iPhoneやiPadでApple Musicのミュージックアプリが落ちる不具合の原因と対処法を徹底解説

Apple Musicのミュージックアプリが落ちてしまう不具合が確認されています。

アプリが落ちてしまう原因と対処法を解説します。

コンテンツ

1 iPhoneやiPadでApple Musicが落ちて音楽を再生できない
2 対処法
3 他にオススメの音楽アプリを紹介

iPhoneやiPadでApple Musicが落ちて音楽を再生できない

iOSデバイスにプリインストールされているミュージックアプリが起動時に落ちてしまう不具合が確認されています。

この事象は、Apple Musicを利用しているユーザーを含む多くの利用者で発生している不具合です。

また、一部のユーザーからは「Apple CarPlay」でも音楽の再生ができないことが報告されています。

音楽の再生に必要なアプリであるため、困惑してしまうユーザーが続出しました。

Appleのサーバーでトラブルが発生している

このトラブルの原因は、Apple Musicを提供しているAppleのサーバー不具合を起因とする見方が強まっています。

トラブル発生中にミュージックアプリでモバイルデータ通信もしくはWi-Fiで通信が行われると、アプリが強制終了してしまうことが報告されています。

オフライン状態であると、ミュージックアプリが落ちなかったことが判明したため、サーバーの不具合による影響を受けていると見られています。

デバイスのiOSが古い

デバイスのiOSが古いと、ミュージックアプリが落ちてしまうことも確認されています。

2021年5月時点でのiOS最新バージョンでは、OS14.5.1になっています。

ポイント

iOS 12.5.3のiPhone6
iOS 12.5.3/iPadOS 13.1のiPad
iOS 12.5.3のiPod touch

上記のiOSとデバイスでミュージックアプリが落ちやすいことが確認されています。

古いバージョンでは、ミュージックアプリのアイコンが「白地」であるため、最新バージョンである「赤地」のミュージックアプリへのアップデートを実行しましょう。

デバイスが経年で古くなっていると、ミュージックアプリの動作で負荷が掛かってしまうこともあります。
購入から5年以上経過したデバイスをお使いの方は新しいデバイスの購入を検討することを推奨します。

最新バージョンへアップデートできる環境下である場合は、早急にアップデートを実行しましょう。

デバイスの使用環境、設定が影響している

デバイスの使用環境や設定によって、ミュージックアプリの動作に影響を与えているケースも想定されます。

影響を受けやすい設定

「省データモード」を利用している
「低電力モード」で利用している
デバイスの空き容量が不足している
アプリを起動しすぎている

主に上記が挙げられます。いずれかに該当する場合は、設定の変更や見直しをしましょう。

対処法

下記の対処法を実行し、ミュージックアプリが落ちてしまう不具合が解消されない場合はこれから紹介する対処法をお試しください。

なお、すべての対処法を試しても状況が改善しない場合、サーバー上の不具合による影響を受けていることが推測されるため、時間を空けてから再度アプリの起動を試みてみましょう。

対処法

アプリ、デバイスの再起動
iOSバージョンのアップデート
通信環境の確認
起動中のアプリをすべて終了する

「機内モード」で起動を試みる

不具合の発生条件として、ミュージックアプリが通信可能な状況下で起動することで強制終了することが判明しています。

そのため、ミュージックアプリ起動前に「機内モード」をオンの状態で起動すると、強制終了することなく起動することが可能です。

ただし、Apple Musicでダウンロードしていない楽曲がライブラリにあると、その楽曲は再生することができません。

モバイルデータ通信の「ダウンロード」をオフにする

ミュージックアプリでのモバイルデータ通信のオン・オフを切り替えることができます。

「設定アプリ」を起動し、「ミュージック」から「モバイルデータ通信」へアクセスします。

最上部の「モバイルデータ通信」もしくは最下部の「ダウンロード」のスイッチトグルをオフにすることで改善することが確認されています。

Apple IDの再ログイン

Apple IDにサインイン中である場合は、再ログインを実行しましょう。

「設定アプリ」を起動し、最上部のApple ID情報をタップします。

最下部の「サインアウト」をタップし、再ログインを実行しましょう。

破損している楽曲データを削除する

破損している楽曲データがライブラリに含まれている場合は、それを削除します。

ライブラリにある場合は、画面右上の「・・・」アイコンから「削除」をタップすることで取り除くことができます。

同期する際は、破損した楽曲データを修復した上で同期を実行しましょう。

「ライブラリを同期」と「自動的にダウンロード」をオフにする

「設定アプリ」を起動し、「ミュージック」から2箇所の設定を無効にします。

「ライブラリ同期」と「自動的にダウンロード」の2箇所のスイッチトグルをオフにし、ミュージックアプリを起動できるか確認してみましょう。

「省データモード」と「低電力モード」をオフにする

デバイスの設定で「省データモード」と「低電力モード」を利用していると、通信状態やデバイスの動作に影響を与えてしまうことが想定されます。

動作が不安定な場合は、この2つの設定項目がオンになっていないか確認し、一時的に無効化にしましょう。

詳しい設定手順は、下記の記事で解説しています。

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ミュージックアプリを再インストールする

「ミュージック」アプリを再インストールすることができますが、デバイスに入っている楽曲データが消失するため、再インストール後にパソコン版iTunesで再度同期する必要があります。

そのため、できるだけ復旧されるまで待機することを推奨します。

iTunes Storeで購入した楽曲やApple Musicで取得した楽曲データも消失するため、再同期もしくはストア、ミュージックアプリから再ダウンロードを実行します。

楽曲データが消えてしまうデメリットがあるためオススメできない方法ですが、実行する際はアイコンを長押しして「Appを削除」をタップします。

削除後は、App Storeで再取得できます。

デバイスのリセットを実行する

時間経過によっても改善が見られない場合は、デバイスのリセットを実行します。

「設定アプリ」から「一般」へ進み、「リセット」をタップします。

「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップしてリセットを実行します。

データがすべて消失するため、実行する前にバックアップを取っておきましょう。

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