今回は、Ulikeの危険性と安全性について!具体的な利用リスクを徹底解説していきます。
Ulikeは人気の高い写真撮影アプリで、このアプリを使って自撮りを極めているという女性も多く、この人気はSNOWと肩を並べるほどです。
そんなUlikeの使用は危険なのではないかという意見もありますが、その危険性について下記で解説していきます。
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Ulike(ユーライク)が危険であるとされる要素
Ulikeがなぜ危険という噂が立っているのか、まずは紹介します。
カメラアプリに共通して言えることですが「アクセスの許可」を求める動作があります。この動画が「危険性に繋がるのではないか」と判断されることが多いです。
Ulikeの場合はどのような部分が危険と言われているのか、その理由を見ていきましょう。
Ulikeは「中国」のアプリ
Ulikeは中国の「Bytedance株式会社」という会社で運営されています。
この会社は中国の北京にある中国では有名な会社ではありますが、「中国の会社が作っている」という部分が、日本人が安心できない要因となっています。
もちろん、中国をはじめ海外のアプリが全て危険性が高い・安全性が低いというわけではありませんが、個人情報抜き取りや一部の有害サイト運営に海外産のものが多いのも見逃すことはできません。
Ulikeに関しても同様で「海外のアプリだから最低限の危険性はあるかもしれない」と考えている人が多いのでしょう。
同じ会社アプリのTikTokでも危険性がささやかれている
Bytedance株式会社では「Ulike」以外にもTikTok等のアプリをリリースしています。
TikTokも「中国産だから」という理由でリリースされた当初は危険視されていたアプリで、現在でも著作権侵害やユーザーの個人情報保護の観点から疑問視の声があるアプリです。
実際にTikTok(Ulike)で個人情報流出が起こったのはどちらかというとユーザーの使い方が悪かったからで、アプリそのものが不正に個人情報を集めているという事実は確認されていません。
絶対に集めていないと言い切れるわけではありませんが、Ulikeを危険だと思っている人の多くは「中国産だから、TikTokと同じ会社だから」という理由で危険性があると判断しています。
カメラアプリは情報を盗むことができる?
Ulike、SNOW等のカメラアプリに共通して言えることですが、写真撮影やアルバム内の写真編集・加工には「アクセス」が必要です。
スマホの情報アクセスを許可してしまうと、もしかしたらその情報から個人情報が割り出されてしまう可能性はあります。
Ulikeの場合は「カメラアクセス」「写真アクセス」だけですが、写真アプリによっては「位置情報アクセス」もあり、位置情報アクセスを許可すると、そのアプリ内で自分のスマホの位置情報を運営に渡してしまうことになりかねません。
その情報を悪用された場合は、確かに危険性は高いと判断されてしまうのも頷けます。
もちろん、位置情報アクセスを許可したとしてもその情報を大切に保存している(悪用していない)可能性もあります。
また、「写真のアクセス」にも注意が必要で、例えば撮影した写真の中に位置情報が含まれている可能性があるからです。
写真を通じて位置情報が盗まれてしまうということなので、こちらも危惧しておいた方がいいでしょう。
Ulikeから変な通知が来ることがある?
Ulikeを利用していると、たまに変な通知が届くことがあります。
インスタやTwitterのように「SNS性」がないUlikeで「いいねが届きました」等の通知が来ることがあり、この通知を見て「何か怪しいアプリではないのか」と判断してしまう人も多いです。
結論から言うと、この通知はただの通知なので特に放置しても問題はありませんし、通知が来たからアプリを開いてみた場合、特にいいねが来た写真等をチェックすることはできず、いつもの写真撮影画面が開かれます。
詳しくは下記の記事を参考にしてください。
Ulike(ユーライク)から「あなたの写真にいいねが届きました」という通知が来る詳細と対処法を徹底解説
ユーザーは危険だと思っているのか
Ulikeには上記のような危険要素があるにも関わらず、ユーザー人気は凄まじく、特に10代から20代の女性の多くは写真撮影アプリにこのアプリを利用しています。
そのことから、上記のUlikeの危険性は「ユーザーにとっては微々たるもの」で、普通に使っても問題ないアプリだと判断されている可能性があります。
ちなみに、Twitterで「Ulike 危険」等と検索した結果、アプリの危険性ではなく「自撮りの盛りが凄すぎて別人になる」ことを危険視されていました。
別人のような写真を撮影したら詐欺写メになって、他の人から本当にかわいいと思われるような事態が危険だと笑い話にしているので、ユーザーも本格的な危険性や安全性を考えているわけではないことがわかります。
Ulikeは本当に危険かそれとも安全か
Ulikeには危険と言われる要素があることはわかりましたが、本当に危険なアプリなのかも紹介します。
要するに「上記の危険性が本当なのかどうか」ということです。実際には危険性があるのか安全性が高いのかをチェックしてください。
具体的に「情報を盗まれた」等のレビューは現在ではない
確かに、Ulikeには「中国産」「アクセス許可」等の危険要素はあるのですが、これらはあくまでも「危険かもしれない」というだけの要素であって、実際に危険かどうかまでを判断できる材料ではありません。
Ulikeのレビューや過去の判例を見てみると、確かに危険かもしれないとは言われていましたが、実際に個人情報が抜き取られたケースや、事件にまで発展したケースはありませんでした。
個人情報を抜き取るにしてもこっそり抜き取るはずなので普通なら事件にはなりませんが、事件や判例がない場合は、「もしかしたら危険性は何もないから事件や判例がない」と判断することもできます。
Ulikeが100%危険性が高いアプリかどうかは、現時点では判断することができません。
実態まではわからない
100%危険性があるアプリではないにしろ、アクセスの許可を求めているのも事実なので、「個人情報をアクセスによって抜き取っている可能性」も0%ではないことは確かです。
Ulikeは中国でも有名な大会社が運営しているので、このような信用失墜に繋がる行為を行うとは考えづらいのですが、もしかしたらという可能性は考えられます。
そのため、Ulikeにしても同社アプリのTikTokにしても、最低限安全性の高い使い方をする必要はあります。
例えば、むやみにアクセスの許可を行わないようにしたり、TikTokの場合は個人情報がわかるような動画を投稿しないようにしてください。
むやみにアクセス許可さえしなければ問題はない?
Ulikeをはじめとする写真アプリは、むやみにアクセスを許可しなければ利用しても問題はありません。
アプリによっては「位置情報アクセス」も求められることがありますが、写真アプリの場合はカメラと写真(アルバム)のアクセスだけで事足りるので、その他のアクセスは許可しないで利用するようにしてください。
Ulikeの場合は写真とカメラのアクセス許可しか求められないので、むしろ他の写真アプリよりも良心的と考えてもいいかもしれません(通常プランよりもできることが増える「プレミアムプラン」に登録した場合は別途アクセスを求められる可能性はあります)。