写真加工アプリの登場で、今では食べ物や風景など、まるで写真家のようなクオリティで撮影することができるようになりました。
しかし、最近ではあえて昔のビデオ(VHSや8ミリフィルムなど)のような色あせたり、ノイズが入る加工をして動画を撮ることが流行っています。
今回は、そんなレトロな動画を撮影・加工できるアプリと、使い方をご紹介します!
コンテンツ
VHS Cam Lite
VHSや8ミリビデオのような、昔のビデオ撮影の雰囲気を出すアプリは意外と多いです。
しかも、無料でつかえるものは少ないです。
その中でも、「VHS Cam Lite」というアプリが無料で使えるものでオススメできます。
海外作成のアプリなので、英語表記ですが、機能がシンプルで非常に使いやすいです。
「VHS Cam Lite」の使い方をひとつひとつ確認していきましょう。
レトロ風な動画を撮影する
やり方は簡単です。
右側にある「REC」という赤い丸ボタンを押せば撮影が始まります。
撮影を終了したいときには再度、「REC」ボタンを押して動画を終了することができます。
無料で可能な撮影時間は約20秒です。
それ以上の時間も一応撮影できますが、以下の動画のようにどんどん画質が荒くなっていきます。
動画の撮影が20秒くらいすると、「TRACKING」と文字が表示されてその後、画質が荒くなっていきます。
撮影終了の目安になるので、そのくらいで動画を止めましょう。
また、「TRACKING」の表示が出た動画には、撮影終了時に課金を勧めるテロップが表示されます。
間違えて課金しないように注意してください。(Maybe Laterを選択してください)
各機能の紹介
「VHS Cam Lite」は非常にシンプルな作りになってはいますが、撮影に必要な機能は一通り揃っています。
英語表記なので、何がどの機能なのか確認しておきましょう。
機能一覧
- インカメラに切り替え(再度押すことで通常撮影モードに戻る)
- メニュー(課金すると増える機能の設定)
- ズームイン(T)・ズームアウト(W)
「T」は「telephoto lens」、「W」は「wide-angle lens」の略 - ライトのオン・オフ
- 画面中央のタイトル「VHS CAMCORDER BY RAREVISION」の表示・非表示(課金で表記する文字を変更可能)
- 「VHS Cam Lite」で撮影した動画の確認(課金で既存の動画を加工できる)
課金する(360円)と使用できるメニューの追加機能は以下の通りです。
課金で追加される機能一覧
- 撮影日時の表示の有無
- 撮影日時の編集
- 動画内に表示される文字の変更(デフォルトは「VHS CAMCORDER」)
- 動画の色合い(エフェクト)が変更できる
- 撮影時のボタンのカスタマイズ
- ワイドスクリーンで撮影可能
- 音声がキレイに入るようになる
- 画質の向上(480pから1080pまで引き上げられる)
- フレームレートの変更(24〜60まで変更可能)
課金の金額は安く、しかも色々できるようになります。
無料でできる機能だけでは物足りなくなったら、購入してみましょう。
動画の撮影中にノイズを入れる
撮影中の動画に昔のビデオテープによくある、白い線のノイズを入れることもできます。
動画の撮影中に画面を上下にスワイプすることで、ノイズの大きさを調整可能です。
撮影前にノイズを固定して撮影することもできますが、撮影中にノイズを変更するとリアルな感じが出るのでオススメです!
参考までに、撮影中にノイズを入れるとこのような感じの動画になります。
撮影した動画を保存する(投稿する)
「VHS Cam Lite」で撮影した動画は自動的にスマホに保存されます。
普通に撮った写真や動画と同じように、スマホ内の「写真」や「カメラ」に保存されています。
あとは自分が載せたい媒体(TwitterやInstagramなどのSNS)に投稿するだけでOKです。
今までとはひと味違うテイストの動画をInstagramのストーリーにあげて、楽しみましょう!
その他のレトロ風加工ができる動画撮影アプリ一覧
「VHS Cam Lite」以外にも無料でビデオ風の加工ができるアプリがあるので、ご紹介します。
アプリごとに多少使える機能が違うので、色々試してみてください。
自分に1番合ったアプリを使いましょう。
VHS Cam
「VHS Cam」は上で紹介した「VHS Cam Lite」と名前は似ていますが、全く別物のアプリです。
無料で使えるアプリの中でも、使いやすく、機能も充実しています。
レトロな動画の再現率も高く、写真も撮影可能です。
動画や写真を撮った後の投稿もスムーズに行うことができるので、オススメのアプリの1つです。
Camcorder
「Camcorder」は動画撮影に特化したアプリとなっています。
1番の特徴としては、既に撮った動画を昔ながらのビデオ風に自動で編集することができます。
この機能は、他の動画撮影アプリだと課金して使えるものが多いです。
以前撮った動画をレトロ風にしたい方におすすのアプリとなっています。写真撮影は不可能なので注意してください。
ビンテージフィルムカメラ
「ビンテージフィルムカメラ」は日本で作られた動画撮影アプリです。
ほとんどのレトロ加工できる動画撮影アプリは海外で作られたものになっていて、全て英語表記になっています。
その点「ビンテージフィルムカメラ」は全て日本語表記なので、日本人の私達には非常に使いやすいです。
特徴としては、課金しないと、モノクロのサイレントムービーしかとれないところです。
しかし、逆に課金すれば、他のアプリの課金よりもかなりいろいろなエフェクトやオプションを使用することができます。
色々試すことができるオススメのアプリです。