ホロライブの白上フブキさんがスパチャの禁止されているフロムゲーで3店方式で収益を得ていたと話題です。
今回は白上フブキさんの3店方式の詳細や問題なのかについて徹底解説していきます。
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ホロライブ白上フブキさんの3店方式が話題に
ホロライブの白上フブキさんが、3店方式で収益を得ていたと話題です。
3店方式というのは主にパチンコで使われる表現。通常遊戯での換金は法律で禁止されているため、それに引っからない様に換金を行う手段です。
まずパチンコではゲームで得た玉を、特殊景品というお金ではない物品に交換します。
そしてこの特殊景品をパチンコの隣にある、パチンコと何ら関係ない古物商(景品交換所)で売却します。
こうすることでパチンコの玉を法に触れることなく換金できる仕組みです。
白上フブキさんガイドラインをすり抜けて収益を出しているため、この法に触れずに収益を得る形態が、「まるで3店方式だ」と指摘されています。
フロムゲーではスパチャが禁止されている
現在ではメジャーなジャンルであるゲーム実況ですが、著作権の観点から勝手に自由に配信できる訳ではありません。
ゲーム会社・タイトルごとにガイドラインが決まっており、制限なく配信できるものから配信自体が禁止されているものまで様々です。
エルデンリングやダークソウルで有名なフロムのゲームは、配信自体は可能ですが、配信による収益化が禁止されています。
この収益化と言うのはスーパーチャットやメン限での配信を指しており、YouTubeの広告料のような収益は認められています。
前後にスパチャ用の雑談枠を取っていた
白上フブキさんはフロムの人気タイトルであるSEKIROの配信を行っていました。
この配信時、白上フブキさんはフロムのガイドラインに従って、配信内のスパチャは切っていました。
ただSEKIROの前後に30分程度の雑談枠を取っており、そこではスパチャがONになっていました。
ファンはこの雑談枠を「SEKIROの話をしながらSEKIROのスパチャを投げる枠」と認識しており、「実質的にSEKIROでスパチャを得ているのではないか?」と批判が出てきている訳です。
SEKIROで直接スパチャを得ず、SEKIROのスパチャを他の雑談枠で得ているため、パチンコの3店方式に似ていると指摘されています。
お茶という単語を使ってスパチャ誘導も見られた
白上フブキさんはSEKIRO後の雑談枠で、「お茶投げたい方はこちらでお願いします」と言っています。
お茶というのはツイキャスでよく使われる言葉で、アイテムのお茶やお茶爆を意味します。
お茶爆はツイキャスで換金可能なアイテムであり、YouTubeで言えばスパチャがこれに当たります。
これによりSEKIRO後の雑談枠で、SEKIROの分のスパチャを集める事を意図していたのは確かでしょう。
白上フブキさんの3店方式は問題なのか?
下記では白上フブキさんの3店方式が問題なのかについて紹介していきます。
違反している訳ではない
SEKIROで禁止されているのは、配信内のスパチャです。
白上フブキさんのSEKIROでスパチャを受け付けず、前後の雑談でスパチャを受け付けていましたが、この行為が禁止事項に触れている訳ではありません。
今回は雑談枠でしたが、仮にSEKIROの後に行ったのが別のゲームの配信で、その時に「SEKIROの分」としてスパチャが来たとしてもそれはリスナー側の都合でしかありません。
別枠でスパチャを貰うこと自体は違反に当たらないため、コメント欄を荒らしたり、ファンやライバーへの誹謗中傷は止めておきましょう。
ゲーム会社側の意図次第では脱法行為
SEKIROを含むフロムゲーがスパチャを含む収益化を望んでいないのは確かです。
ただこの禁止についての明確な意図は不明です。
もし「ゲーム配信時にコメ欄にスパチャが表示されたり、配信者がスパチャに対応するのが好ましくない」という意図であれば、今回の様に配信とスパチャ回収を分けるのは問題ないでしょう。
ただ「フロムのゲームが好きで配信するのではなく、スパチャ目的で配信するスタンスが好ましくない」という意図であれば、SEKIROの名前を使って集金をする形式はゲーム会社のガイドラインの意図に反すると言えるでしょう。
この場合は違反ではないものの脱法行為と言えるでしょう。
今後配信禁止に繋がっていきかねない
今回の様にSEKIROの枠でスパチャを受け取らず、前後の雑談枠でスパチャを受け取る行為を規約や文章で禁止するのは難しいです。
配信前後の雑談枠でのスパチャを禁じた場合は、別のゲーム枠を取る事になるでしょう。
前後何分は別枠でもスパチャを禁止とすれば、その制限期間が明けてからスパチャを受け取るようになっていく可能性が高いです。
数時間や1日の間別枠でもスパチャを禁止とすれば効果的かも知れませんが、配信者さんの活動に制限が出ますし、そもそもフロム側がそれほど大きな制限を掛けられるのかという問題も出てきます。
こういった鼬ごっこに制限が増えていったり、そもそも配信自体が禁止になったりしていく恐れもあります。
そのためゲーム会社の意図をすり抜けた行為は、ゲーム実況全体の首を絞めかねません。
フロム側が規約を改定
3月15日にフロムがゲーム配信に関する規約の改定を行いました。
ただこれはスーパーサンクスや金銭を授受する機能を設定でOFFに出来ないプラットフォームについての改訂です。
スーパーチャットに関する事ではないので、白上フブキさんの騒動に対するものではありません。
にじさんじのスーパーサンクスを受けたものと見られる
実は元々にじさんじ雨宮こころさんやエクス・アルビオさんのフロムゲー動画に、スーパーサンクスが付いている事が話題になっていました。
スーパーサンクスは視聴者がチャンネル主に投げ銭を送れる機能で、送った投げ銭はチャンネル主の収益になります。
これが「フロムゲーの収益の規約に反しているのでは?」と指摘されていました。
スーパーサンクス自体はOKだが注意喚起が必要
スーパーサンクスは動画単位の設定ではなく、チャンネル単位の設定になります。
そのため「フロムゲーだからスーパーサンクスを切る」と言う事は出来ないため、フロム側も動画にスーパーサンクスが付いている事はOKだと認めています。
ただ収益化しないという理念は変わらないため、動画説明に視聴者に対して投げ銭を送らない様に注意を促す必要があります。
現在は雨宮こころさんの概要欄には、「本配信はガイドラインにのっとり広告及びスーパーサンクスによる収益化が行われておりますのでご注意ください」との表記が追加されています。
にじさんじ側から問い合わせたとの事
今回の騒動を受けてエクス・アルビオさんは、自身の配信内で事の顛末の説明を行っています。
エクス・アルビオさんによると、エルデンリングの動画で個別にスーパーサンクスを切れない事に気付き、「収益化禁止に違反しているのではないか?」と疑問に思ったとの事です。
そしてにじさんじを通してフロム側に問い合わせた所、上記の「『フロムゲーだからスーパーサンクスを切る』と言う事は出来ないため、フロム側も動画にスーパーサンクスが付いている事はOK」だとの回答得たとの事です。
またこの問い合わせを元にフロム側が規約の改訂を行ったとしています。
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