現在1日のツイート制限に引っ掛かってツイートできなくなる症状が多発しています。
今回は1日のツイート制限が発生する原因やツイートできない場合の対処法など徹底解説していきます。
Twitterでツイート送信の1日の制限回数を超えていますと表示される
2月9日頃から「ツイート送信の1日の制限回数を超えています」と、1日のツイート制限に達したと表示される症状が多発しています。これが起きると制限ということで、ツイートが行えなくなってしまいます。
今まで発生したことがない制限なので、このまま1日ツイートできないままなのかと驚いてしまう方も少なくありません。
この症状は多くの方に発生しており、一時期TLが止まる程の影響を与えています。
RTができない不具合も関連している可能性
ツイートをしようとすると、「1日のツイート制限にかかりました」というメッセージが出て、ツイートできない症状が多々見られました。
これと時を同じくして、RTボタンを押してもRTが光らず、RTができない症状が散見されました。
この不具合の原因は不明ですが、RTもツイートの1つと判断され、制限を掛けられていた可能性が高いと見られています。この時RTではメッセージが表示されないので、関連があるのか分かり難いという問題が起きています。
フォローできないAPIが上限に達している不具合も起こっている
2月9日のTwitterでは、ツイートの制限以外にも様々な不具合が発生しています。
特に多いのが「上限に達しました」と表示されてフォローできない症状や、「APIが上限に達しました」と表示されて通知を含む様々な表示が見れなくなる症状です。
こちらに関しても通常のフォロー上限やAPI操作回数よりもはるかに少ない回数で制限が掛かるため、不具合の可能性が高いと見られます。
1日のツイート制限が掛かってツイートできない原因
下記では1日のツイート制限が掛かってツイートできない原因を紹介していきます。
本来は1500を超えないと掛からないAPI関連のバグの可能性が高い
TwitterはAPI有料化という機能をプラスし、無料では毎月1,500ツイートという制限を付けています。
突然理由もなく1日のツイート制限に到達するのは、バグの可能性が高いでしょう。特にAPI有料化のためにアプデの際に、何かしらの不具合が起きたのではないかと見られています。
主な時間I制限
- 1時間に127ツイート
- 1時間に50DM
- 1時間に50人フォロー
- 1時間に50リプ など
Twitterの操作回数による制限については、以下の記事でも詳しく解説しています。
TwitterでAPI呼び出し回数の回数制限を超えましたと表示される時の原因と対処法を徹底解説
データの削除が原因の可能性
Twitterのレート制限を設定する社内サービスのデータを、従業員が誤って削除してしまったことが判明していました。そのサービスに関連していたチームは、昨年の 11 月に解雇になったとされています。
今回の大規模な機能制限に、このデータ削除が深く関係している可能性が示唆されています。
またTwitterは社員の多くがリストラに遭い、部署によっては1人や0人になってしまった所もあるとのことです。そのため直接的ではなかったとしても、このデータ削除が人手不足を加速させ、不具合の発生や新機能のテスト不十分を引き起こしていたとしてもおかしくはないでしょう。
1日のツイート制限に掛かった場合の対処法
下記では1日のツイート制限に掛かった場合の対処法を紹介していきます。
予約ツイートで呟く
1日のツイート制限に引っ掛かったと表示された場合でも、予約ツイートであれば正常に行えることが多くあります。この予約ツイートはブラウザ版でなければ行えないので、注意して下さい。
ツイートを開き、下にあるカレンダーアイコンをタップします。
自動で日付が設定されているので、すぐにツイートしたい場合は日付をタップ。今日付けに変更します。
「設定」をタップし、次は投稿時間を変更します。
何時間を決めたら、タップをして下さい。そのあと何分に投稿するか設定します。この時投稿時間は、予約完了から1分以上は空ける様にして下さい。
まだ投稿ツイートを入力していない場合は、内容を書く時間を考慮して下さい。
「設定」を押すと投稿時間が決定されるので、右上の「確認する」を押してください。
ツイート内容を入力し、右上の「予約設定」を押すことで予約ツイートが行えます。
APIを介したツイートを行う
今回のツイート制限はTwitter公式アプリが使っている古いAPIを、誤って制限してしまった事で発生した可能性があります。
そのため最新のAPIを利用している外部アプリであれば、通常通りツイートできた例もあります。ただ多くの外部アプリが使えない・有料しか動かない状態なので、利用しているものがない場合はTweetDeckを使ってみてください。
その他APIを使っている外部サービスの動向については、以下の記事で詳しく解説しています。
TwitterAPI有料化まとめの詳細や連携の切り方と引き続き利用出来るアプリを徹底解説
特定のイベントを確認しておく
1日のツイートの制限が発生していた時間帯は、ニンダイの放送時期と被ります。またこれまでもTwitterでは、特定のイベントのハッシュタグが使えなくなったり、該当するハッシュタグが検索に載らなくなったりする症状が見られます。
原因は不明ですが度々起きている事から、Twitter側が制限を掛けている・ツイートが急増すると制限を掛けるようにしている可能性もあるでしょう。
盛り上がるイベント時のツイートを控えたり、Twitter以外のSNSでコメントをしたりしてみてください。
Twitterでハッシュタグに飛べない検索できない不具合の詳細や対処法を徹底解説
不要なAPI連携を外しておく
1日のツイート制限が発生したタイミング的に、API有料化に関するアプデが影響している可能性があります。
今後も何かしら悪影響を受ける恐れもあるので、すぐに利用しないAPI関連のアプリやサービスは、連携を外しておいてもいいでしょう。
TwitterのAPI連携の外し方は、下記の記事で詳しく解説しています。
TwitterAPI有料化まとめの詳細や連携の切り方と引き続き利用出来るアプリを徹底解説
botと判定される投稿を控える
API有料化を含めて、Twitterでは自動ツールやbotの排除・有償化が行われています。これは企業がTwitterを使い、無料で利益を出そうとするのを抑える動向と見られています。
この動き自体はTwitterと企業のやり取りなので、一般ユーザーには直接関係ありません。
しかし先日マシュマロを含む自動ツイートを備えたサービスと連携しているアカウントが、大量に凍結される騒ぎがありました。
これは自動ツイートサービスの利用の部分で、当該アカウントがbotと判断されたのが理由と見られています。
今後も制限や凍結などに巻き込まれる可能性があるので、外部サービスを利用している方は、以下の記事を参考に対処を行ってみてください。
Twitterの凍結祭りがマシュマロと言われている詳細や対処法など徹底解説
API有料化は一般ユーザーは対処しなくていい
Twitterは2月13日からAPIの有料化を行い、無料版では月1,500ツイートの制限を掛けるとしています。
これと1日のツイート制限の情報が混ざり、有料プランに入らないと満足にツイートができなくなると言う噂が広まってしまっています。
実際はAPI有料化は企業に対するもので、一般ユーザーには関係ありません。中には有料化したAPIの影響で各種サービスが有料化する可能性もありますが、それは個別のサービスからアナウンスがあると見られます。
一般ユーザーが直接Twitterにお金を払ったり、Twitter側から制限を受けることはありません。
詳しいAPI有料化の情報や各サービスの動向については、以下の記事で詳しく解説しています。
TwitterAPI有料化まとめの詳細や連携の切り方と引き続き利用出来るアプリを徹底解説
Twitterを時系列に全員まとめて表示させるように戻す方法を徹底解説
2023年2月8日、Twitterのタイムラインに流れてくるツイートが時系列で表示できないとSNS上で話題になっています。 本記事では、Twitterを時系列に全員まとめて表示させるように戻す方法につ ...
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