人気漫画の東京卍リベンジャーズが打ち切りかと話題になっています。
今回は東京卍リベンジャーズが打ちきりと言われる理由や本当に打ち切りなのかなどについて徹底解説していきます。
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東リベが打ち切りかと話題に
アニメ化もしたマガジン掲載の人気漫画東京卍リベンジャーズ。マイキーの「日和ってる奴いる?」「いねえよなぁ」はTikTokなどでミーム化しており、多くの方が耳にしたことがあるでしょう。
そんな東リベが突然の打ち切りかと話題になっています。
最新話277話では10年前に戻ったマイキーとタケミチが、小学生の姿で出会います。そして2人ともタイムリープしている事を認識し、その心強さに2人とも我慢できずに走り出します。
ビルの屋上で街を見下ろしながら「じゃあ二人でやるか」「オレたちのリベンジ」と気合を吐きます。
その後は2人で東卍を作って、仲間を失うことなく、全国制覇を果たします。そしてマイキーは目的を果たした東卍を解散。場面は2017年の結婚式場に飛び、終了します。
東リベの話数が残り1話の状態で駆け足で一気に話が進んだため、多くのファンから打ち切りなのではないのかとの声が出ることとなりました。
ソードマスターヤマトと比べられる
東リベの最新話が公開されると、ソードマスターヤマトに似ていると話題にあがっています。
ソードマスターヤマトとはギャグマンガ日和の話の1つで、打ち切りになる作品が無理矢理話をたたむと言うギャグ展開になっています。
最終話に3ページしか用意して貰えなかったという設定で、「10回刺さないと倒せない筈の四天王の1人が実は1回で倒れると敵から説明される」「四天王の残りの3人がまとめて串刺し」「聖なる石がないと倒せない事になっていたラスボスだが、そんな事は無かった」など、非常にスピーディーなたたみ方が人気の回です。
東リベも非常にテンポよく重要な事がダイジェストで流れてしまったため、ソードマスター味を感じてしまった方が多かった訳です。
因みにギャグマンガ日和公式は今回の注目を受けて、Twitter上でソードマスターヤマト最終回の3ページを公開しています。
マイキーとドラケンにタケミチが挟まるのが嫌という方も
マイキーとドラケンは、非常に相棒感の強いペアとなります。ファンの間でも東卍のツートップとして人気です。
しかし最新話ではマイキーが総長、タケミチが総長代理、ドラケンが副総長となっています。これはマイキーとタケミチが初期メンバーとして東卍内で活躍していた最新話の流れ的に、当然の役職ではあるでしょう。
ただ1話のぽっと出の流れでマイキーとドラケンの間にタケミチが挟まって3トップになっている事に、納得がいっていない方も少なくありません。
他にもタケミチの一人で戦ってきたという言葉を疑問に思う方もいます。
打ち切りではなく掘り下げすぎただけで予定通りの可能性
東リベ最新話が掲載された当初は、話しのたたみ方的に打ち切りにないかとの声が多くみられました。
しかし「実は構想通りだったのではないか?」「作者が話をまとめられなくなっただけでは?」「色々な要素が組み合わさっているのでは?」と言った声もファンから出てきています。
時に多いのが、「元々東リベは今回のエンドをしようとしていた。しかし人気が出たせいで編集に終わらせて貰う事ができずにキャラを散々掘り下げてしまい、今回のエンドに合わない様になってしまった」という考察です。
実際人気漫画は編集部に終わらせて貰えないと言う話も多くみられるので、あながち間違いではない可能性はあるでしょう。
マガジンはあまり人気漫画の打ち切りはされない
人気の週刊少年誌には、ジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオンが挙げられるでしょう。
この中でジャンプはアンケートの順位が下がれば、有名タイトルでも容赦なく打ち切りになると言われています。
実際アニメ化された人気タイトルのシャーマンキングも、クライマックス近くで突如打ち切り・プリンセスハオエンドを迎えています。
ただこれはジャンプ独自の方針で、東リベの掲載されているマガジンではこういった事はあまり見られません。そのためどちらかというと打ち切りではない説が、支持されています。
マガジンの掲載漫画のエンドについては、下記の記事でも詳しく解説しています。
綺麗なタイトル回収になっている
東リベの正式なタイトルは「東京卍リベンジャーズ」です。「リベンジャーズ(リベンジャーたち)」つまり複数人でリベンジするのが、タイトルに込められた意味と言えるでしょう。
最新話では、タケミチとマイキーが二人で、「じゃあ二人でやるか」「オレたちのリベンジ」と気合を入れるシーンが描かれています。
まさに主人公格2人がリベンジを誓う「リベンジャーたち」が、ここにきてタイトル回収される訳です。
そのため「タケミチとマイキーが二人でタイムリープしてハッピーエンドを掴み取る」というストーリーは、初期から決めてあった可能性は高いでしょう。
最近あまり進んでいなかったしマイキーが嫌われる危険性
東リベは最近は暗い展開・苦しい展開が続いていました。なかなか物語が進む気配が無く、先の見えないストーリー展開だと感じている方もいました。
特に黒い衝動に堕ち続けるマイキー関連については、ファンの間でも「マイキーいい加減ちょっと……」という声も見られる程でした。
このまま続けていくと、最悪マイキーが嫌われてしまう雰囲気もありました。そのため、早めに切り上げてハピエンに進むと言うのは、キャラの魅力を下げないと言う意味の選択だったのかも知れません。
売り上げ低迷の可能性はある
東リベは2020年8月頃の累計発行部数は500万部でしたが、2021年9月には4000万部を突破。一年で8倍という恐ろしい伸び方をしています。
ただ2022年7月では、累計発行部数は6500万部です。非常に多いのは間違いないですが、伸び数で言えば一年前ほどではありません。1巻辺りで言えば70万部ほどの伸びに留まります。
発行部数は間違いなく連載中漫画でトップクラスなのですが、伸びが鈍化しているため、最終回の許可や打ち切りといった判断が出た可能性はあるでしょう。
累計発行部数推移
- 2018年2月9日:30万部
- 2018年4月17日:50万部
- 2018年10月22日:100万部
- 2019年3月20日:200万部
- 2019年12月16日:300万部
- 2020年4月17日:400万部
- 2020年8月13日:500万部
- 2021年3月31日:1000万部
- 2021年6月4日:2000万部
- 2021年9月26日:4000万部
- 2022年2月17日:5000万部
- 2022年7月5日:6500万部
本編でここから全国制覇はダレる可能性
最新話では、タイムリープ後のマイキーとタケミチが上手く事を運び、東卍で全国制覇。その後に解散という結末になっています。
ここが1話で終わっているため、駆け足と感じてしまう訳です。
ただ今からタイムリープした2人がなろう系よろしく仲間を集めながら、全国制覇をじっくりやっていくと、ダレてしまう恐れがあるでしょう。
それを回避するために、あえてダイジェストを選んだとしてもおかしくはありません。
新宿スワンも賛否ある終わり方だった
東リベの作者は和久井健先生。東リベ以外の作品としては、新宿スワンが挙げられます。
この新宿スワンもドラマ化する程の人気作品だったのですが、実は最終回に多くの不満が出ている作品でもあります。
そのため和久井健先生はそもそも物語のたたみ方が苦手(もしくはバッドエンドが好き)で、東リベもそれで駆け足な周回になったのではないかという考察もあります。
実際の最新話までにも、「これ謎や伏線全部回収できるの?」という心配の声が見られることもありました。
最終回7月4日バドエン説も
最新話の最後には2017年7月3日に飛んで結婚式が行われる様な描写があります。
実は一話で電車に轢かれたのが2017年7月4日。走馬燈を見た後にタイムリープして2005年の7月3日に飛んでいます。
これがタケミチは再び2017年7月4日に電車に轢かれてしまい、「278話のダイジェスト風の全国制覇を走馬燈として見ている」説が出てきています。
新宿スワンがバッドエンドだったことから来る読者の心配からくる説ではありますが、こういったバッドエンドもなくはないでしょう。
落ち着いたら週刊以外でスピンオフが行われる可能性も
週刊連載は非常に大変な事で、その起源の中で話を考え、納得のいく絵を描くのは並大抵な事ではありません。
近い所ではダイヤのAが打ちきりのような終わり方をして騒ぎになりましたが、作者は週刊連載では納得のいくキャラ描写ができなくなってきたことが、突如の終了の理由だとしています。
和久井先生もそれに近いコメントをしていたこともあり、週刊連載という枠では描き切れない事があると感じた可能性もあります。
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