ジャニーズの自社チケットアプリJohnny's Ticketが発表されて話題になっています。
今回はJohnny's Ticketについて挙げられている不満点や注意点など徹底解説していきます。
ジャニーズの自社チケットアプリを発表
6月10日にジャニーズが自社製のチケットアプリをリリースして話題になっています。
アプリはAndroid・iOSともに無料で利用可能。ただしチケット申込み前にアプリのインストールとファンクラブ会員連携が完了していない場合は、申し込みができないシステムになっています。
東京ドームシティホールで7月から開催されるジャニーズJr.の『Summer Paradise(サマパラ) 2022』での導入がアナウンスされています。
今後拡大していく可能性が高い
現時点ではジャニーズのチケットアプリの対象となっているのはサマパラのみです。ただわざわざ自社アプリを作ったのに、ジュニアの1公演だけ使うと言うのは考え難いでしょう。
そのためサマパラでは試験的な導入で、様子を見たり不満点の洗い出しをしていると見られています。
サマパラで運用をした後は改善を行い、デビュー組を含めて広い範囲で導入されていく可能性が高いでしょう。レコード会社の兼ね合いがあるので全てのグループで使われるかは不明ですが、FC先行はJohnny's Ticketに置き換わっていく事も考えられます。
チケットを4枚から2枚までに変更と見られる
これまでジャニーズのチケットは、多くの公演で1人4枚まで申し込む事ができました。しかし7月から10月にかけて行われるなにわ男子のツアー『なにわ男子 Debut Tour 2022 1st Love』では、ファンクラブ会員は1回のチケット申し込みにつき1公演・2枚までと指定されています。
これまで4人や3人で公演に行っていた方は2組に分けて申し込みをする必要が出てきましたし、2人だけ通って全員で行けないと言う事も有り得ます。
Johnny's Ticketでも1公演・2枚までと見られ、今後こちらの枚数制限が主流になっていく可能性があります。
導入方法
アプリを開いて「スキップ」を押し、電話番号を入力します。
「同意して登録」を押すとSMSでコードが届くので入力します。
「トップページへ」を押すとアプリの導入は完了です。
Johnny's Ticketが不評
下記ではJohnny's Ticketが不評な点を紹介していきます。
同行者を変更できない
これまでのジャニーズのチケットシステムでは4枚まで申し込みが可能で、代表者1人と同行者3人という形式が殆どでした。
同行者3人は変更が可能だったので、非会員可能な公演であれば取り敢えず申込んで後で正式に同行者を決めると言う事ができました。
しかしJohnny's Ticketアプリでは代表者と同行者が1名ずつで、一度決めた同行者を変更できなくなっています。
代表者も同行者もファンクラブ連携が必要
これまでのジャニーズライブでは、最終公演や特別な公演のみ同行者がファンクラブ会員である必要がありました。それらを除く殆どの公演は、代表者がファンクラブ会員でさえあれば、同行者は非会員でも問題ありませんでした。
ただJohnny's Ticketは代表者と同行者がそれぞれアプリをインストールし、ファンクラブに連携をする必要があります。
つまりどの公演でも同行者がファンクラブ会員になり、アプリとの連携を行う必要がある訳です。また同行者がファンクラブ会員登録をしなかった場合、チケットの申込自体が完了せず、代表者も入場できなくなると見られます。
チケトレ無し
これまでジャニーズでは、多くの公演でチケトレが採用されていました。これはチケットを定価で売買するシステムで、もし都合がつかずに公演に行けなくなった時に、チケットが欲しい人と実質手数料だけでチケットの譲渡ができるシステムです。
このシステムのおかげで、「数カ月先の公演日の都合が分からないが、申込みだけして、申し都合が悪ければ誰かに譲る」という事ができていました。
しかしJohnny's Ticketではチケトレが廃止されて、そう言った申込ができなくなっています。
入場不可の場合の返金対応なし
Johnny's Ticketアプリの利用規約第14条では「通信回線の混雑またはシステム上の不慮の事故等により、チケット通知が大幅に遅れ、または不可能になったとしても、当社はこれによりユーザーまたは第三者に生じた損害に対し一切責任を負いません」と明記されています。
つまりアプリのエラーや電波障害でJohnny's Ticketアプリが使えず、公演に入場できなくてもジャニーズ側は責任を負わないと言う事です。
折角会場に行っても入場できず、しかも返金や保証が行われない恐れがある訳です。ファン側が損をする文言であり、無責任ではないかという不満が見られます。
注意点
下記ではJohnny's Ticketの注意点を紹介していきます。
連絡しなければ子供も端末が必要かつ古い端末だと使えない
ジャニーズのチケットアプリは、代表者と同行者がそれぞれ端末で入場チケットを手に入れ、端末を操作して入場するシステムになっています。
代表者と入場者がバラバラで入場できる点ではメリットのあるシステムですが、同行者もスマホを持っていないといけないと言うのが1つ問題になり得ます。
ジャニーズの公演の多くは、3歳以上であればチケットが必要です。つまり3才であってもチケットで入場するにはスマホが必要という訳です。
また家庭の事情でスマホを持てない学生の方やスマホが分からない高齢の方、アプリが対応していないiPhone8より前の端末を使っている人も申込操作ができません。
端末を持っていないのが子どもであればジャニーズファミリークラブに事前に連絡すれば対応をして貰えますが、ある程度の年齢の方がスマホを持っていない事例の対処については明記されていません。
同行者を入れ替えての申込ができない
これまでジャニーズの公演では4枚まで申込可能かつ同行者を入れ替えでき、余ったチケットはチケトレに出す事ができました。
それ故に友だちと協力して「代表者:自分、同行者:友だちA友だちB」「代表者:友だちA、同行者:自分友だちB」「代表者:友だちB、同行者:自分友だちA」と言った重複申し込みや自身での複数名義申込などを行い、当選率を上げる事は可能でした。
新しいジャニーズチケットアプリでは、こういった行為への対策がされています。
空席が目立ったり体調が少し悪くても行く人が出る恐れ
これまでのシステムでは、行けなくなったりチケットが余ればチケトレでチケットを売る事ができました。
しかしJohnny's Ticketでは余ったチケットの売買ができないので、都合が悪くなっていけない座席があればそのまま空席にするしかなくなります。
こういった背景からライブ会場で空席が目立ったり、空席にしないために多少体調が悪くても出席してしまう方が増える恐れもあります。
転売や多名義申込対策に重点が置かれている
これまでのジャニーズのチケットシステムでは、重複申し込みや多名義での申し込みも少なくない方が行っていました。しかしこれは規約違反の行為で、ジャニーズ側も対策に頭を悩ませていました。
またチケット転売やトラブルに繋がる事でもあり、逮捕者が出たこともあります。
今回のJohnny's Ticketはこういった規約違反への対策に重きを置いており、ユーザー側にメリットも発生させています。
規約を守っていた方の当選確率は実質上がりチケット詐欺などのトラブルも減る
友だちと協力した重複申し込みや多名義申込は、当選確率を上げるために有効で少なくない方が行っています。これらで重複当選する方も実際多く、余ったチケットは転売やチケトレに回されます。
当然重複当選する方がいれば、その分規約を守って重複申し込みをしていない方の当選率は下がります。
Johnny's Ticketの新しいシステムで重複当選が減れば、実質的に規約を守ってきた方の当選確率は上がる事になります。
また転売やチケット詐欺なども起きにくくなり、トラブルを未然に防ぐことにもなるでしょう。
不満点は解消され他も同じ形式に追随する可能性も
現時点ではJohnny's Ticketは不満点も多く、他のグループのシステムと比べられることもあります。ただあくまでも試験的な新しいシステムなので、今後ブラッシュアップされていくと見られます。
不満点が解消され、アプリも洗練される事を期待するユーザーも見られます。
また転売や重複当選対策としては効果が期待できるものであることは確かです。そのため他のグループがJohnny's Ticketをまねたシステムを導入し、今後主流のシステムになっていく可能性もあります。
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