人気漫画ルリドラゴンの休載が発表され、またなのかと話題になっています。
今回はルリドラゴンの休載の詳細や打ち切りの心配はあるのかなど徹底解説していきます。
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ルリドラゴンが再び休載と話題に
週刊少年ジャンプ本誌で新連載となった「ルリドラゴン」が人気です。ある日突然角が生えてしまった女子高生の青木ルリが主人公兼ヒロインで、症状を母親に相談すると自身が人と龍の混血だったことが発覚します。
普通の人間として育ったルリは角を珍しがられたり、火を噴いてしまったりで精神的にごちゃついてしまい、学校に行くのを躊躇うようになってしまいます。
ですが常識的な空気感や驚きつつも受け入れる周囲、好奇心はありつつも悪意のない同級生たちなど、独特ながらも優しい世界に助けられて馴染んでいきます。
「特別な事はないけど読んでしまう面白さ」「バトル漫画の休憩的な立ち位置でありがたい」などの声があり、早くも大人気です。
ワンピースの元四皇の退場直後に連載が始まったので、カイドウの生まれ変わりではないかというネタも生まれています。
そんなルリドラゴンですが、7月25日に6話が掲載された後に来週の休載が発表。新連載の休載にもう休載するのかという声が見られます。
開始間もなく休載が連続している
ジャンプでは最近ではワンピースやハンター×ハンター、呪術廻戦が休載するなど、休載作品が多いイメージを持つ方もいます。ただワンピースは長期連載の中で殆ど休載したことがありませんし、その他の作品も連載が続く中で作者が体調を崩し、それに伴う休載と言えます。
ルリドラゴンは連載開始6話目なのですが、5話が掲載された後に一度休載し、6話で再開した次の週に再び休載となっています。
なぜ休載が連続しているのか
下記ではルリドラゴンが休載が続いている理由を紹介していきます。
作者体調不良は問題視されており休載が取れる事を歓迎する声も
公式にはルリドラゴンの休載理由を作者の体調不良としています。週刊連載のマンガ家は、毎週毎週原稿を仕上げる非常にハードのスケジュールとされています。
アシスタントの中には環境がブラック過ぎて漫画家先生を深く恨んだ、なんていう人が出ている程です。ハンター×ハンターの冨樫先生も長い連載生活の中で腰を痛め、座って作業をする事が困難な状況に陥っているとされています。
こういった過酷な職業であるため、ルリドラゴンの作者である眞藤雅興先生についても、体調不良が理由の全てではないにしても原因の1つとしては大いに考えられるでしょう。
連載前に3話描いており週刊は厳しい説
ルリドラゴンは現在6話が連載されていますが、実は連載前に3話分書き溜めていたとされています。
そのため週刊連載が始まってから描いたのは、半分の3話分という事になります。途中にカラーが挟まっているとは言え、週刊連載としてはかなり遅いペースと言えるでしょう。
このことからルリドラゴンは週刊連載のジャンプ本誌で続けていくのは、執筆ペース的に難しいのではないかとの声も出始めています。
方向性を決めかねている可能性
ルリドラゴンは最初3話くらいは、ルリがドラゴンのハーフという事が発覚し、ルリハ戸惑いながらも、周囲に受け入れられていく経緯が描かれています。
ドラゴンと人間とのハーフで突如角が生えてしまったルリは、担任の先生に対して「私って学校きて大丈夫なんですか?」と問います。それに対して先生は「大丈夫だよ」「まあ普通の人間社会でもよくある事です。普通とは違う特性を持った人がいることなんて」「みんなもいろいろ思う所があるかも知れませんが。まあ仲良くやっていきましょう」と答えています。
ここまでで突如特異となった人が周囲と馴染んでいく様子が描かれており、短編作品として区切りをつけてもいいほどの完成度と言えるでしょう。
その後はルリの新しいドラゴンの特性が発覚していくという流れなのですが、このまま続けばルリがどんどん人ではなくなっていく様が描かれ続けると見られています。
直近のルリドラゴンについて編集部が最終回かと思ったという描かれ方もしており、今後の方向性を整えるために連載を入れつつ話し合いや調整が行われている可能性もあります。
ドラゴン覚醒バトル物を危惧する人も
ジャンプは人気が落ちた作品や方向性が分からなくなった作品を、バトル漫画として再生しようとする傾向があるとされ、それは漫画家や原作者を描いた作品であるバクマンでも言及されています。
キン肉マンのようにギャグからバトル漫画になって成功した作品もありますが、タカヤのように格闘技&恋愛ものからバトル寄りに転換し、結局異世界転生ものになるという迷走した作品もあります。
もしルリドラゴンがストーリーに行き詰った場合、編集部側からのてこ入れが入る可能性もあります。この時にルリ以外に覚醒したドラゴンのハーフが沢山出てきて、そのままドラゴンバトルものになってしまう事を恐れる声も出てきています。
アシスタントや体制を整えている可能性
ルリドラゴンの作者眞藤雅興先生は、2016年にTwin PeachでJUMPトレジャー新人漫画賞を受賞し、ジャンプ関連で4作品掲載しています。
ただいずれも読み切り作品で、連載作品はルリドラゴンが初めてです。そのため連載作家としての体制が整っておらず、他の仕事やアシスタント募集などの折り合いが未だついていない可能性もあります。
6話連載時という異例の早さのLINEスタンプ発売についても、連載以外の仕事を辞めるためやアシスタントを雇うために纏まったお金を得る目的があると考える方もいます。
その場合は休載して執筆体制が整えば、今後は安定した連載が見込めると見られています。
Twitter開設も話題に
ルリドラゴンは休載発表と共に公式Twitterが開設されて話題となっています。これは作者である眞藤雅興先生の個人アカウントではなく、集英社も関わっている作品のアカウントとして作られています。
公式Twitterでは休載を含めてお知らせの共有をするとともに、LINEスタンプが発売された事をアナウンスしています。
今後どういった情報発信をしていくのかは不明ですが、少なくとも連載6話目の作品のプロモーションとしては好待遇と言えるでしょう。
ロボコでもパロディされ作品終了の可能性は低い
ジャンプ連載中のギャグマンガ「僕とロボコ」ではドラゴンボールや呪術廻船、ドラえもんなど様々な作品のパロディが人気です。
僕とロボコは人気作品のパロをする事が有名で、逆に言えば僕とロボコでパロディされれば間違いなく人気作品なんという方もいる程です。
そんな僕とロボコで、1話まるまる使ったルリドラゴンのパロディがされて話題になっています。これは読者のアンケや反響、編集部の空気などを把握している宮崎周平先生が大掛かりなパロディに値する作品と判断したと見られています。
ルリドラゴンが休載が続いている事で打ち切りを懸念する方はいますが、こういった他の先生からの評価や編集部からの好待遇もある事から、簡単に打ち切られる作品ではないと考える方が主流です。
ジャンプ+に移る可能性も
ルリドラゴンで休載が続いている正確な理由は不明ですが、執筆速度の関係で週刊連載が難しい可能性もあります。
その場合は休載を挟みながら連載を続けるか、週刊連載でないジャンプ+やジャンプSQなどの別誌に移る可能性もあるでしょう。
ジャンプ+に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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