原因にもなります。
「オートログインを無効にする」にチェックを入れてログインすると、オートログインを無効にできます。
パスワードを変更する
推測されやすいパスワードになっている方は、パスワードを変更しておきましょう。
パスワードの「登録・変更」を選択します。
現在のパスワードと変更したいパスワード、画像認証の文字を選択します。
「以下の規約に同意してパスワードを変更する」を押して、パスワードを変更します。
余計なクレカ情報は削除しておく
乗っ取り騒動が落ち着くまで、余計なクレカ情報を削除しておくのもいいかもしれません。
クレジットカード情報の「確認・変更」を選択します。
「変更・削除」から、登録クレカの削除が可能です。
ログインアラートを設定する
楽天IDにログインされた場合に備えて、ログインアラート設定しておくのも有効です。
ログインアラートの「確認・変更」を選択します。
「変更」を選択します。
ログインアラートの利用やメールアドレスにチェックを入れます。
「以下の規約に同意して変更内容を確認する」をタップして、ログインアラートを登録します。
これで、ログインが行われた際に、楽天側から通知が来るようになります。
返金は随時行われるとのこと
楽天ポイントなどの被害に遭わないためには、退会などが有効と思われます。
しかし、既に被害にあった方は、退会してしまうとラクマから補償を受けられない可能性があるので、退会は行わない方がいいかもしれません。
ラクマ側は順次補償を行うとしているので、被害に遭った方は退会ではなく、ラクマに連絡してアカウントの一時停止などをして貰ったほうがいいかもしれません。
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ココナラ(coconala)
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