「Twitterが終わる」「Twitter終了」という噂が主にTwitterのツイートにて多く流れています。
Twitterの運営方針が世に出回っているのがTwitterが終わる噂の出どころで、実際にTwitterは本社の閉鎖が報道されています。Twitterが終わる噂の詳細と本当に終わるのかを紹介していきます。
コンテンツ
Twitterが終わる噂について
Twitterが終わる噂が流れた理由や詳細を紹介していきます。
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Twitter運営による人員整理が噂の理由
Twitterは現在世界一の富豪と言われている「イーロン・マスク氏」の運営体制にあります。
「デジタルな街の広場を作る」「言論の自由の実現」を掲げてTwitterを買収したイーロン・マスク氏ですが、買収した直後にTwitterで改革を行うことを宣言しています。
その結果、海外メディアでは「ハードコアな職場になっている」と報道され、Twitterをよりよくするために体制を整えている最中です。体制の整えの中には「人員整理」も含まれていて、Twitterが終わる噂が出た大きな理由のひとつです。
イーロン・マスク氏は「SNS競争を勝ち抜くため、今後のTwitterでは並の技術・アイデアは不必要」とコメントを残していて、従業員の中で高い技術や必要な人材とする者以外は解雇しています。
解雇された従業員の数は社員は約半数・契約社員は4400人以上と報道されていて、かなり大規模な人員整理を行っていることがわかります。さらに、「自身の方針を間違っている」と批判する社員、Slackで自身を批判した社員をそれぞれ解雇しています。
新しい方針に従わない社員・求めるパフォーマンスを出せない社員は軒並みTwitterから解雇され、現在もイーロン・マスク氏が「方針に従えないなら退職」という旨のメッセージを従業員に送っています。その結果、退職する・退職予定の技術者が多くなり「Twitterが人手不足で終わる」との噂が流れました。
イーロン・マスク氏は「人員整理によって損失を出しているためコストを削減する意味での解雇も兼ねていると説明していました。
人員整理された海外の元技術者がTwitterは終わりだと発信
イーロン・マスク氏により人員整理された元社員・イーロン・マスク氏の新しいTwitterについていけずに退職した元社員の一部は、自身の言語でTwitterにて意思表明を行っているケースも見つかっています。
その中に「Twitterは終わりだ」と意味深に嘆いているユーザーがいたとの噂も、Twitterが終わる噂に拍車をかけていました(元となるツイートは不明で、投稿主が削除したと考えられます)。
解雇された従業員の中には解雇された旨を表明するだけでなく、リモートワークが認められなくなったこと、どのようなメッセージが送られたか等も暴露しているものもありました。
イーロン・マスク氏創業のテスラの株価が下がっているのも影響
イーロン・マスク氏は電気自動車テスラを創業・CEO(最高経営責任者)としても知られていますが、テスラでは2022年11月18日現在、株価が下がり続けています。
株価低迷の理由はテスラ産電気自動車による相次ぐ事故で、一番話題になっているものだと14日に電気自動車が暴走した結果5人死傷した事件が中国の広東で発生したものです。事故の原因ははっきりしていませんが、運転手は「ブレーキが固くなって急にスピードが出た」と被害が発生した状況を説明しています。
仮に本当にブレーキが固くなった場合はテスラ側の非で、大きな事故を起こしたとして株価が下がるのは納得できます。
テスラとTwitterは業種こそ違うものの同じイーロン・マスク氏が運営に携わっています。テスラが事故が原因で株価が下がる事態に陥っているため、Twitterでも関連づけられて「経営方針がずさんなのではないか」と疑惑の声が挙がっています。
ユーザーからの改革の反応は悪い
Twitterで大規模な人員整理が行われ、イーロン・マスク氏が公表した解雇従業員は50%、さらにイーロン・マスク氏についていけない退職者も数にカウントすると60%~70%、多い場合だと85%から90%の従業員がTwitterを去ることになります。
Twitterでどのような改革が起こるか以前に、この問題を「不当解雇ではないか」と声を上げているユーザーが多く、アメリカや日本では議員の話題に挙がり苦言が出るほどの影響があります。
実際、日本の労働法に沿っての解雇ではないとしてTwitter日本法人で働いて解雇されたユーザーは訴訟も検討していると意見を出していました。
実際にTwitterは終わるのか
Twitter内部で起こっている改革から考えて、本当にTwitterが終わるのかを考察していきます。
あくまでも考察の一環なので、Twitterから正式発表があった場合はそちらの方が信ぴょう性は高いです。
Twitterが終わる可能性は限りなく低い
確かに、「経営方針による人員削減」は本来なら赤字の企業が取る方針で、今回50%以上が解雇・退職したため「Twitterが危ない」と判断する理由はあります。
ただし、「危ない=終わる」とは断定できないのが現状です。
人員削減の主な理由を労務費・人件費の削減とTwitter側が説明しているものの、実際は「一定水準の実力を持っていないと判断された社員の対応」と「方針についていけないと表明した社員への対応」です。赤字で経営がカツカツになる事態にまでは発展していません。
加えて、Twitterはイーロン・マスク氏が440億ドル(6兆4000億円)を支払い買収し、経営理念・方針は明確に定まっています。テスラの経営も一時話題になり成功に導いた人物が経営に携わっているため、最終的にTwitterは成功してTwitterが終わる噂はデマ扱いされるとの見方も取れます。
仮に終焉を迎える場合はTwitterBlueは作られない
Twitterでは月額サブスプリクションの課金要素として「Twitter Blue」を発表したばかりです。
このシステムを「集金目的」と捉えるのは難しく、買収されたばかりのTwitterの新しい改革の一部だと判断できます。ようするに、新体制のTwitterがスタートしたばかりの現状で不意にTwitterが終わるとは考えにくいです。
Twitterをさらに良くするための方針は固まっているものの、労働に関する問題が浮かび上がって現在立ち止まっている状況だと考えられます。
SNSの中では最大手でユーザーも多いため無理をしてでも運営は続けられる予想
TwitterはSNSの中では老舗といっていいレベルで知名度が高く、スマホが普及していない時代からSNSとして存在していました。
ユーザー数もかなり多く簡単にツイートできる・情報を集められる仕様が好きなリピーターもいます。人が多く金を集められる可能性が高いコンテンツを急に終了させると考えるのは自然ではありません。
仮に技術職の多くが辞めたとしても、多少無理をして運営を続けていく可能性は充分考えられます。実際、Twitterは本社を閉鎖して従業員すらも入館できない状態ですが、Twitterは運営されています(ただし、多少の不具合は見つかっています)。
仮にTwitterが本当に終わる場合について
「Twitterは終わらない」との説が濃厚ではありますが、絶対に終わらないとも限りません。
やむを得ず終了を余儀なくされたケースも考察していきます。
イーロンマスク氏の方針に従業員がついていけなくなる
11月18日時点でも従業員の過半数が解雇され、イーロン・マスク氏に賛同できない従業員は退職しているのが現状です。
全従業員数の60%~70%がTwitterを去ったという報道が現時点では濃厚ですが、「次の月曜日で85%~90%の従業員がTwitterを去る」との情報も出ています。
残りの10%でTwitterを運営していく必要がありますが、まず人手不足が問題点として挙げられます。快適に運営していくにあたって人手が少なく、Twitterで今回大規模な人員整理があったことを理由に技術者がTwitterで働こうとは思わず、徐々に人手不足の問題が浮き彫りになることもあり得ます。
例えば、多くの技術者で取り掛らないと解消できない不具合に直面した場合、新しい機能を作るために人員を割かなければならない場合に対処できず、ユーザーの満足度を得られなくなるかもしれません。
仮に終わるとしてもすぐには終わらない
仮にTwitterが終わるとしても、すぐにTwitterが終わるとは限りません。
Twitter開発に関わっているコアな人材が辞めたとしても現状のTwitterサービスは継続できると見られていて、ユーザーが危惧している部分も「代わりとなる人材が見つからず数年でサービスが終了するパターン」です。
また、退職スタッフのログイン権限も剥奪されていて多くの人がTwitter運営機能にアクセスできない状態にあるため、人員数の問題でサーバーダウン・不具合の可能性はあり得ます(可能性は低いですが続行不能な問題によるTwitter停止はなくはないです)。
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