蔓延防止によりディズニーは時短営業になるのか詳細を徹底解説

コロナウイルスの感染再拡大により、2022年1月21日から2月13日までディズニーランドがある千葉県を含む13都道府県で蔓延防止等重点措置が適用されました。今後各種イベントやテーマパーク等に影響が出る可能性があります。

今回は、蔓延防止等重点措置によりディズニー全体で時短営業やイベント等への影響について徹底解説していきます。

蔓延防止等重点措置とは

2022年正月明けから全国各地でコロナ感染のニュースが多く報道されるようになり、1月9日からは3都道府県、1月21日からはディズニーランドのある千葉県やUSJがある大阪府を含む13都道府県で蔓延防止等重点措置が実施されることになりました。

2021年も蔓延防止等重点措置により、多くのイベントは開催中止、テーマパークは時短営業等の対応となりました。

これまで、緊急事態宣言と蔓延防止等重点措置が政府より発令されていますが、この2つの違いは「新たなレベル分類」のレベル度合です。

緊急事態宣言は「レベル3以上」、蔓延防止等重点措置は「レベル2～3相当」と分けられています。

今回の蔓延防止等重点措置は各都道府県知事の判断に任されているので、これまでのように一律に制限とはならない可能性があります。

過去の蔓延防止時におけるディズニーの対応

千葉県では2020年度から「緊急事態宣言」または「蔓延防止等重点措置」が実施されてきましたが、その際にディズニーランドが発表した対応を以下にまとめました。

入園者数については、2021年4月20日から蔓延防止等重点措置が発令されると入場者数は5千人に制限、その他にも営業時間の短縮やチケット販売変更、人気アトラクションやショーが中止または変更になるなど多くの影響が生じました。

蔓延防止措置解除後の2021年11月からは明確な入場者数の制限が無くなり、東京ディズニーリゾートの公式サイトでも「新型コロナウイルスの感染拡大予防ガイドラインに従い、入園者数を段階的に引き上げる」とし、1日あたり約2万～3万人の入園者数を推移しています。

2022年1月現在の営業状況

東京ディズニーリゾート

2022年1月21日から千葉県に蔓延防止等重点措置が実施されますが、まだ東京ディズニーリゾートからの公式発表はありません。

1月20日時点でのパークの運営状況は以下の通りです。

ディズニーランド・シーともにアトラクションやレストラン、その他の施設含め、予告なく休止または運営時間が変更になる可能性があるので、気になる方は東京ディズニーリゾート公式サイトから運営スケジュールを確認しましょう。

蔓延防止等重点措置に対するディズニーの対応

これまでディズニーリゾートは、千葉県からの協力要請内容に準ずる形で運営を行っており、今回も千葉県から下記協力要請が出されています。

【開催制限の収容率・人数上限の目安等】

感染防止安全計画を策定し、県による確認を受けた場合：人数上限 2万人まで

既に感染防止安全計画を策定し県による確認を受けている場合は、令和4年1月22日までに販売された入場券等に限り、本目安は適用せず、販売した入場券等はキャンセル不要と扱います

新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請等について（千葉県HP）

これに従い、東京ディズニーリゾートは2022年1月20日午後7時頃に対応を発表しましたので、詳細を解説していきます。

営業時間の変更

これまでの蔓延防止等重点措置下における営業時間は午前10時～午後19時、蔓延防止解除後は午前9時から午後20時または21時と都度変更されてきました。

今回の防止等重点措置実施に伴い、東京ディズニーリゾート公式サイトからの公式発表では、蔓延防止等重点措置期間である1月21日～2月13日において営業時間は短縮せず21時までとすることが決定しました。

東京ディズニーリゾート公式サイトが公式発表している入園時間は以下の通りです。

注意点として、10:30/12:30の入園時間を選択した場合はチケットの種類問わず、差額返金は対応することは出来ません。

入園者数の制限（上限2万人）

入園者数について、過去には最大5千人の入場制限となりましたが、すでに蔓延防止等重点措置期間である1月21日から2月13日のパークチケットは販売済みとなっています。

千葉県からの協力要請項目にある人数制限については以下のように記載されていました。

東京ディズニーリゾート公式サイトから公式発表では、蔓延防止等重点措置の協力要請に合わせて1月21日から2月13日まで入園者数を2万人に制限する方針を決定しました。

チケット販売内容の変更

今回の蔓延防止等重点措置伴って東京ディズニーリゾート公式サイトからも発表があり、今後のチケット販売体制を整えるため「2022年1月21日～3月2日までの入園チケットおよび変更手続きの受付」は一時中止することになりました。

チケットの販売再開は2022年1月21日午後2時予定となっており、2022年1月20時点では2か月先までパークチケットを購入することが可能です。

また、チケットの払い戻しがについては、以下の対象チケットのみ返金対応していますが、返金受付の最終期限は2022年5月31日までとなっているので、返金対応を考えている方は注意が必要です。

ただし、スポンサーパスポート、株主用パスポート、再来園パスポートは返金対象外となります。

上記期間以外に販売したチケットについては、東京ディズニーリゾート公式サイトでも返金対応は行っておりませんので、お手元のチケットを確認する必要があります。

東京ディズニーリゾートバケーションパッケージの仕様について

蔓延防止等重点措置の実施に伴い、パークチケットの取り扱い内容が変更となっていますが、東京ディズニーリゾートバケーションパッケージについては予定通り催行することになりました。

また、蔓延防止等重点措置期間を含むバケーションパッケージの予約は1月21日時点でも購入が可能なことを確認しております。

バケーションパッケージの予約を下記期間内で取り消した場合のみ、取消料を含む利用料の返金が可能です。

レストランの営業内容変更

過去の蔓延防止等重点措置において、ディズニーランドでは利用人数の制限、ディズニーシーでは利用人数の制限に加え酒類の提供中止となりました。

2022年1月20日現在は感染拡大防止対策の一環として利用者数の制限とレストランによって営業時間にバラツキはありますが、酒類の提供は再開されています。

千葉県が定める酒類が提供できる基準は以下のように記載されています。

東京ディズニーリゾート公式サイトからの発表には酒類の提供や営業時間について明記されていませんが、ディズニーパーク内のレストランは全て感染防止基本対策確認店となっているので、今後も酒類の提供は継続になる可能性が高いです。

ただし、下記のホテル内にあるレストランについては1月21日～2月13日までの間、宿泊者以外のレストラン＆ラウンジの利用は午後9時（最終入店午後8時）となり、すでに午後8時以降で予約している方は利用できず、PS予約も午後8時以降はキャンセルとなっています。

利用を予定している場合は東京ディズニーリゾート公式サイトをチェックすることをおすすめします。

イベントの中止または変更

今回の蔓延防止等重点措置により、時短営業となった場合は夜に行われるイベント（ショーやパレード）が中止になる可能性があります。

過去には感染拡大防止として、ディズニーランドの名物だった「エレクトリカルパレード」が中止となりました、※現在、パレードは再開されています。

ディズニーランドおよびシーでは1月18日からミニーをテーマにした新しいスペシャルイベントが開催されていますが、今後の対応によってはイベント内容が変更になる可能性がありますので、随時東京ディズニーリゾート公式サイトをチェックすることをおすすめします。