インスタの投稿でハッシュタグが虹色になっているのを見たことはないでしょうか。今回は、その手順となぜ虹色になるのかを解説します。
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インスタの投稿のハッシュタグが虹色に!?
インスタを見ていて投稿文のハッシュタグに虹色が入っているのをご覧になったことは無いでしょうか。
いまインスタで、虹色ハッシュタグの投稿を多く見かけるようになっています。
“性のあり方や考え方が多数派と異なる人たち”の理解を広めるため
性のあり方は「男性と女性が関係を持つ」のが一般的です。
考えが少数であるからこそ、その生き方やあり方を否定されやすい世の中と言われています。
そういった彼らの性の理解への苦しみ・不安を拭うとともに、世間へLGBTの存在の理解を訴えかけるために始まったのがきっかけです。
投稿が華やかに
“性のあり方や考え方が多数派と異なる人たち”に関連するワードが虹色になっています。普段見かけるのと違って目立ち、投稿に華やかさが飾られて新鮮に感じられます。
もちろん日本語にも対応しているので、タグを自由に組み合わせることができます。
プライドウィーク期間中だけ
実装期間
4月27日(金)~5月6日(月)のプライドウィーク期間中のみタグが虹色になります。
「TOKYO RAINBOW PRIDE」というイベントが日本で実施され、恥ずべき存在でも、嫌悪される存在でもないということを世間に伝えるために誰でも気軽に参加できるイベントを実施しています。
その一環としてインスタなどのSNSでも、関連するワードのハッシュタグが虹色になるスペシャルな仕様に期間限定で行われるようになりました。
SNSは不特定多数の目に入り、世間に訴えかけるツールとして秀でています。そのような長所に着目し、目に留まりやすい虹色にすることでさらに理解を得られる可能性が高まります。
生き方に自信を持ってほしいというねらい
日本において数年前までは“性のあり方や考え方が多数派と異なる人たち”の考え持つ人々は、公衆の場から排斥されたり、考えを否定されたりすることが多くありました。
近年では映画、ドラマ、小説などの様々な媒体のメディアで目にすることが多くなり、理解が進む風潮があります。
“性のあり方や考え方が多数派と異なる人たち”のことをさらに理解してもらうためにも、存在を「知ってもらう」必要があります。
一人で抱え込む人も、打ち明けられず苦しい日々を送る人も、笑顔で暮らしていける社会を築き上げるきっかけがこの活動とイベントです。
「自分は一人じゃない」という認識を持ってもらうために
人の考えはアクションを起こさない限り目には見えません。公に打ち明けるのはとても難しいものと言われています。
一度に多く集まれるイベントやSNSで、「自分以外にも同じ思考を持つ人がいるんだ」と感じてもらえる場所になります。このインスタでの虹色ハッシュタグプロジェクトは、「仲間がいるんだ/自分一人じゃないんだ」という認識を持ってもらうきっかけにも繋がるのです。
「使ってはいけない」ということではない
もちろんすべての人が虹色ハッシュタグを使えるようになっています。
様々な投稿に組み込んで使っていただく形でも大丈夫ですし、イベントとして楽しむのも良いでしょう。
すべてはきっかけ作りになりますので、もし気になったら投稿にハッシュタグを入れてみてください。
やり方
ハッシュタグを挿入するだけ
やり方は非常に簡単で、“性のあり方や考え方が多数派と異なる人たち”に関する語句をハッシュタグとしてテキスト内に組み込むだけです。
なお、“性のあり方や考え方が多数派と異なる人たち”に関する語句を1語でも入れない限り、虹色にはなりません。
何かしらのワードを入れて投稿すると、期間中は関連する語句がすべて虹色になります。中には虹色に対応していないワードもあります。
反映されるのはアプリのみ
虹色で確認できたのはスマホのインスタアプリでした。パソコン版から確認したところ、変化が起きていませんでした。
もし反映されていないなと思いましたら、アプリ版で確認してみてください。
虹色にならない原因
ハッシュタグが虹色にならなかった場合は、以下のポイントをチェックしましょう。
ポイント
- ログインはしてあるか
- “性のあり方や考え方が多数派と異なる人たち”に関するワードを入れた投稿は一度でもしたことあるか
- 誤字・脱字はしていないか
- 一部対応していない語句もある
- パソコンからでは確認できない
- イベント期間が設けられている
特に投稿や閲覧はログイン済みでないと確認できませんので、ご注意ください。
最後に
生き方を決めるのは、あくまで“自分自身”です。
人に言えない悩みがあるのであれば、同じ意識を持った人たちとコミュニケーションを交わし合うことで気が楽になったり、悩みが消えるかもしれません。
違った考えを持つ人々が堂々と、そして平等に暮らせる社会になればと願っています。