コロナウイルスは熱に弱いというチェーンメールがLINEで流行！本当？嘘？詳細について徹底解説

コロナウイルスの影響により、さまざまなイベントが中止になっており、さまざまなメディアが情報を流しています。メディアだけでなく、個人のLINEやブログなどでコロナウイルスを死滅させる方法が紹介されています。

それでは、LINEで流行しているコロナウイルスが熱に弱いという情報が本当なのか？噂について徹底解説していきます。

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コロナウイルスが熱に弱いという情報がLINEで流行

出回っているLINEは、コロナウイルスには耐熱性がないという情報です。

26~27度辺りの飲み物を飲むことでコロナウイルスが死滅するというLINEです。
他にも、温度帯が変わったり、冷たい飲み物が危険、お湯・お茶が良いなどといった不確かな情報が出回っています。

人間の体温が36度辺りであるため、コロナウイルスがこの温度帯で死滅することはないと思います。

中にはアルコールを飲めば、コロナウイルスが死滅するといった情報も出回っています。

他にも、運動すればコロナウイルスには感染しないなどといった内容もあります。

LINEで送られてくる内容としては、上記のような情報を大学の先生が言っていたなどともっともらしい理由をつけています。
中には正しい情報もあるかもしれませんが、肝心の対策となる温度帯が違ったり、おかしな点が多いのも確かです。

水分補給や適度な運動は健康のためにはなりますが、コロナウイルスを死滅させる効果があるのかは不明です。

コロナウイルスが熱に弱いといった情報は、個別のLINEだけでなく、店舗ブログなどにも書かれています。
主に美容系のブログ、リラクゼーション系のブログに書かれているようです。

またFacebookやInstaglamでも同様の内容がDMで出回っています。

これらのブログに載せている情報もチェーンメール式で出回っているLINEと同じ情報になります。

注意ポイント

肝心の情報を誰から聞いたのかが、いまいち鮮明になっていないのも特徴です。
恐らく店舗スタップがLINEを見て、情報をブログに記載したため、情報が同じになっています。

もし、有益な情報であれば、テレビやネットニュースで目にすることがあるはずですし、情報の出どころもメディアとして記載されているはずです。
不明確な出所から出ている、情報なので、あくまで噂程度でとらえておくことをおすすめします。

コロナウイルスが熱で死ぬとう情報を回したのは中国人ではないか？と言われています。
コロナウイルスが発見されたのは中国ですし、中国人が確かではない情報を日本人に伝えた可能性はあります。

その情報を伝えられた日本人がLINEで友達に伝えて、そこからチェーンメール式に情報が流行してしまった可能性が高いです。

ただ、この流行の流れもあくまで推測です。
情報の出どころは明確ではありませんが、中国人がウイルスの蔓延を抑えたいと考えた希望的観測ではないかと考えられます。

コロナウイルスが熱に弱いというのは、あくまで噂になります。
情報源が医療機関などでもありませんし、知り合いからの情報と言うリークが多いです。

本当にコロナウイルスが熱に弱く、運動することで死滅するのであれば、テレビで取り上げられているはずです。

コロナウイルスの新たな情報を知ったから、周りに教えてあげるという善意もいいですが、一度落ち着いて考えてください。
不確かな情報を流し続けてしまうのも、危険です。

熱い飲み物を飲んだから大丈夫と考えて、マスクもせずに外出してしまう人が増えてしまうとそれこそ、コロナウイルスがさらに感染してしまいます。
あなた自身もその情報だけを信じてしまうと、そのままコロナウイルスに感染してしまう可能性もあります。

コロナウイルスとして有効だと言われているのは、風邪予防などで考えられる手洗い・うがい・水分補給などです。噂に流されず、しっかりとした予防・対策を行うようにしましょう。

厚生労働省はLINEの公式アカウントで、コロナウイルスに関する情報を提供しています。
返信自体は、自動返信となっていますが、無料で案内をしてくれるサービスです。

コロナウイルスに感染している可能性がある場合にとるべき行動や、医療機関への案内などもしてくれます。

何よりも国が行っているサービスであるため、噂程度の情報は出回りませんし、有益な情報を得られる可能性も高いです。
予防策などが判明すれば、LINEでお知らせしてくれる可能性も高いので、コロナウイルスに関して不安を感じている場合は友達追加しておきましょう