荒野行動・PUBG訴訟、本家・パクリの全貌について徹底解説

こんにちは。今回は、荒野行動のパクり騒動、訴訟の顛末等について解説します。


荒野行動がPUBGに訴訟される!?

PUBGを運営する「PUBG Corp.」が、「荒野行動(KnivesOut)」を運営するNetEaseを訴えたそうです。海外メディアで報じられており、日本でも話題になっています。

荒野行動は本当にPUBGのパクり?

パクりなのか、パクってないのか。PUBGもそもそも他のゲームのパクりじゃねえか、そんな声が上がっている中、日本人のアカウントNapoanさんが、こんなツイートをしていました。

  • 「PUBGもパクりだ」という声が上がっている
  • あるサバイバルゲーム(DayZ)があった
  • そのゲームにバトルロワイヤルモードが追加され、ヒット
  • その開発者が「PlayerUnknown氏」
  • PlayerUnknown氏は他のゲームのバトロワモードの開発にも携わった
  • そのため、彼の開発したゲームが、PUBGのパクリ元と勘違いされている

バトロワゲームの中心にいるPlayerUnknown氏。彼のおかげでPUBGがあると言っても過言ではないですね!PlayerUnknown氏が過去に携わったゲームが「PUBGがパクった」と勘違いされているようです。

ちなみに、このツイートに出てきたゲームをまとめてみました。

※詳しく知りたい方は、Wikipediaの「バトルロワイヤルゲーム」の項目を読むことをオススメします!

ARMA2

『ARMA 2』(アルマ 2またはアーマ 2、略称:A2)は、チェコのBohemia Interactive社が開発し、2009年5月29日に発売を開始したWindows用の軍事シミュレーション・ファーストパーソン・シューティングゲーム (FPS) である。

ARMA 2 - Wikipedia

こちらは、伝説のはじまりとなったゲーム。まだPlayerUnknown氏の名前は出てきません。

DayZ

『DayZ』(デイズ)は、Bohemia Interactive Studioが開発したオープンワールドのサバイバルゲームである。Steamで2013年2月にARMA 2のModとして登場し、単体としても2013年12月に早期アクセスゲームとしてリリースされている。

DayZ (ゲーム) - Wikipedia

ARMA2をゾンビサバイバルゲームにしたバージョンですね!

ここで、DayZにバトルロワイヤルモードを追加したのが、PlayerUnknown氏です。

ARMA3

『Arma 3』(アルマ 3またはアーマ 3、略称:A3)は、チェコのBohemia Interactive社が開発し、2013年3月5日に本体予約及び付属アルファ版テストを開始したWindows用のミリタリーサンドボックスゲームである。

ARMA 3 - Wikipedia

ARMA3が登場しました。

ここでも、またPlayerUnknown氏はバトロワモードのMODを開発します。その名も「PlayerUnknown's Battle Royale(PUBR)」。

※ここでは、MODは「ゲームへの追加的な改造版」という解釈で問題ないです。

H1Z1

H1Z1 is a free-to-play battle royale game developed and published by Daybreak Game Company for Microsoft Windows.[1] The game's development began after the original H1Z1 was spun off into two separate projects in February 2016: H1Z1: Just Survive and H1Z1: King of the Kill.[2] The games were further split as separate projects in October 2017, with Just Survive dropping the H1Z1 name, and King of the Kill becoming simply H1Z1.[3]

H1Z1 - Wikipedia

SONY ONLINE ENTERTAINMENTが開発したH1Z1です。こちらが、「PUBGは本家じゃない!H1Z1のパクリじゃないか!」と言われている例のゲームですね。

実はこちらのバトロワモードの開発に携わったのも、PlayerUnknown氏だそうです。

PUBG

『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ、略称:PUBG) は、韓国のデベロッパーBlueholeの子会社[2]であるPUBG Corporationが開発しているバトルロイヤルゲーム。『ARMA 3』のMODの製作者で、「PlayerUnknown」というハンドルネームで知られるブレンダン・グリーン(Brendan Greene)をクリエイティブ・ディレクターに迎えて開発されている[3]。

PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS - Wikipedia

ついに出てきました、PUBG。韓国のBlueholeの子会社であるPUBG Corp.が運営しています!

BlueholeがPlayerUnknown氏に声をかけ、快諾して制作が始まったそうですね。すでにPUBGのウィキペディアには、以下のように項目が追加されています。

競合類似タイトルの訴訟

PUBGの開発、運営元であるPUBG Corp.は、2018年4月2日付でNetEaseのタイトル『荒野行動』『Rules of Survival』に対して、『PUBG』の著作権を侵害するものだとして、配信差し止めと損害賠償を求める訴状をカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に提出したと、海外メディアのPCGamesNが報じている[20]。これについては、ファミ通Appも独自にPUBG Corp.に問い合わせを行い、提訴が事実であることを確認している[21]。過去に『フォートナイト』について懸念を示したことはあるが、具体的な類似性の高いタイトルとして訴訟が行われるのは今回が初である[22]。今回の訴訟に踏み切った経緯として、PUBG Corp.は、2018年1月にApple経由で苦情申し立てを行い、訴状もNetEaseに送っているが、NetEaseが『PUBG』の著作権を認めなかったとしている。ファミ通は、PUBG Corp.が勝訴した場合、アプリストアから『荒野行動』『Rules of Survival』の両タイトルが消える可能性があるとしている[21]。

Rules Of Survivalも、NetEaseの保有する作品タイトルですね。荒野行動と似ています。(つまりPUBGと似ています笑)

荒野行動(NetEase)の対応

プレイヤー様の皆様へ:

いつもご愛顧頂き、誠にありがとうございます。

皆様に引き続き『荒野行動』をお楽しみ頂きたく、今後も継続的にサービスを提供し、より進化したゲーム体験を提供して参ります。

非公式の情報を信用しないで下さいますよう、お願い致します。

4月6日に非公式の情報を信用しないよう、注意を促していますが、海外の著作権関連サイトによると、どうやら真実のようです。

荒野行動が盛り上がってきて、FORTNITEもアプリ版がリリースされ、さて、次はPUBGのモバイルか……というこのタイミングで訴えるとは、PUBGもやりますね!

結論として「荒野行動はどうなるのか」

この訴訟が進んだ場合、どのような形になるのか考えてみました。

  • 荒野行動、RulesOfSurvivalがアプリストアから消える
  • 荒野行動が著作権料等を支払う形で和解、今後もゲーム継続
  • 荒野行動が大幅にゲームシステム・デザインを変更

1番有力そうなのはファミ通も指摘している最初の項目ですね……。荒野行動がアプリから消えるのは寂しいですね……。

しかし、Apple経由で訴訟しているところから、「今すぐアプリストアから削除しろ」といった雰囲気なのでしょうか。もし、アプリストアから消えるだけで「既にダウンロードしている人はアプリを使用できる」としても、アプリ内課金等、使用できなくなるため、荒野行動の失墜は免れないでしょう。

編集後記

今回は、荒野行動とPUBGの訴訟騒動、本家は何か、についてまとめました。

荒野行動、アプリストアでも何回も1位をとり、かなりいいペースで成長していってワクワクしていたのですが、ここにきて訴訟騒動ですね。

実際のところ、誰が見てもパクりとわかる雰囲気だったので危ないとは思っていましたが……。逆に、荒野行動がアプリストアから消える瞬間にPUBGのアプリがリリースされる、といった筋書きだと、かなりBlueholeはやり手ですね!

 

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